その2


さて、これから、部屋を出て、市内見学へ行きましょう。

市内にて
先ずホテルを出て、メトロの入り口を探します。
街にいたおまわりさんに聞いてみましょう。

すみません、この辺で一番近いメトロの駅はどこですか?
Excusez-moi,ou est le station de metro pres d’ici? (エクスキュゼモワ、ウエ ル スタシオン ドゥ メトロプレ ディッシ?)
これで充分。(ル スタシオンも省いても全然OK!)
するとおまわりさんは、まっすぐ行って左にあるよ!
Tout-droit, et a gauche ! (トゥドロワ エ ア ゴシュ)と教えてくれます。 この、 tou-droit a gauche 、そして a droite という3つの表現まっすぐ、左に、右にという表現はよく使いますから、覚えておきましょう。
そしてメトロに乗車。このへんは たくママさんのホームページ に詳しく記載されていますので、割愛します。そして目的の駅に着く。ここではシテ島のノートルダム寺院に行くことにしましょう。
カメラを持ったあなた。ノートルダム寺院と一緒に写真を撮りたい。誰かに頼みましょう。そこにいるご婦人に頼むことにしましょう。

すみません! 写真を撮っていただけませんか?

と聞きますよね、普通。で、ガイドブックなんかを見るとやけに長い文章が出ていたりします。そんなの不要。ここは簡単に・・・・
Excusez-moi madame, c’est OK le photo pour moi ? (エクスキュゼモワ マダム、セ オッケー ル フォト プール モワ?)こんなので充分。“OK”は公用語です、はい。もしくはカメラを差し出して、 C’est OK ? (セ オッケー?)で充分意思は伝わります。ここで、そのご婦人はカメラを片手に、先ほどの文章でも使った、右、左と指示を出すかも知れません。そして撮ってもらったら、 merci! の一言は忘れずに!

余談ですが・・・・フランス人に限らず、ヨーロッパの人にお礼をする際、ペコペコお辞儀をするのはやめましょう。あれは日本だけの作法。ヨーロッパでやると、完璧にバカにされますよ。

さて、この二つの文章に共通して出てきた表現、そう Excusez-moi ですね。これは英語のexcuse meと同じです。人に何かを頼むときや、謝罪の気持ちを表す時に使います。また同じ謝罪の気持ちを表す時、フランス人が良く使う表現に pardon! というのがあります。これは日本語で言うと、失礼! くらいの意味合いでしょうか。電車でちょっとぶつかったりした時に使います。ただ、電車で人の足を踏んでしまって、相手がけっこう痛そうだったりすると、この pardon ! よりも Excusez-moi を使うべきです。日本語でも“失礼!”よりは、“ごめんなさい!”の方が謝罪の気持ちは大きいですからね。

さて、ノートルダム寺院をゆっくり見学しようと、中に入ります。すると小学生くらいの子供たちがはしゃいでいます。そんなとき、人差し指を口にあて、あなたはその子供たちに Silence ! (シランス!)と一声かけましょう。綴りからも分かると思います。そう、“静かに!”ですね。逆に言われないように自分でも気をつけましょう。寺院の中は静かにすごさなくてはいけませんが、たまににぎやかな子供達がいたりします。そんな場合は、その子供達に Taisez-vous !! (テゼ ヴ)と言いましょう。“お行儀良くなさい!”という表現です。
子供が一人だったら Tais-toi ! (テ トワ!)と言います。フランス語の二人称は、まったく同じ vous という言葉で、“君達!”という複数と、“あなた”という単数を意味しますので、使い分けには注意!

さて、そろそろお腹がすいてきました。
レストランに行きましょう。

続きは次回。

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