葉山まなびや物語

葉山まなびや物語

スポコン



毎週土曜日の9:30~11:30が活動時間です。

場所は、月のだい1,3,5週は一色小学校尾体育館、

2、4週は長柄小学校の体育館が活動場所です。


運動あそびを通した身体能力の向上とコミュニケーション力のります。

基本的な運動種目として「タグラグビー」を行いますが、

夏にはプール、冬には駅伝の練習など、季節や行事に合わせた様々な運動を行いながら、

年齢の違う体力的にも差のある子ども達が、どうやったら楽しく活動できるかを

考えています。

しかし、最近は、そこは大きな問題ではなくなりました。

仲間のかかわり合いが豊かなコミュニケーション力も向上しさせていきます。


参加は小学校1年生から入会できます。


第25回葉山町民駅伝大会(葉山駅伝2010)が開催された。2010年1月25日開催。

この大会には毎年出場してきた。(3年目)

1年目は選手の一人として出場。

昨年、今年は大会の役員として参加した。

今年は6年生2名、5年生2名、3年生1名で初めて「小学生男子」
に出場した。
そして、ファミリーの部にも1チームがエントリー。

スポコンの子ども達はどちらかというと運動に消極的な
子ども達。

運動が苦手であるという子もいれば、運動は好きだけど「スポコン(根性)的」

なことは苦手だという子もいる。





だから、このような「大会」には、運動能力の面でも意識の面でも一歩引いてしまう
ことが多い。いや、だから大人の側で引っ張っていかないとでられない。

しかし、今年の大会は子どものエネルギーのすごさを感じた。

小学校2年生の終わりからスポコンに入ったT君、

今年は6年生。丸4年、運動あそびをしてきた。

去年までは「自分は応援です」と言って走ろうとしなかった。

正直、体力的にも他の子との力の差は明白で、こちらとしても無理に

「出なさい」とは言えなかった。

しかし、今年は6年生だ。

小学校最後の学年という思いもあったのだろうか、

すんなり走ることに同意。

ファミリーの部の第1区を力走した。



子どもは継続していればいつか花開く。


子どもの可能性には無限の可能性がある



という言葉が好きだ。


しかし、何もしないで「いつかはきっと」と待っていても

残念ながら子どもは変わらない。

何かをやり続けていくこと、

直接つながることでなくてもいい。

勉強のために勉強をということが必ずしも可能性を開く

ことにつながるとは限らない。

スポーツが勉強に、勉強が才能の開花につながることだってある。

重要なことは、「今できることに一生懸命」という姿勢を

つくることだ。

T君の可能性は4年かかって開花した。


チームとしても

駅伝3年目にして小学生男子の部にもエントリーした。









ソフトボールのチームや陸上クラブの子ども達にはかなわない

ことは明白だった(学年が小さいこともあり)

から、ファミリーの部で楽しんできた。


しかし、今年は6年生2名、5年生2名、3年生1名のチームで

挑戦した。

夢は簡単に叶うものではない、しかし、挑戦しなければ叶わない

というコピーがCMで流れているが、正にその通り。


そういう意味で今年はスポコンとしての挑戦の年だった。

結果、スポーツチームの子ども達にけして見劣りすることなく、

立派にやり抜いてくれた。


一つの種目に固執しない。

6学年が一つの集団で行う「運動あそび」と「スポーツレク」

この活動がスポーツチームの練習量にも劣らない

体力を備えていることの証明ができた。

7歳児は高学年の子ども達といっしょに活動することで

パワーを磨きマナーをぶ。高学年はエレルギーと優しさを身につける。

こんなサイクルがいつの間にか出来上がっていることに

自分ながらに驚いている。

同学年の子ども同士が同じことを学ぶから親は同じ結果を求めたがる。

違う年齢の子どもがいろいろな活動をすれば、結果、その子に応じた

結果が出てくることは容易に納得できるし、

それが自然なのだ。

学校を全部そういうふうにするべきだとは思わない。

しかし、こういう活動が必要なことが改めて実感できた。


(2011年10月22日更新~)


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