葉山まなびや物語

葉山まなびや物語

NPO立の学校訪問記



あれから4年目に入っている。

これまでは、自分の考えを整理し、活動につなげるための土台づくりだった。

NPO法人を取り、活動の基盤を整え、「スポコン」からはじまり、「葉山まなびや」

という形にまとめてきた。


これからは、明確な方向性をもって、きちんと社会貢献できるような教育環境を
整え、そこで学んだ子ども達が確かな力をつけて巣立っていく実績を積み重ねていかなくてはならない。


先日9日に訪問した
北九州の平尾台四季の丘小学校が私の目指す一つの手本となる。
http://hiraodai4season.web.infoseek.co.jp/sikinooka.html





上の写真が全校児童。

1年生から6年生19名が在籍している。(この日は17名の出席だった)

希望者は寮生活ができる。

これが寮のの建物。



一棟に8名が寝泊まりできる。


全寮制で、総合学習が約半分の時間数を使って行われるカリキュラム。

国語、算数は必修だが、音楽、体育、図工などは「チョイス」と言って、選択しながら進めていく。

なぜこんな教育ができるか、それは北九州市が教育特区を取っているからだ。

葉山ではこのような教育はむずかしい。

教育委員会を巻き込んでいかないとできないからだ。

子ども達は「プロジェクト」に取り組んでいたが、やはり人数からくる「パワー」
は絶対的に不足する。

どこか、エネルギーがないのだ。

あと、この日の「数」の時間も全校一斉に行われていたが、電磁石をつくろうという
内容には驚いた。


学習の課題が低学年には難しいだろう。

できた電磁石を釣り竿にして「魚釣りゲーム」をする計画らしい。低学年は
電磁石よりも魚作りの方に流れていったのは仕方がない。

魚釣りの時に「数」が出てくるのだろう。

体系的に学ぶことも必要だと思った。



この日友だちになった「あきら君」の成長を願いつつ、またお忙しい中
見学を受け入れてくださった吉野理事長をはじめ、職員のみなさまに感謝します。

(2008年6月)



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