-鈴白の自由詩-

グロリアスレボリューション





胸を張って誇れるモンが自分にどんだけあるのかって?
名前と誕生日とキュートな指紋ぐらいあれば充分だろう
そいつを さぁ 精一杯の大口で耽美に語ればいい
ステージライトなんてダイナモで充分だろう

呼吸をしてんだ世の中のスミ 小さく でも確かに
言葉にするんだ ホラ いつまでつけてんだいその自前の手錠を


グロリアスレボーリューション
その手で何を掴むんだい?
殴るんだい? 何を掲げ上げるんだい?


弱音という名の地雷原を最短距離で走ってこい
自信という名のスーツは大層丈夫な造りだから
凡人の一般論はアイロンかけて送り返せ
震えてるのかい? そいつは武者震いだろう

呼吸をしてんだ世の中のスミでもちゃんとわかるようにそれを叫ぶんだ
ネェ いつになりゃ気付くんだい? カギも自前だろう?


グロリアスレボーリューション
その目は何を見てきたの?見ていくの?見いだすの?
グロリアスレボーリューション
その耳に何が聴こえるの?
「I'm a loser」?願わくば「We are the champion」?


実は飛べるんだその気になればそりゃもう遠くへ!
放り投げるんだ その外したばっかりの
エラい頑丈に造っちまった自前の手錠をさ


グロリアスレボーリューション
意外にもリッパな自分を 自由気ままに逃がしてやれ

グロリアスレボーリューション
なんだコレ オレにもついてるじゃねぇか
エラく頑丈な自前の手錠さ

グロリアスレボーリューション
まいったな コレ
とれねぇしよ カギも多分失くしちゃった

グロリアスレボーリューション
こういうケースもあるという
リアリズム そんな目でオレを見んな





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