81歳のブログ

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2012.03.08
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高野秀行氏との最初の出会いは11年前の「極楽タイ暮らし・・「微笑みの国タイ」のとんでもないヒミツ」(ワニ文庫)である。

2001年4月からタイのチュラロンコン大学で客員教授をすることになり、とにかくタイを知るためにタイに関するいろいろの本を読んだ。本書は高野氏が早稲田大学の文学部卒業後タイはチェンマイ大学で日本語の先生をした時の経験を大変面白く書いた本だという印象があった。「極楽タイ暮らし」は2000年に刊行されたので、そのすぐ直後に読んだことになる

面白おかしく書かれていたという印象だが、何か本質的なことが含まれていて、タイを知るには良い本だと印象が残っていた

「ビルマ・アヘン王国潜入記」を読んでみようと思ったきっかけは、バンコクのHISで手に入れたフリー・ジャーナルにバンコク北部、チェンマイ、チェンライ、メーサイなどの観光案内の記事で触れられていたからである

本は桑名市図書館で借りた。すでに、表の書棚にはなく、書庫にしまいこまれていた。最初、本書は「極楽タイ暮らし」の後に書かれたものだと思っていたのだが、よくよく両書の出版日を見比べてみると「ビルマ・アヘン王国潜入記」の方か先に出版されている

今、このブログに書こうとして、「極楽タイ暮らし」の裏表紙を見たら、そこには既に「ビルマ・アヘン王国潜入記」が高野氏の著書として紹介されていた

と、まあ、そんなことは枝葉末節で、本書の印象は。。の一語に尽きる。

開高健氏の「ベトナム戦記」や近藤紘一氏の「サイゴンのいちばん長い日」に勝るとも劣らないすごい内容だと思う。ビルマ(ミャンマー)の中国との国境にある少数民族ワ族の村で7ヶ月、アヘンの種まきから採集までを経験したお話である。もちろん、村の生活や少数民族のおかれている政治的環境なども想像を絶する。

ミャンマーというと、日本人の知っているのはアウンサン・スー・チーとか、アヘンとか、少数民族とか、軍政の国だという程度である。そして、軍政と少数民族との戦争が絶えないということも知っている。ただし、ミャンマー軍政と少数民族の争いは日本の新聞やTVで言われているほど簡単ではないことが本書を読むとわかる

この「ビルマ・アヘン王国潜入記」は大宅壮一ノンフィクション賞をもらってもおかしくない本だ
と思うのだが。皆さん、是非読んでみてください





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最終更新日  2012.03.08 09:04:49
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