乱読してます。(new!)


ちょっと児童文学や恋愛小説なんかに傾いてるけど…
一応国文学科の学生なので純文学なんかも読みます。
今は卒論終了で浮かれているため、ファンタジー・児童文学中心でいきます。
まぁ、覗いてみてやってくださいな☆

■「なっちゃんの秘密」

■「二人の紅茶王-リプトンとトワイニング-」

■「哀しい予感」:吉本ばなな

■「とかげ」:吉本ばなな

■「ホビットの冒険」:トールキン著

■「指輪物語」:トールキン著

■「りんご畑のマーティン・ピピン」:ファージョン著

■「白鯨」:メルヴィル著

この話に出てくる一等航海士スターバックが、スターバックスコーヒーの名前の由来となった人物。
でも、特に彼がコーヒー好きだった訳ではないみたい(笑)。白鯨(モービィ・ディック)に足を奪われ、
やや狂乱状態の老いた船長エイハブに唯一まっとうな意見をもって反対するのがこのスターバック。
まぁ、最後には(語り手イシュメールを除いた)みんな海の藻屑になっちゃうんだけどね…
一応スタバで働いているからには、と思って読んでみました。


■「ジェニィ」
 ポール・ギャリコ / 新潮文庫

あらすじ:
ロンドンに住む10歳の男の子、ピーターは交通事故に遭った拍子に真っ白な雄猫に変身してしまう。
あてどもなく彷徨ううちにピーターはジェニィという上品なかわいい雌猫と出会い、一緒に暮らし始める。
ピーターとジェニィの感情が友情からだんだん愛情へと変わってゆき、そして…

感想:
ジェニィの献身的な愛に思わずほろり。こういう関係いいなぁ、って思いました。
ぶっちゃけ「白い犬とワ○ツを」なんかより全然いいです。


■「キャンディ・キャンディ」
 いがらしゆみこ / なかよしコミックス

あらすじ:
キャンディはアメリカの孤児院で育ったけれど、明るく元気な女の子。
親友アニーと別れ、寂しい思いをしていたとき励ましてくれた「丘の上の王子様」を心の支えに生きていた。
意地悪な兄妹(ニール・イライザ)の話し相手になるために引き取られていくが、あまりの理不尽さに挫けそうになるが
アードレー家のステア・アーチー・アンソニーと仲良くなり、丘の上の王子様に似ていたアンソニーに恋をする。
キャンディはアードレー家の正式な養女になるが、アンソニーは事故で死んでしまい、
家族の非難と悲しみのあまりにキャンディは孤児院に戻る。
しばらくしてアードレー家の総長ウィリアムおじさまの命でイギリスの学校に行くことになり、イギリスへ渡る途中の船で出会ったテリィと恋に落ちる。
しかしイライザの計略により二人の仲は引き裂かれ、テリィは学校を退学し、俳優の道を目指す。
キャンディもアメリカへ孤児院へ戻り、看護婦になる決心をする。
俳優になったテリィと再開したキャンディだが、テリィに思いを寄せ、彼を助けるために自分の足と女優生命を犠牲にしたスザナのために身を引く。
絶望と孤独のなか、看護婦の仕事を続けるが、ひょんなことからキャンディに嫌がらせばかりしていたニールが親の権力を使ってキャンディとの婚約を迫る。
婚約を解消してもらおうとウィリアムおじさまの居場所を探し当たキャンディが見たのは…

感想:
あらすじ書くのって難しい…(汗)
実際は、書けなかったストーリーの方に涙しました。愛にもいろんな形があるんだな、なんて思ったりして。
しかもキャンディ、いろんな人に好かれまくり。キャンディの恋は実らなかったけど、ニール以外はすべてやさしくてかっこいい人ばっかり…うらやましいっ。


■「天地有情」
 土井晩翠 / 岩波文庫

感想:言わずと知れた土井晩翠の詩集です。私はこれを読んで初めて「荒城の月」が彼の作だということを知りました。
どうした国文科、という感じです。まだまだ未熟者ですね(苦笑)


■「こわいものなんて何もない」
 ジャン・マーク著・三辺律子訳

あらすじ:短編集。表題作の「こわいものなんて何もない」は、親に過保護に、無菌状態に育てられた男の子が一日だけ母親の都合で母親の友人の家に預けられる話。
その家の女の子と公園に遊びに行って、男の子が体験したものは・・・!

感想:イギリスで人気な作家、らしいけど…児童文学だというけれど…なんだかブラックです。
人によっては、話のオチに「にやり」とするかもしれません。でも、私は「うーん…児童文学?」って思いました。


■「ねこたちの夜」
 ブルース・イングマン著・江國香織訳 / 小学館

あらすじ:ねこたちって、人間が寝ちゃったあと何してると思う? さんぽ?ネズミとり?それとも木登り?
残念でした!ねこが賢いのにはちゃんとワケがある。さてさて、なにをやってるんでしょう?

感想:へぇ!ってかんじでした。そうか、猫は毎晩あんなことやってるから日中はあったかいところでうとうとしてるのね。


■「おおきなねこのクロとちいさなねこのシロ」
 にしまきかやこ / 偕成社

あらすじ:おばさんのところには黒い地に白いブチが少し混じった猫がいました。名前はクロ。そのうち白い地に黒いブチが少し混じった猫がやってきました。
おばさんはその猫をシロと名付けました(どっちも白黒なのに!)好奇心旺盛なシロを最初は疎ましく思っていたクロですが…

感想:↑のあらすじ読むと話を勘違いされそうな気がするけど…かわいい話でした。わたしは「せんそう」の話が気に入りましたvv


■「99ひきのりゅう」
 バーバラ・スレイ著・五頭和子訳 / 福武書店 

あらすじ:眠れない夜、わたしたちは普通ヒツジを数えます。
眠れないベンとベスもおとうさんに「ヒツジでも数えなさい」と言われますが、男の子のベンがりゅうを数えてしまったから大変なことに!
ベスの数えていたヒツジたちを助けるために、お互いがお互いを数えます。「ベンが一人!」「ベスが一人!」

感想:「戦いは、力の強い者が勝つわけではない」というヒツジの長老の台詞が印象的でした。でも、挿絵のりゅうは「これがりゅうなの?!」って感じでした(笑)
ヒツジはヒツジで「たいへん・だ・ああ・あ・あ」って感じです(どんなだ。)


■「ネシャン・サーガⅠ ヨナタンと伝説の杖」
 ラルフ・イーザヴ著・酒寄進一訳

あらすじ:ネシャンとは、「涙の地」の意味。裁き司の象徴であり、万物の神イェーヴォーの力の宿る杖ハシェベトをひょんなことから手にした少年ヨナタンは、
第七代裁き司ゲシャンのため、第六代裁き司ゴエルに杖を届けにゆく。
ちょっとエンデの「はてしない物語」っぽい。足の不自由なジョナサン少年の夢の中でヨナタンが冒険している。(ジョナサン=ヨナタン)

感想:読み応えのある作品でした。あとがきに、「ドイツでエンデに次ぐファンタジー作家」みたく書いてあって、なるほどね、って思いました。
イェーヴォーってのはきっとイエスのことなんじゃないのかな。ネシャン誕生のくだりも旧約聖書の「創世記」みたいだったし。


☆すいません、ここから読んだ本の列挙になります…☆


■「チョコレートの本」
 ティータイム・ブックス編集部編 / 晶文社


■「砂の女」
 阿部公房著 / 新潮文庫


■「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
 村上春樹著 / 新潮文庫


■「桜の園」
 チェーホフ著 / 新潮文庫



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