アメリカ人て、ワガママ?


いうものを迫られる国である。

・・・書き出しはカタイがなんてことは無い。
食べ物の話である。(なんだ、大げさな)

例えば、レストランに行ったとするでしょ。
サーバーがやってきてオーダーをとる。

メニューの中から食べたいものを選ぶ。
ここまではどこの国でも同じことだろう。

しかし、アメリカのオーダーはここで終わらない。
サーバーは矢継ぎ早に訊いてくるだろう。

「スープの種類は何にしますか?」
「サラダの種類は何にしますか?」
「ドレッシングはどれにしますか?」
「パンの種類はいかがでしょう?」

腹ペコで飛び込んだ挙句に、
満席でもう散々待たされた時なんか、

「ええい、つべこべ言わずに何でもいいから
持ってこいってんだ!」

と、テーブルがちゃぶ台だったならば、
ひっくり返したい心境に陥る。
(そんなレストランはどこにもないが・・・)

さらに、これがうちの夫の好きなジャパニーズ
ステーキハウスになると数倍メンドクサイ。

一応、アペタイザーから始まってデザートで〆る
「コース風?!」になっているので、

「えーと、フィレステーキとシュリンプコンボ、
スープはチキンコンソメ、サラダはグリーンで
ジンジャードレッシングを横に添えてね、
そうそう白いご飯にしてね、焼き飯は嫌いよ、
えっ、ステーキ? そうね、ミディアム焼きで。
デザートは抹茶アイス、ゼイゼイ・・・(息切れ)」

どう? 「じゅーげむじゅげむ、ごこうのすりきれ、
~~~~~~~中略~~~~~~~(ウロ覚え)
ぽんこぽなーのちょうきゅうめいのちょうすけさん」

なみに長くない?(比べる対象かなりズレてる?)

とにかく、選択はいろいろなところに転がってる。
スーパーに食料の買い物に行けば、
「袋はプラスチックにしますか、それとも紙袋?」

銀行で、ちょっとまとまった額を下ろそうもんなら、
「100ドル札がいいですか、それとも20ドル札?」

しかし、ここで特にこだわりも無いからといって、
「あっ、別にどっちでもいいですぅ~、テヘッ」
などと、答えてはいけない。

相手は、「なんと主体性の無い人だ」という目で
見るだろう。

アメリカ人は、つねに自分の意見を選ばないと
気がすまないようにできている。

私も、こっちに来て英語に慣れるまではとても
面倒くさい思いをしたけど、今となっては慣れね。

一見、わがままに聞こえる選択の仕方だけど、
好きなものが好きなように選べるってのはいい。

あれっ、アメリカ生活してる私もいつのまにか、
「お水は、氷をいっぱい入れてレモンは脇に」
なんていうサーバー泣かせのオーダーしてる。

馴れっていうのは恐ろしい・・・・



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