先日 1月7日朝刊の文化欄に紙芝居の記事が載っていることを
医療コンサルタントのすずたけ先生のFAXで知りました。
さらに、先生の今日のブログとFBではその記事と共に デイサービスさくらんぼの紹介がありました。
2015年1月7日日本経済新聞 文化欄に
介護紙芝居研究家 遠山昭雄さんの
「追憶の紙芝居 介護に潤い」
◇高齢者向け作品を制作、施設で普及活動◇
という記事が掲載されました。
昨年、千葉県松戸市のデイサービスさくらんぼさんで
手作りの紙芝居をして
利用者さんに楽しんでいただいたという
お話を伺っていたので
高齢者のことを考えると
同じような方向性になるのだと感心しました。
遠山さんの記事から
市販の紙芝居は子供向けが多く
高齢者向けのものがほとんど無いこと、
介護施設の職員として
レクリエーションの時間の
良いアイデアを探していたこと、
など書いていらっしゃいます。
記事より引用
ボランティアに頼らずに職員自身が上演することの大切さを訴えている。普段は世話をする/されるという一方的な関係が、紙芝居をきっかけに双方向的なものになる。介護紙芝居は最後まで演じなくてもいい。見ているうちにお年寄りから何か話が出て、途中から雑談になっても一向に構わない。
介護の場に生き生きとしたコミュニケーションが生まれることは、職員にとっても大きな意味がある。
紙芝居を見てしんみりした感情に浸ってもらうのもいい。反対に、あっはっはっ、と笑ってもらうのもいい。作家のやべみつのりさんと作った「とばしっこ」という作品がある。これは子供の姿をした3人の神様が木に登って「せーの」と、おしっこをする話だ。お年寄りにとっておしっことうんちは切実な問題である。トイレが間に合わなくたって、そんなことおおらかに笑い飛ばして元気に暮らしてほしい。そんなふうに私は思うのだ。
介護の現場で働いていらっしゃる若い職員さんに
ぜひ、高齢者の記憶にある楽しいことや
思い出をよみがえらせるレクリエーションを
考えていただきたいと思います。
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