ゎくゎく(○゚ε^○)ν♪

ゎくゎく(○゚ε^○)ν♪

さびしいかしの木。



【さびしいかしの木】



山の上の一本の寂しい寂しい樫の木が

遠くの国へ行きたいと

空行く雲にか頼んだが

雲は流れて消えてしまった

雲は流れて消えてしまった


山の上の一本の寂しい寂しい樫の木が

私と一緒に暮らしてと

優しいが風に頼んだが

風はどこかへ消えてしまった

風は何処かへ消えてしまった


山の上の一本の寂しい寂しい樫の木は

今ではとっても歳をとり

微笑みながら立っている

寂しい事に慣れてしまった

寂しい事に慣れてしまった


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