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2006年06月19日
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カテゴリ: 日々雑感
today diary



先週末の土曜日、昼前に家を出て駅へと向かう。
今回は車は使わずに電車で途中まで行き、そこからはハイキングの予定である。
京成電車に乗り、葛飾 柴又駅で降りる。
そこは寅さんで有名になった 「帝釈天」 です。


寅さんの映画で、さくら役の倍賞千恵子が柴又の駅ホームまで見送りに来ていたシーンを思い出す。
改札を抜け真っ直ぐ行くと参道を抜け、暫く歩くと江戸川の河川敷に出る。
今は



矢切の渡しに乗り江戸川を渡ります。
昨日の雨で生憎、水は濁っていて水量も多い。

千葉県側に渡るのに10分とかからず、船着場から再び江戸川の土手に登り
そして 、「野菊のこみち」 の案内板を頼りに1.5kmも下矢切の高台に向かい歩く。
そこは 「野菊の墓 文学碑」 がある 「西蓮寺」 である。



15歳の政夫と二つ年上の民子との悲恋を描いた「野菊の墓」、

樹齢600年の銀杏の樹は数年前に切られ、ここにはもう見る事はできない。
でも、ここから見下ろす風景は今も昔もあまり変わりと思えた。



この日はこの「西蓮寺」を訪れたのは自分と娘、そしてスケッチブックを片手に文学碑文字を写取る人が1名。
亀有からハイキングで訪れたと言う、3名の全部で6名でした。

生い茂る木々の間から見る田園風景…、
刈入れが終わる晩秋 にでも、また散策したい気持ちになりました。


この時に撮った写真は 【四季徒然なるまま写真】 の梅雨~花便りNo5(菖蒲)&矢切の渡し&野菊の墓に載せてあります。
こちらからでも見れます→ 「花便りNo5(菖蒲)&矢切の渡し&野菊の墓」




伊藤左千夫の名作「野菊の墓」
江戸川の矢切の渡し付近の静かな田園を舞台に、世間体を気にするおとなに引きさかれた政夫と二つ年上の従姉民子の幼い純愛物語。


 崖の上になっているので、利根川は勿論、中川までもかすかに見え、武蔵一えんが見渡される。
 秩父から足柄箱根の山々、富士の高嶺も見える。東京の上野の森だと云うのもそれらしく見える。
 村はづれの坂の降口の大きな銀杏の樹の根で民子のくるのを待った。ここから見おろすと少しの田圃がある。
 色好く黄ばんだ晩稲に露をおんでシツトリ打伏した光景は、気のせいかことに清々しく、胸のすくような眺めである。
    ~伊藤左千夫著 野菊の墓より~



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最終更新日  2006年06月19日 06時52分12秒
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