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2012年06月14日
カテゴリ： カテゴリ未分類
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「かくれ目線のススメ」
（畑田洋行著 エール出版社）
http://www.amazon.co.jp/dp/475393117X/
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一般に、「出だし」の部分をサンプル原稿にします。
もし、出だしの部分に自信がなければ、
自信のある部分をサンプル原稿としてもよいと思います。
当方では企画書セットの作成をお手伝いさせていただいておりますが、
その作業のなかで、塾生にサンプル原稿を書いていただいています。
ところが、あまり大きな声では言えませんが、
出来上がった原稿のほとんどすべては、
まともに出版社に読んではもらえないような状態です。
そのまま出版社に送ったら、即アウトになるものばかりです。
一般に、出版社に企画を売り込んでも、
採用される確率はたったの０．３％程度にすぎません。
「きびしいなあ」と感じる方が多いとは思いますが、
当方に寄せられるサンプルを拝見すると、この数字もうなずけます。
はっきり申し上げて、１００点満点で２０～４０点くらいです。
６０点くらいの原稿が寄せられることもありますが、
それはごくまれなことです。
決して支離滅裂な文章というわけではありませんし、
文章が下手なわけでもありません。
しかし、出版社に採用されるという観点からすると、不十分なのです。
仮に６０点の原稿を書いたとしても、それでは採用されません。
出版社に採用されるには、９０～９５点の出来が求められます。
では、いったい何が足りないのか。
原稿は人それぞれなので一概には言えませんが、
多くの場合、端的に主張を書いていないことが大きな問題なのです。
このように言っても、漠然としていてイメージがつかみにくいと思います。
本来ならば、当方の塾生のサンプル原稿をお見せしたいのですが、
プライバシーの問題があって、残念ながらできません。
しかし、コツさえつかめば、
９０～９５点の原稿は書けるようになります。
要は主張を端的に、しかもコンパクトにまとめればよいのです。
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