ON PLANET EARTH

しょーちゃんの誕生 その2

プチッ
と音がして、破水した・・・・・その後から。


破水、最初は、恥ずかしながらおしっこかな、と。
でも出産本によると、破水した場合は自分で止めようにも止まらないらしい。案の定このちょろちょろも、一生懸命こらえても駄目でした。
これはやばい、と思い、横になりながらかかり付けの産院に電話。
「様子みて下さいね」とのことなので、(だぁって、止まんないんだもんッ)と言いたいのをグッと堪えて、10分程様子を見ました。
でも・・・・身体を動かすたびに、ドバッ!(失礼・・・・・)
うぅ~ん、駄目じゃん!
電話したら、すぐ入院の準備をして来て下さいと言われ、「え、入院するんですか!?」と聞き返した私。まだ実感が無かったんだよね^^; だって、お腹の張りはあっても、陣痛は感じなかったんだもの。

そんなこんなで、産院に向かう途中の私達は非常にのん気でした。
旦那さんも、「明日には帰れたらいいね~」なんて言ってたし。
産院に着くと、そこは眩いばかりのイルミネーション。その産院は、クリスマスから三が日までライトアップするのだそうです。綺麗だった☆
さて、産院に入って簡単な手続きを済ませると、助産婦さんの指示で分娩台に乗り、お腹に計器を付けてから軽い診察。

「・・・・・・子宮口が1cm開いてるね」
「えっ?」
「気付かなかったらしいけど、陣痛もうきてるよ」
「えぇっ?! ・・・・じゃ、もう産むんですか!?」
「そ」
動揺する私。いったん助産婦さんが出てった後、旦那さんが入って来ました。
「もう子宮口開いてるんだって~。もうすぐ痛いの来るって言ってた」
「は!? そうなの?」
現実味が無い二人。そこへ助産婦さんが、様子を見に戻って来ました。
「ん~・・・。赤ちゃんまだ寝てるみたいね」
「え、そんなの判るんですか?」
「心音が140前後だからね。もうすぐ出てこなきゃいけないから、起こすよ」
へぇ~と思う間もなく、助産婦さんは私の腹をがしっと掴み、左右にゆっさゆっさと揺すぶったのです!(>△<;)! なんて直接的な! まじで「うは~」と声出しちゃいました。

しかしそのせいか、ついにはっきりと痛みのある陣痛が来たのです。


以下、しょうちゃんの誕生 その3 に続く☆



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