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紅蓮’s日記
第一話
都心じゃないが田舎すぎず自然や寺院、城跡といった
観光名所がそろう有然町(ゆうぜんちょう)。
その有然町内の中心から少し来たにずれたところに有然駅がある。
その駅は自然豊かな有然町に似合うように少しレトロで赤い屋根が特徴で、
木製の小さめの駅である。
この駅を視点にして、北が町のシンボルの龍岳山(りゅうがくざん)と、
有然町を横断する有然川の源流にあたる昇龍滝(しょうりゅうだき)や
有然城跡や有然寺と観光名所が広がっている。
そして西には、古くから住んでいる地元の人の家や昔ながらの商店街、
東から南にかけてはマンションやアパートなどの住宅地や学校、
デパートなどが建ち並んでいる。
そんな有然町の昇龍滝の近くに大きな槻が立っている。
その下で平日真っ昼間から寝ている人がいる。
今は四月の終わり、木漏れ日がポカポカと暖かく、風はゆるやかで音は
滝の水が落ちる音と川の水が流れる音のみ。
実に風流で昼寝にはこれ以上のものはないと言えるほどに適した環境である。
名前は龍峰 龍太(たつみね りゅうた)
有然中学校に通う中学三年生である。
時間は一時十六分、平日中学生が学校以外の場所に居るのには
早すぎる時間である。
そうすると考えられることは限られる。
「またこんなところに居たのか。
たまには学校へ行ったらどうだ。」
龍太が目を開け、上を見ると老人が天に立って見えた。
「じいちゃんか・・・・。学校はいいよ。」
龍太はだるそうに体を起こして背中についた草を払って老人に体を向けた。
老人の名は龍峰 龍限(たつみね りゅうげん)昇龍滝の東にある
階段を登ったところにある木造で瓦屋根の家に龍太と二人で住んでいる
龍太の育ての親である。
その家は町のシンボル龍岳山の登山道の入り口に面していて、
休憩宿を経営している。
「学生が昼間からこんなところで寝ていてどうする。
そんなにいやなら毎日行けとは言わんが、せめて週三日は行きなさい」
龍限は優しく厳しい口調で龍太に言った。
龍太は黙っている。
ゆるやかな風が龍太を煽るように吹いた。
「わかったよ。じゃあ今から行ってくる。」
龍太はゆっくりと家へと続く階段を登っていった。
龍限は普段は優しいが怒ると恐い。
龍太はここでカミナリを落とされるよりは
学校へ行った方がマシだと決断した。
片道二十分の道のりを歩いて龍太は学校へ向かった。
「すいません。遅れました。」
龍太は学校に着くと三階の自分の教室「3-A」と書いてある
部屋に後ろのドアから入った。
ちょうど五時間目が半分終わり、
昼食後の睡魔と戦いながら必死に黒板の文を写しているところだった。
どこの学校でも見られる光景が、
龍太が教室に入ったとたんにその空気が一気に変わった。
空気が良くなったわけではなかった。
むしろ冷たくなった。
龍太が席に着くまでに挨拶を交わすものはいなかった。
まわりはコソコソ話をしている。
龍太には見慣れた光景だった。
もちろん龍太には何を言っているのかは聞こえない。
ただ龍太の心に突き刺さる一言が龍太の耳に入ってくるだけだ。
「化け物・・・・。」
龍太はこの空気と光景がいやになり、
学校へ行かなくなった。
別に最初からこうではなかった。
事件は中学二年の秋、学校に包丁を持った男が押し入ってきた。
学校中がパニックになっている中、龍太は一人、
男を取り押さえようと男に向かっていった。
しかし、相手は凶器を持った男である。
龍太は右胸を刺されて重傷を負った。
龍太にこの後の記憶はない。
気が付いたときには病院のベットだった。
しかし、龍太は意識のない中で、鬼人と化していた。
目撃者の証言だと、龍太は常人では考えられないスピードで
男につかみかかり、
男を押し倒し、その男を散々殴った。
一言も声を上げず、ただひたすら殴った。
そして、龍太は力つきたようにその場に倒れた。
まわりはただ見ているしかできなかった。
たった五分の出来事だった。
ここまでなら龍太は捨て身でみんなを守った英雄となることが出来た。
しかし、不可解な事実によって龍太は化け物になってしまった。
龍太が殴った男の殴られた跡がなぜかやけどになっていた。
しかも右手で殴ったところのみ。
龍太はあきらかに素手だった。
なのになぜ男がやけどを負うのか。
挙げ句の果てには龍太本人の記憶はなし。
この事件がきっかけで龍太は恐れられるようになった。
最初は一部の人だけであったが、今では大半がみな龍太を恐れている。
奴は
「化け物」
だと。
そのおかげで龍太は嫌がらせを受けるようになった。
犯人の分からない影からの嫌がらせだ。
龍太が学校へ行かなくなったのはこのためだ。
龍太は今日もだれとも話すことなく授業を終え、一人で帰宅した。
龍太が家の前についたとき、家の方からものすごい音がした。
その音はまるで何かが爆発したような音だった。音は家の庭にある物置の方からだった。
龍太は物置に向かった。
物置の扉は吹き飛んでいて大きな風穴があいていて、
あたりには砂ぼこりが散っていて視界が悪かった。
その砂ぼこりの中から男が姿を現した。
黒いスーツにサングラスの男だった。
手には物置の中にあった木彫りの龍を持っていた。
そして、その木彫りの龍を地面にたたきつけた。
木彫りの龍は粉々に砕けた。
龍太はこの男の行動は理解できなかった。
どう見ても人の家に不法侵入して器物を破壊しているただの変質者だった。
しかしこの跡信じられないことが起きた。
砕けた龍の破片から何かが姿を現した。
青、白、茶、黄緑の光の塊が飛び回った。
そして、その光の塊は徐々に角があり、牙があり、翼があり、尻尾がある生物に
それぞれ姿を変えた。
その姿はファンタジー映画によく出てくるドラゴンのような姿だった
「何故だ。この中には五体の龍がいるはずだ。
なのにどうして四体しかいない。」
と男は怒鳴り散らしている。
どうもこの四体の生物は龍と呼ばれる存在らしい。
しかし、そんなものが現実にいるはずがなかった。
あまりの不思議な出来事に龍太は目をうばわれていた。
「そこにいるのは誰だ。」
男は龍太に気が付いたようだ。
男は龍太に近づいてきて肩に手をかけ優しく龍太に語りかけた。
「ごめんな。目撃者は殺さなければいけないんでね。」
龍太はその声に恐怖を感じた。
龍太は五、六メートル吹き飛ばされた。
「なんだんだ。クソッ。」
龍太は起きあがった。
「おどろいた。俺の霊力破を受けて死なない常人がいるとはな。
今度は最大力の霊力破をぶつけてやる。」
男は右手の平を龍太に向けた。
手の平に青白いオーラのようなものが龍太には見えた。
今度はくらったらまずい。
龍太は逃げようとしたが一発目の霊力破のダメージが龍太の足を動かなくした。
よけられない。
龍太は目をつぶった。
ものすごい爆発音とともにまわりのものが吹き飛んだ。
しかし、自分は何ともない。龍太は目を開けた。
自分の胸から淡く赤い暖かい光があふれ出ている。
「俺の霊力破を遮断しただと!!」
男も驚いているようだ。
淡い赤い光は龍太の胸から抜け出ると塊となって龍太のまわりを飛び回り、
そして青、白、茶、黄緑の光と同様にこの赤い光も姿を変え、
真紅の龍が姿を現したのだった。
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