自閉症児と歩む★Ron' MaMa

自閉症児と歩む★Ron' MaMa

TakkyとRonのこと

Takkyは、1994年の真夏に生まれた7才の我が家の長男。
明るく積極的だけども、反面、気が弱いのが、母は気になります。
小さい頃から、甘やかせて育てたせいかワガママで手をやいて困っちゃう!
幼児の頃は、ブロックやパズル、トーマスが大好きで、2才児の時は、
電車の名前を数多く知っており、親をびっくりさせていました。
幼児って凄い!!

赤ちゃんのときから、私にべったりで姿が見えないだけで
大泣きする手のかかる赤ちゃんでした。
ただ、幼児の子育てで、最大の難関のオムツはずしは、期間は長かったけれども、
早くから、おしっこの感覚がわかる子だったので、3才のお誕生日前には、
とれました。うんちもぼぼ同時で、夜中のお漏らしも無く優等生。

公園デビューは、1才の時。それからは、冬以外は、せっせと近所の
公園に足を運びました。そこの公園は、同じマンションの子供達が
ほとんどで、案外簡単に友達ができました。ただ、なぜか女の子ばかりで
Takkyは、モテモテ。
目立ちたがり屋のTakkyは、公園にみんなが集まっていると、お尻をプリプリ
させて、みんなが笑ってくれるのを楽しんでいました。止めろっちゅうにぃ~!

幼稚園に入ると、弟が出来て兄貴になりました。
でも、赤ちゃんが邪魔でしょうがない様子で、平気で
おなかの上にのったり、いじめまくる毎日。
赤ちゃん返りは、“抱っこ”。
今だ、“抱っこ”癖は直らず、母は腰が痛いよう。

私の持病が悪化したために、年長になった4月にTakkyは、
Ronと一緒の保育園に入るために、幼稚園から保育園にかわりました。

今年の4月には、引越し先予定の地域の小学校に入学。
引越しをするまでしばらく私が車で片道20分の道のりを
毎日送り迎えしていました。
だから、Takkyは、転校をする必要なく最初から
小学校の生活を始めることが出来ました。 



Ronは、1998年の梅雨に生まれた3才の我が家の次男です。
マイペースで、おとなしい子です。ただ、動く動く。Takkyの小さい頃と
同じで、どこに行こうにも私はへとへと。
やっぱり、男の子の育児は、体力がいります。
Ronは、ブロック・パズル・ミニカーが大好き!
Takkyは電車派でしたが、Ronは、車派です。

赤ちゃんのころのRonは、よく眠ってくれました。眠たくなれば、
勝手に寝てしまうので、2人目ってやっぱり、楽だなあなんて思ったものです。
ただ、ある日突然、夜鳴きが始まりそれが何ヶ月も続きこちらは、
すっかり睡眠不足になってしまい体調が崩れてしまいました。
30代の育児は、やっぱりキツイよぉ。~
いま、思えばそれはただの夜鳴きでなく、睡眠障害
によるものだったのではないかと思っています。

1才過ぎても、言葉が出ず、バイバイやおつむテンテンも出来ず、
やっぱり、1才半検診でひっかかってしまいました。
2ヵ月後、市の保健婦さんが尋ねて見えて、Ronが名前を呼んでも
振り向かず、耳元で音をたてても振り向かないで遊んでいるのを
みて、気づかれたのでしょう。耳の聴力の検査と言葉の遅れのある
幼児が通う母子通園施設に入所することを勧められました。
でも、4月から保育園に通う予定になっていたので、
では、保育園に入れて様子を見ましょう!ということになったんです。
でも、給食はまったく手もつけず、昼寝もしない、保育室から、
ふらふらと園庭にでてしまったり、お兄ちゃんの保育室や
2才児の保育室へ一人で行ってしまったり、先生達をずいぶん
困らせていました。

そのころから、人と目を合わせなくなり、表情は無くなり、
タオルや服の袖を口に押し込み、ぐちゃぐちゃになるまで、
口に含むという癖が始まりました。
2才の誕生日を向かえ、言葉がまだ出ないということで園長先生
がひどく心配され、3人で市の児童相談所に発達テストにいったの
ですが、ん~、かなり遅れているじゃないか!
職員の人は、「個性」だからって言ってるし。まさか、「自閉症?」
病院で診ててもらったら、やっぱりそうじゃない!!

努力の甲斐あって、今やいつもニコニコ笑顔のキュートなRon
に変身!!言葉はまだ話せないけど、療育を受け日々ゆっくりですが成長してます。


2001/12/25UP


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