日常雑記~卓球とパソコンと、時々、英単語~

パソコン検定


パソコン検定試験(P検)は、学校教育と社会・企業に共通 する「ITスキル評価基準」を統合・体系化した資格試験です。

パソコン入門者からパソコン活用者、そして企業内の情報化推進リーダーまでのIT活用スキルレベルについて、9等級(6級含む)の人物像を想定し、客観的に評価し資格認定するものです。

またP検は、一般的なソフトウェア操作のみならず、パソコン知識、ネットワーク、モラルなど、IT活用スキル全般 をカバーした検定試験であるため、例えば「P検4級の合格者」であれば、企業入社時の基礎的なパソコン研修を必要としないスキルレベルとして、また「P検3級の合格者」であれば、社会人2~4年目相当であり、ITのエキスパートとしてネットワーク上の共有資源を活用して日常業務を迅速に遂行することができるスキルレベルとして証明することができます。

P検は、「公平」・「公正」・「中立」を基本コンセプトとしており、以下のような特徴を有しています。

<公平> 特定分野のソフトウェアや業種・業務を対象にしたものではなく、一般 的ビジネスシーンにおける全てのパソコンユーザーと、学校で情報教育を学ぶ全ての学生を対象として、総合的なIT活用スキルを評価し、資格認定するものです。
<公正> 企業活用現場の「生の声」、公的機関からの「公正・客観的な視点」を結集し、各分野における時流を踏まえた専門性を高め、且つ公正性を保った資格試験運営を図るため、産学公連携により運営されています。
<中立> 特定メーカーの特定アプリケーションについての検定試験ではなく、また、特定のハードウェアに偏ったり、制約を受けることも無く、企業や学校などで標準的に使用されているソフトウェアやOS、環境などから出題されます。

2002年度より、社団法人日本教育工学振興会(JAPET)より小・中・高校での情報教育の学習目標に合致した内容であるかについて、また、社団法人日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)より企業が必要としているIT活用スキルに合致した内容であるかについてご検証をいただきました。

4級ベーシック以上は、全国全都道府県に配置されたデジタルテストセンター(PASS認定試験会場)による、CBT(コンピュータ・ベイスド・テスティング)方式によるテスティングとなり、受験者のIT活用スキルをスピーディーに判定・証明いたします。(学校での実施はCD-ROMによる実施となります)

5級・準4級は、マークシート方式によるペーパーテストとなり、具体的なアプリケーションについての操作は問わず、パソコンの基礎知識やOSの基本操作、インターネットや情報モラルなどについて出題されます。中学校や高校などを中心に、情報教育の目標値として活用されています。



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