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なんだかなー・・・。久々に家にある漫画を読み返してみた。・・・ら、ハマッた。というのも先日、深夜にダラダラとテレビをつけていたら、「イタズラなキス」がやっていたためである。なんとなく気が向いたのでしまいこんでいたマンガをひっぱりだして読み始めてみたら、もうもうもう、とまりまへん。こんなに、素晴らしいストーリーだったのか、と新鮮な感動がありましたよ。琴子が、かわいすぎる・・・。なんでこんなに素直なんだろう。自分が傷つくのをかえりみず、好きな相手にぶつかっていく勇気。私に足りないのはこれだな、としみじみ反省。「バカだからってバカにしないでよね」こんなかわいい言葉がスラリと口から出てくるようになれたら、私もきっともっとかわいい奥さんになれるだろうに・・・。そして書店のコミックコーナーを、中高生におびえつつ、久々にぶらついてみたところ、NANAの19巻が平積みに。NANAは、12巻までは購入してあったものの、いつしか濃い内容に疲れ、遠ざかっていたことを思い出し、自宅にもどって読み返してみることに。結果、やっぱりハマッてしまった・・・。ほぼ10年前くらいからの連載なんだよね。この10年で、私は独身から1人の子を持つ親となった。立場が変わって読んでみると、感情移入する人物やストーリーの味わい方も変わってくる。また、かつては読みながらも謎に思えていた部分があっさりと読み解けるようになっていたりしたのには驚いた。何度読んでも、いくつになってみても楽しめるってのは、本当にすごい漫画なんだと思う。おそらく物語はそろそろ終盤に向かっている。作者は、必ずしも単純なハッピーエンドではない物語こそがリアルであるようなことを「7.8」巻で語っているが、私はやっぱり、現実が複雑な世にあるからこそ、単純に、みんなが幸せになれる物語を、空想の世界には求めてしまうなー。だから、重苦しくなるこの漫画をしばらく遠ざけていたのかもしれない。結婚して子供のいるいまの私には、男と女は、単純でありたい。時代錯誤と言われようと、愛する夫が、仕事に燃えて、生き生きとした人生を生きられる原動力となる家庭を築いていくのが妻の役割だと思う。夫が「帰りたい」と思えるような妻になることこそが、いまの私の課題だなー。だから、NANAの中の「ハチ」や、イタズラなキスの「琴子」に、私はすごくあこがれます。女は素直が一番かわいいのに、どーして、私は素直になれないんだろう・・・。こんなにも、「大好き」なのになあ・・・。
2008年06月04日