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2025.09.16
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カテゴリ: 福岡県
全国に7000社以上ある宗像神社、厳島神社、及び宗像三女神を祀る神社の 総本社 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の1つとして 世界遺産 に登録されており、福岡県宗像大社沖津宮祭祀遺跡出土品・伝福岡県宗像大社沖津宮祭祀遺跡出土品が 国宝 、境内が国指定史跡、本殿、拝殿、石造狛犬一対、木造狛犬一対などが国指定重要文化財にそれぞれ指定されている。

御祭神は市杵島姫神(イチキシマヒメノカミ)。沖津宮の田心姫神(タキリヒメノカミ)、 中津宮の湍津姫神(タギツヒメノカミ)辺津宮の市杵島姫神の三柱の神を総称して宗像三女神と号し、三宮を総称して宗像大社という。 三宮の総社として辺津宮は九州の本土に鎮座しており、市杵島姫神を祀っている。 皇室、国家を守る神として、また古くから道の神様として信仰されており交通安全、航海安全の祈願に参拝する人も多い。

伝承は日本神話から始まっており、日本最古の神社の一つとも言われている。 高天原での天照大神(アマテラスオオカミ)と素盞鳴尊(スサノオノミコト)の誓約で天照大神が剣を噛み砕き、息を吹きかけて生まれたのが宗像三女神と言われている。 天照大神より「歴代天皇をお助けすれば、歴代天皇が祀るでしょう」と御神勅を授かり、三女神が玄界灘の島々へと降り立ち、統治し始めたことが宗像大社の起源とされている。 宗像は日本における最初の国際港だったと言われており、海外との貿易や外交を果たすことにより、天皇が祀るとされていた。 国郡里制が施行されると宗像郡は神領として与えられ、当地の豪族であった宗形氏が神主として奉祀し、神郡の行政も司ることになった。宗形氏は後に宗像氏として武士となり、有力な国人領主となる。 戦国時代に入ると戦火に巻き込まれて宗像大社は度々破壊され、同時に宗像氏も衰退。しかし朝廷や武士の信仰も篤く、何度も再建を果たしている。本殿は1578年(天正6年)に大宮司の宗像氏貞が再建し、拝殿は1590年(天正18年)に筑前領主だった小早川隆景によって再建されている。 江戸時代に入ると、福岡藩の黒田氏からも崇敬された 明治時代に入ると廃仏毀釈によって鎮国寺が分離され、1871年(明治4年)に国幣中社に列し、翌年に官幣中社に昇格。1901年(明治34年)には最高位の官幣大社に昇格した 。太平洋戦争終戦後は境内が荒廃したが、宗像市出身で宗像大社を崇敬していた出光興産の創業者、出光佐三の寄進によって整備が行われた。 現在は​ 太宰府天満宮 ​、​ 宮地嶽神社 ​、​ 筥崎宮 ​などと共に福岡県を代表する神社として知られ全国から沢山の参拝者が訪れており、年間の参拝者数は100万人を超えている。

毎月1日と15日に月次祭が行われている(1月は15日のみ)。1月に歳旦祭、2月に節分祭、4月に春季大祭、7月に大祓式・夏越祭、10月に流鏑馬神事、秋季大祭、献茶祭、11月に西日本菊花大会、12月に古式祭、鎮火祭、大祓式・除夜祭など、年間を通して様々な神事・祭事が行われている。 中でも10月に行われる秋季大祭が有名で、祭事の初日に行われる「みあれ祭」では、辺津宮と中津宮の御座船2隻と地元の漁船約200隻が大漁旗やのぼりを掲げながら、大島港から神湊まで海上を進んでいく様が圧巻。宗像大社の秋の風物詩となっている 12月に行われる古式祭は特別な神饌を神前に祀る祭事となっており、800年以上の歴史を持っている。


大鳥居。参道入り口の正面鳥居。麻生太郎元首相の曾祖父で、炭鉱経営者で麻生商店の社長も務めた麻生太吉の寄進。




石灯籠。辺津宮の建造物の中では比較的に新しい。最近寄進されたものだろうか?


二の鳥居。


社号碑。




心字池。 中心に太鼓橋が架かり、池畔には藤棚も見られる。 たまに魚が跳ねて水音を鳴らしている。


太鼓橋。心字池の中心、参道の部分に架かる石造の反橋。


勅使館。天皇陛下や皇族、その勅使が参拝に来た際に滞在する場所。


祓舎。




手水舎。 柄杓が置かれておらず、直接水を受けて清めるようになっている。


神門。大正時代に再建されたもの。 扉に菊花紋が見られる。




銅製狛犬。神門の両脇に一対が置かれている。




拝殿。国指定重要文化財に指定されている。切妻造妻入で杮葺。宗像宮と書かれた神額が掛かっている。 1557年(弘治3年)に焼失し、その後1590年(天正18年)に筑前国の領主であった小早川隆景によって再建されたもの。




本殿。国指定重要文化財に指定されている。五間社両流造で杮葺、朱塗りとなっている。ここに市杵島姫神を祀る。 拝殿同様、1557年(弘治3年)に焼失し、1578年(天正6年)に第80代大宮司の宗像氏貞が再建した。


授与所。 前述の通り道の神様である為、様々な種類の交通安全の御守りやステッカーがあり、他にも神札や御朱印帳などの授与品がある。


儀式殿。 結婚式などの催事の時に使われる。


末社群。 本殿を囲むようにして、22の社殿に121の末社が鎮座している。 現在の社殿は江戸時代前期に整備されたもの。 国郡里制が施行されて宗像は九州で唯一、神郡に定められ、神郡の領域は現在の宗像市、福津市を中心に遠賀郡、鞍手郡、粕屋郡の一部にまで広がり、それぞれの地域に祀られた神を集合奉祀したのが現在の末社群となっている。 本殿を囲むようにして末社が並ぶその様は、各地域の神が宗像大社を総氏神として仰いだことを現在に伝えている。写真の末社は左から仮宮、大神神社、貴船神社、津加計志神社。


正三位神社、和加神社、孔大寺神社、国連神社、浪折神社、宮田若宮神社。


宇生神社、政所神社、百大神社、二柱神社。


藤宮神社、稲庭上神社、妙見神社、千得下符神社、祇園神社。


織幡神社、牧口神社、御鑰持神社。これら末社の他に、境外神社の王子神社、浜宮社がある。

福岡県宗像市 『宗像大社 辺津宮②』 ​へ続く



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最終更新日  2025.09.20 18:00:42
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