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2022年02月06日
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令和4年2月6日 こんにちは。2月3日に、冬と春の節目の「節分」を迎え、2月4日より、季節は二十四節気「立春(りっしゅん)」の初候、第一候の「東風解凍(はるかぜこおりをとかす)」入り、春の兆しとなる風が冬の氷を解かし始める時期に入りました🍀

昭和26年 歌会始 お題「朝空(あしたそら) ​​ ​​
​​ ​​ ​​ ​​ 天皇陛下御製:淡路なる うみべの宿ゆ朝雲の たなびく空をとほく見さけつ
皇后陛下御歌:月かげもあはくのこりてあさみどり すがすがしくもあけそむるそ ​​ ​​ ​​

引用資料 ​​ ​​ 宮内庁ホームページ「皇室に伝わる文化 歌会始 お題一覧」より: https://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/odai.html


【2月4日 二十四節気「立春」初候「東風解凍」入り。2月3日の冬と春の節目「節分」が過ぎ、春に入り春の風が氷を解かす時期となりました】 ​​ ​​ ​​
​​ ​​ 【「立春(春の季語)」の例句】
幾度も 春立つ暦 見上げたる  阿部みどり女(あべ  みどりじょ) ​​ ​​
瘤多き 木に立春の 日影さす  百合山羽公(ゆりやま うこう) ​​

引用資料 ​​ ​​ ジャパノート ー日本の文化と伝統を伝えるブログー「立春の俳句 30選 ー春立つー」より: https://idea1616.com/risshun-haiku/


画像:ウェザーニュースより ​​ ​​

 節分を過ぎるといよいよ、春の入り口で春「立春(りっしゅん)」の初候、第一候の「東風解凍(はるかぜこおりをとかす)」入り。「立春」は旧暦でいうと、1年の始まり。よく年賀状で「新春」「初春」「迎春」と書いてありますが、これは、旧暦の立春が1年の始まりだったから、その名残だそうです。「春が立つ」と言う事で、この時期から、冬の寒さはピークを過ぎ、「東風(こち)」という風が吹き始め、「三寒四温」の始まり、寒さと暖かさが交互にやってきて、徐々に春の暖かい風が、冬の氷を徐々に溶かし、春本番に入っていきます。

参考・引用資料 ​​ ​​
​​ ​​ ​​ 和ごよみと暮らしによりそう工芸品 暮らしのほとり舎―Blog-「二十四節気「立春 (りっしゅん)」より:​ https://www.kurashi-no-hotorisya.jp/blog/4seasons-things/24seasonal-terms/spring_begins.html
​​ ​​ ​​ 植物と暮らしを豊かに LOVEGREEN by StroboLight「立春(二十四節気) ~2022年はいつ?暦のある生活」より:​ https://lovegreen.net/lifestyle-interior/p155024/
【「東風(春の季語)」の例句】 ​​ ​​ ​​
明日晴れる ための強東風 夜半を吹く  稲畑汀子(いなはた  ていこ) ​​ ​​
あをあをと 東風波立ちて 月いづる  松村蒼石(まつむら そうせき) ​​ ​​

引用資料 ​​ ​​ ​​ ジャパノート ー日本の文化と伝統を伝えるブログー「東風の俳句 30選 ーこちー」より: https://idea1616.com/kochi-haiku/


​​ ​​ 画像:SOLARITAより

 立春の初候「東風解凍」の「東風(こち)」は、この候では「はるかぜ」と読み、この風は周期的な低気圧の通過に伴って吹く東寄りの春の柔らかな風のこと。しかし、春の風が吹き始めると言っても、東風は春本番のノンビリとした穏やかな風と違い、穏やかながら、まだまだ寒さの残るヒンヤリとした早春の風。油断は禁物です。この風が吹き始めると、冬の気圧配置は徐々に弱まり、寒さも徐々に緩んで、冬の厚い氷も徐々に解け始め、春の暖かい軽やかな足跡が聞こえ始めます。

 「東風」は、「俳句」や「和歌」の世界では「春の季語」。多くの俳句や和歌で詠まれています。菅原道真が読んだ有名な和歌に

「東風吹かばにほいおこせよ梅の花 主なしとして春を忘るな(春な忘れそ)」

 という和歌がありますが、これは、「梅の花よ。たとえ私がいなくなったとしても、春を忘れてはいけないよ」といった意味の、菅原道真が大宰府に左遷される際に、自宅の梅の花を見ながら読んだ和歌です。「東風」は、また、動植物などの名刺を伴って「梅東風」「桜東風」「雲雀東風」「鰆(さわら)東風」「朝東風」など、時間や時期に応じた名前で呼ばれることも多いそう。

 まだまだ春には少し早い早春ですが、武漢肺炎のオミクロン株の感染拡大の気を紛らわせるために、東風を感じながら「小さな春探し」をしてみるのも良いかもしれませんね。

参考・引用資料 ​​ ​​ ​​ ​​
​​ 和ごよみと暮らしによりそう工芸品 暮らしのほとり舎―Blog-「第一候「東風解凍 (はるかぜこおりをとく)」」より:​ https://www.kurashi-no-hotorisya.jp/blog/4seasons-things/72seasonal-signs/sign01.html
​​ ​​ ウェザーニュース「【七十二候】一番目 東風解凍(はるかぜこおりをとく)」より:​ https://weathernews.jp/s/topics/201701/130045/
​​ ​​ ​​ POCKE.INC お天気.com「2022年2月4日は七十二候の東風解凍(はるかぜこおりをとく)です。」より:​ https://hp.otenki.com/6783/


帰り道のお散歩 写真スケッチ 1月28日  北洋銀行本店ビル周辺でスナップ OMデジタルソリューションズ OMD-E-M10 markⅡ ​​


 いよいよ、日本は、春の入り口である「立春」の入りました。本州の方は、これから早咲きの梅や桜が、少しずつ蕾を膨らませ、徐々にほころび始める頃となりますが、北海道では、まだまだ雪の降る冬の季節。寒さもまだまだ「大寒」クラスの寒さが続きます。札幌に東風が吹き始めるのは、早くても、2月の半ばを過ぎたころ、例年だと2月の下旬から2月末頃にかけて。そして、立春に入ってから、「さっぽろ雪まつり」などの冬のイベントが立て続けに開催されます。



 今年のさっぽろ雪まつりは、武漢肺炎のオミクロン株の感染拡大が無ければ、規模を縮小しての開催となったのですが、今年も、感染が拡大しているために、大通会場は、通常の観客を入れての開催は見送りとなり、オンライン開催となるそうです。開催は2月5日(土曜日)から2月28日(月曜日)までで、さっぽろ雪まつり実行委員会の特設サイトで開催されます。『札幌スタイル』の認証製品を持つ作家・企業等16社と、メディア型オンラインショップ『北海道つながるマーケット』がタッグを組んで運営にあたり、特設サイトでイベントを開催もあるそうですので、是非とも、雪まつりの特設サイトを覗いてみてくださいね。

さっぽろ雪まつり 公式ウェブ: ​​ ​​​ https://www.snowfes.com/news/20220131-233.html



 旭川の雪まつりも、今年は2月4日(金)から2月6日(日)まで開催されますが、オンライン開催となるようですね。2月5日(土)の夜の6時半から打ち上げ花火もあるようです。上川町の「層雲峡氷瀑まつり」は、今年も感染対策をしての規模を縮小した観客を入れての開催となっているようです。開催期間はすでに始まっていて1月29日(土)から3月13日(日)の長丁場の開催。オミクロン株の感染も徐々にピークを迎え、そろそろ感染も縮小し始める頃に入り始めましたので、層雲峡氷瀑まつりは何とか間に合いそうな予感。

 皆様も感染が縮小して、旅行が解禁になったら、層雲峡の氷瀑まつりに行ってみてはいかがでしょうか。

​​ ​​ 旭川冬まつり 公式サイト: https://asahikawa-winterfes.jp/
層雲峡温泉 氷瀑まつり2022-北海道層雲峡観光協会 公式サイト: ​​ ​​ https://sounkyo.net/hyoubaku/



 札幌で、徐々に春の準備が始まるのは、さっぽろ雪まつりが終了したころから。デパートやショッピングセンター、家電量販店の売り場などでは、徐々に冬物衣料や冬物家電の処分セールが始まり、結構お得に物が買える時期、今のうちに、来年の冬もに備えて、買いたかった冬物衣料や冬物家電を買っておくのも良いかもですね。2月は札幌では、まだまだ寒いですから、今時期に買っておいても、まだまだ冬物の試着や冬物家電の試運転には十分の時期ですので、買って損は無いと思います。



立春を迎え、少し春のワクワク感が出てきた札幌の今日この頃です(^^♪


【「立春」の初候「東風解凍」時期の「旬の食材」とレシピ】 ​​ ​​ ​​


画像:exciteニュース  ふきのとうの驚くべき効果効能より ​​ ​​

・「立春」初候「東風解凍」時期の旬の食材「フキノトウ」: ​​ ​​ ​​ フキノトウはキク科フキ属の多年草で、日本原産の山菜として、日本全国の山野に自生。フキとフキノトウとは一見全く別の植物のようにも見えますが、フキノトウはフキの花をさします。この花が咲いた後には地下茎から伸びる葉(ふき)が出てきます。古くから食用に利用されてきており、独特な芳香と、苦味を、香辛料として使用したり、早春の食材として、てんぷら、和え物に、広く利用されています。

レシピ:フキ味噌 ​​ ​​


画像:YouTube 田舎の母さんのレシピ ばっけ味噌【ふき味噌の作り方】より : ​​​ https://youtu.be/LZZchUbsYrM

分量(4人分)
フキノトウ:100g、味噌:80g、料理酒:大さじ1、みりん:大さじ1、砂糖:大さじ1、ごま油:大さじ1

1.フキノトウは良く洗い、泥やほこりを取り除き、表面の葉が黒ずんでいる場合は葉を剥がし、縦半分に切り、みじん切りに。
2.ボウルに味噌、料理酒、みりんを入れ、よく混ぜ合わせます。
3.中火で熱したフライパンにごま油をひき、フキノトウを炒め、しんなりしてきたら弱火にして、味噌、料理酒、みりんを混ぜ合わせたものを加え炒めます。
4.全体が混ざったら砂糖を加え、中火で炒め、全体に味がなじんだら火からおろし、粗熱を取り、器に盛りつけて出来上がりです。

 昔の人は「春の皿には苦みを盛れ」という言葉を残していますが、フキノトウには独自のほろ苦さがあり、カロテン・ビタミンB1・カリウムが含まれていることから、冬の寒さから体をめさせるにはぴったりの食材。また、フキノトウには血止め・咳痰・・健胃・・浄血・消毒などに用とされており、冬の厳しい寒さで体が硬直し、血が淀んでいたり、まだ早春の寒さから、風邪を惹きやすい時期。冬の寒さから体をめさせるにはぴったりの食材と言えるでしょう。

参考・引用資料 ​​ ​​ 旬の食材百科「フキノトウ/蕗の薹/ふきのとうの旬の時期や選び方と保存方法」より:​ https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/fukinotou.htm
参考レシピ ​​ ​​ レシピアプリ kurashiru(クラシル)「ごはんのお供に ふき味噌」より:​ https://www.kurashiru.com/recipes/f17883a6-9a0c-405f-9af8-7ca1d29bf66d


​​ 「立春」の期間も「東風解凍」の期間も、皆様にとって素晴らしい期間となりますように🍀

「立春」の期間も「東風解凍」の期間も、旬の食材を食べて、楽しく元気に参りましょう🍀 ​​ ​​





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最終更新日  2022年02月06日 20時20分04秒
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