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2022年02月15日
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令和4年2月15日 こんばんは。昨日2月14日より、季節は二十四節気「立春(りっしゅん)」の末候、第三候の「魚上魚(うおこおりをいずる)」入り。​​
季節は早春、氷の下に閉じ込められていた川魚さん達が、温かさを感じ動き始め、氷の割れ目から勢いよく飛び跳ねる季節となりました🍀。

​​ ​​ 【昭和29年 歌会始 お題「林」】
天皇陛下御製:ほのぼのと夜はあけそめぬ静かなる 那須野の林鳥の声して ​​
皇后陛下御歌:から松の林をゆけばめづらしく 霧藻のかかる枝も見えけり ​​

引用資料 ​​ ​​ 宮内庁ホームページ「皇室に伝わる文化 歌会始 お題一覧」より: https://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/odai.html



【2月14日 二十四節気「立春」末候「魚上氷」いり。「春告魚」も徐々に取れ始める時期に。2月11日 美瑛町で「虹色のダイアモンドダスト」観測】​​ ​​
​​ ​​ 【「鰆〔さわら〕(晩春)」の例句】
一本の 鰆提げ立つ 鰆舟  後藤夜半(ごとう  やはん) ​​ ​​ ​​ ​​
鰆網 絞れば覆ふ 群れ鴎  末永てる(すえなが てる)​​ ​​ ​​

​​ ​​ ​​ 引用資料 俳句季語一覧ナビ「季語/鰆(さわら)を使った俳句」より: https://www.haiku-kigo-ichiran.net/sawara/



画像:ウェザーニュースより ​​ ​​

 二十四節気「立春(りっしゅん)」の末候、第三候「魚上氷(うおこおりをいずる)」は、春の暖かさで徐々に川や湖の氷が割れ始め、氷の隙間から魚が勢いよく飛び跳ね始める頃を指す候。この頃になると、徐々に風も柔らかくなり、川や湖、池などには、「薄氷(うすらい)」「春氷」「残る氷」と呼ばれる春先の薄く張った氷や解け残った氷が見られ、温かくなった水の中には、徐々にゆらゆらと泳ぐ魚の姿が見え始め、まだ寒い日の続く雪国にも、徐々に春の兆しが見え始めます。


 北国ではまだまだですが、徐々に本州や四国、九州の各地で渓流釣りが解禁となるのもこの頃から。渓流釣りと言えば「イワナ」が人気。イワナは日本の在来種で、川の源流に近いところに生息、岩陰に潜んで餌をとることから、「岩」の「魚」と書いて「岩魚(いわな)」となったそうです。そして、海の方では、春を告げる魚「春告魚(はるつげうお)が取れ始める時期。北海道では「ニシン」、関東から東海にかけては「メバル」、関西地方では「鰆(さわら)」は春告魚とされているそうです。


画像:永大ハウス工業「鯡(にしん)を食べて春の味を堪能しよう」より ​​ ​​ ​​
​​
参考・引用資料

​​ ​​ 和ごよみと暮らしによりそう工芸品 暮らしのほとり舎―Blog-「第三候『魚上氷(うおこおりをいずる)』」より:​ https://www.kurashi-no-hotorisya.jp/blog/4seasons-things/72seasonal-signs/sign03.html
​​ ​​ ​​ ウェザーニュース「七十二候『魚上氷(うおこおりをいずる)』より:​ https://weathernews.jp/s/topics/202002/130125/
​​ ​​ POCKE.INC お天気.com「2022年2月14日は七十二候の魚上氷(うおこおりをいずる)です」より:​ https://hp.otenki.com/6785/


​​ ​​ 仕事帰りのお写ん歩  写真スケッチ 2月7日  豊平神社にご参拝  OMデジタルソリューションズ  PEN  Lite E-PL6






 2月11日の建国記念の日(紀元節)、北海道上川郡美瑛町では、「虹色のダイアモンドダスト」という貴重な自然現象が発生したそうですね。ダイアモンドダストの色は、通常では「白色」ですが、空気中の氷の結晶の形や、太陽の日差しが差し込む角度や強さにより屈折や反射して、七色に光ることがあるそうです。虹色のダイアモンドダストは、風がなく、気温が‐20℃以下の他、様々な条件が重ならないと見れないそうで、北海道でも、一冬に一度有るか無いかの、大変珍しい現象のようです。



 2月11日の朝の美瑛町の気温は‐21.9℃のほか、幌加内町では‐27.1℃、喜茂別町では‐26.8℃と各地でダイアモンドダストの発生する気温条件が整っていました。建国記念の日(紀元節)に貴重な自然現象が観測できたと言う事は、日本国の開祖「神武天皇」と日本の「天照大神」を中心とする八百万の神々からの嬉しいプレゼントかもしれませんね。 



 今週の北海道は、週の前半は日差しが出る日が多いものの、週の中後半は曇りの日が多くなる模様。にわか雪の降る地方もあるそうです。週末は、強雪の降る可能性も。積雪増加や吹雪による視界不良にご注意を。気温は「真冬日」の気温に逆戻りの日が多くなりそう。体調管理、防寒対策を万全に。



 これから徐々に雪解けと降雪を繰り返しながら春に近づいていく札幌の今日この頃です(^^♪ 


​​ ​​ 【「立春」の末候「魚上氷」時期の「旬の食材」と「レシピ」】


​​ 画像:明日葉の産地直送  西野農場ーオンラインショップーさんより

・「立春」末候「魚上氷」の旬の食材「明日葉」: ​​ ​​ 明日葉はセリ科シシウド属の房総半島、三浦半島、伊豆諸島、紀伊半島など暖かい太平洋沿岸部に自生する日本が原産とされている古くから食用として栽培、青汁などの原料としても有名な植物で、古くは貝原益軒による『大和本草』にも、八丈島で栽培されている滋養強壮に良い薬草として紹介されているそうです。今日摘んでも明日には新しい葉が出ていることから、明日葉と言うそうです。

レシピ:明日葉のかきたまスープ
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​​ ​​ 画像: 100mlサイズの醤油専門店 職人醤油「明日葉のかきたまスープ」より

分量(4人分)

明日葉:4枚、豆腐:1/2丁、卵:2個、水:600ml、鶏がらスープの素:小さじ2、醤油(甘口):小さじ2、片栗粉:大さじ1、水:大さじ1

1.明日葉は塩を入れた熱湯でゆでて水にさらし、2~3㎝に切り、豆腐は一口サイズのサイコロ状に切る。
2.鍋に水と鶏がらスープの素を入れて火にかけ、沸騰したら豆腐と明日葉を加え、醤油で味を調える。
3.ひと煮立ちしたら水溶き片栗粉でとろみをつけ、溶き卵を流し入れ、卵がふわっと浮いてきたら火を止め、器に盛って出来上がりです

​​ ​​ 明日葉の他にブナシメジやえのきだけ、ベーコンなんか入れても美味しそうですね。それぞれご家庭にあった「明日葉のかきたまスープ」を作ってみてはいかがでしょうか。

 明日葉には切った明日葉から出て来る粘り成分のカルコンと言うフラボノイドが含まれていて、強い抗酸化作用や抗がん作用があるそう。さらに、クマリンと言う抗菌作用も含まれ、アルツハイマー予防にも良いそうです。その他、βカロテンが豊富で抗発がん作用や動脈硬化予防、体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持、喉や肺などの呼吸器系を守る働きもあるそうです。

参考・引用資料 ​​ ​​ 旬の食材百科「絹さやとスナップエンドウ:旬の時期と主な種類や産地」より:​ https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/ashitaba.htm
​​ ​​ ​​ 参考・引用レシピ 100mlサイズの醤油専門店 職人醤油「明日葉のかきたまスープ」:​ https://www.s-shoyu.com/cook/113

 皆様も、明日葉を美味しく食べてご健康に(^^♪


「魚上氷」の季節も、皆様にとって素晴らしい期間となりますように🍀 ​​

「魚上氷」の季節も、旬の食材を食べて、楽しく元気に参りましょう🍀 ​​





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最終更新日  2022年02月15日 23時00分04秒
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