TACOROCO Channel Hongkong

引越し狂想曲


友達&両親とあの引越しを振り返り泣き笑いが止まらなかった。
記録に残さなくちゃと思った。

というわけで、

>史上最悪!TACOROCOの子連れ海外引越しドタバタ記



・引越し2ヶ月前・

先に赴任する夫の船便、航空便を出す。
前日、徹夜覚悟で荷物の仕分けをする私の横で眠りこける夫を踏んずけながらの作業。
どの箱に何個、何を入れたかのメモを紛失し、顔面蒼白!
AM3:00体力の限界。眠りにおちる。
夫一人の荷物でこの騒ぎ、2ヵ月後の引越しを思うと気が重すぎ。


・引越し1ヶ月前・

自分の不用品その他面倒な手続きすべてを妻に託し、夫香港へ旅立つ。

この日からまず、不用品の処分にとりかかった。
転勤族だったので、こまめに処分しているつもりでいたが、あまりの多さにびっくりした。
ごみ処理センターへ車でまとめて運んだ。
車ごと重量を測って確か、10キロ100円で60キロの不用品!
そのうちの、20キロは夫のダンベル。
マッチョにあこがれるのも、たいがいにせいよ!


・引越し2週間前・

いよいよ諸手続きも大詰め。
昼間はランチ、その合間に市役所やら学校、幼稚園の手続きに駆け回る。
夕飯は社宅の友達のお家へ。(ありがと~涙)
夜はひたすら荷造り。でも体力的にAM1:00が限界だった。

まずは船便、航空便、倉庫へ預ける物、実家においてもらう物、の仕分けから。
今思うと、倉庫へ預けるものはもっと厳選するべきだった。
大物家具、電化製品以外は結局不用品みたいなものだから。
船便、航空便は細かく何が、何個、価格も書き込んでいく。
これがかなりめんどくさい。

・引越し1週間前・

次男が39度の高熱!しかもずーっと調子がよかったのに喘息発作も。
夜間、救急病院へ。翌日から病院通い。
この時すでに私の頭の容量がいっぱいだったらしく、誰に何を言われても理解するのに10秒かかる。(後の友人の証言より)

家の掃除にとりかかる。
社宅はこれがめんどう。
完璧にしていかないと後々、噂になる・・・こわ・・・

・引越し3日前・

学校の終業式。
長男のクラスへ挨拶に行き、帰り道号泣!
どうにも涙がとまらない。
次男の熱が下がり、喘息もおさまる。
ほっとしながらもこの時点で、私の目の焦点は合っていなかったようである。(後の友人の証言)

家の中はダンボールだらけ。どこに寝ていたのか思い出せない。

・引越し当日・

前夜、次男がまさかの38度!生きた心地がしなかった。
当日、友人3人に引越しを託し、病院へ。
急性中耳炎だった。抗生物質が効いてくれば、今夜熱は下がるだろうとのこと。明日の飛行機に乗れるのか?
証言によると、この日の私はのっぺらぼう状態だったようである。
感情が欠落していたようだ。
引越し屋さんが動き回る部屋の片隅で、布団をひいて寝ていた次男の姿を思い出すと、今でも泣ける。(泣きすぎ?)

引越し屋さんは9時から5時まで作業していた。普通の引越しと全く違って全部私の書いたメモと照らし合わせて、完璧に荷造りをしていく。
そこまで包まなくても・・と思いながら見ていた。

引越し屋さんが帰った後は部屋の掃除までしなくちゃいけなかった。
ぼろ雑巾状態の使い物にならない私の横で、引越しの達人の友人たちが完璧にきれいにしてくれていた。
便器にまたがりトイレをピカピカにしてくれた友人の姿を今も夢に見る。
本当にありがとう。友人達!一生、足を向けて眠れない。
いつか恩返しさせておくれ。
(後日談だが、その後そこの部屋には男の子兄弟3人の家庭が入居したそうだ・・・)

そしてローンが終わったばかりの愛車とお別れ。すごく気に入っていたのでせつなさもひとしお。


・引越し翌日ー香港へ出発!・

夜半過ぎ、熱が下がる。
早朝、4時の乗り合いタクシーで名古屋空港へ。両親と涙のお別れ。


・香港へ上陸・

ぼろ雑巾TACOROCO、香港空港へ到着。
迎えに来ているはずの夫の姿がみえず、呆然。
電話をかけようと思い、持っていた札をくずそうと、売店で緑茶を買った。
りんご味だった・・・
30分遅れて、夫が到着。
後ろ姿に向かって、スーツケースを乗せたカートを思い切りぶつけた。
でもそのくらいじゃ私の気持ちは収まらなかった。
無言のまま、家について死んだように眠った。

こうして私の香港生活が幕を開けたのでした。
引越しの疲れが癒えたのは、1ヵ月後でした。


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