0か月

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0か月
身長:45センチ 体重:2,255グラム (2003.9.1)

◇出生時の記録
・2003年9月1日広島市にて誕生。
・予定日より1か月近く前の夜中に突然、破水。母も心の準備がなく不安だったが、即入院、出産にそなえた。父がずっとつきそってくれた。
・半日待っても陣痛がつかず、感染の心配もあるため、陣痛促進剤をつかった。結果的には分娩所要時間5時間弱の安産だった。
・早産ということで、念のため1日だけ保育器で過ごす。その後退院まで母子同室。

■できごと
・体重が順調に増えていて異常もないため、1週間で一緒に退院できた。ほっとする。自宅に少し寄り、家族3人で産後お世話になる母の実家へ。
・出生届提出。ぎりぎりまで名前を悩んだ。

■くらし
・おっぱいの一日の回数:8~10回
・生まれてから2週ほどは眠ってばかり。おっぱいの時間にほんの少し泣くだけ。目もつぶったまま。
・だんだんよく泣くようになり、ぐずる時間も長くなる。お乳が足りないのか、どこか悪いのかと新米母はおろおろ。
・うーん、うーんとおじさんのようなうなり声をあげることがある。
・お口が小さいからか、おっぱいをまだ上手に飲めない。口からすぐにでてしまう。乳頭保護器をつかったり、抱き方をいろいろ変えてみたり試行錯誤。
・初めの10日ほどは搾乳して足していたが、搾るのはたいへんだし、おっぱいの練習にもならないのでやめる。ミルクを一日一回くらいあげる日も。
・頭の後ろの髪の毛が抜けてはげてしまった。
・体重は順調に増えた。毎日、体重計で量っては一喜一憂していた。

■できることなど
・新生児微笑でにやりと笑う。
・手に指を近づけると、ぎゅっとにぎる。

◆おもいで
心の準備がないまま、あれよあれよという間にうまれてきた。
ちいさい、ちいさい体だけど、ちゃんとなんでもそろっている。細い細い腕や脚。折れそうで取り扱いがこわかった。でも、まわりには慣れている様子にみえたみたい。看護婦さんに二人目ですかって言われたりした。
親ばかだけど、上品でかわいい顔だと思った。もっとサルみたいな生き物がうまれてくると思ってた。
お乳のことで試行錯誤した。足りてないのか、どれくらいミルクを足せばいいのかと悩んだ。上手に飲めないので授乳の時間もすごくかかった。一日中おっぱいをぽろりと出しているみたいだった。昼夜問わない授乳タイム、熱を帯びてぱんぱんにはったおっぱい、たぶんホルモンのバランスもくずれていたのだろう、一日中頭がぼーっとしているのに、ちゃんと息をしているか気になって、気ばかりはりつめていた。
出産する前は、「うむ」ことまでしか考えてなかったけど、「うむ」ことより「そだてる」ことのほうがずっとたいへんということがよく分かった。今でもこんなにたいへんなのにと、子育ての先の長さに目の前がくらくらしそうだった。
ただただ一生懸命この子を大きくしていくしかないと思った。
入院中、夜中に抱っこして授乳室へいく廊下。いつもその時だけ小さな目をあけていた。私しか知らないその顔、その目のはかなげなかわいらしさをたぶん一生忘れない。


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