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親父という響きに深い味わいを感じますね。
ですが、いまどきあまり聞かなくなりました。
昔は社内でも上司のことを愛情込めて「親父」と呼んだものです。
もっと以前は高校の先生(監督)を「親父」と呼んでいました。
怖いけど、尊敬しているんです、好きなんですよね。
その人のことが。
そんな人になりたいものよと常々思ってはいるのですが、
この道は遠く険しいようです。
高さと幅と奥行き感が出てこなければ呼ばれません。
私なんぞはまだまだ修行の入り口に立ったばかりです。
先の見えない道をゆっくり歩みたいと思っています。
さて、親父といえば息子たちから見ても親父です。
親父、できているのでしょうか?
親父、らしく彼らに映っているのでしょうか?
小言が多いとは思っているでしょうね。
でもはじめに伝えるようにしているのですが、
「親父の小言は俺が死んでからおまえらの胸に響いてくるものだ」
それまではフフンてなものです。
実は私もそうなんですが、生前はまったく気にしていなかった
親父の言葉が、亡くなって、さらに息子が大きくなるにつれ
ひとつひとつ蘇ってまいりました。
まるで私の親父の言葉が、私を通して息子たちに
語っているような、そんな感覚です。
私は親父の息子だと自分が息子を持ってから実感しています。
親父の深い愛情に感謝です。
もちろん今があるのは両親はじめ周囲の方々の愛情のおかげです。
当たり前のことですが、気がつきました。
それが人の営みの尊さなのですね。
さてこの親父道、どこまであるのでしょうか。
遥か遥か先まで伸びているようです。
親父がんばる。
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