大将ママ

大将ママ

長男出産の思い出


3050g52センチでした。

始めての出産で福岡の実家の近くにある個人病院での出産だった。
予定日は5月8日なのに、2日前の健診でもお腹が下がらず、
おかしいなぁ・・・ということでレントゲンを撮ると、
骨盤が狭くて下がれないらしい。出産時、骨盤がちょっと開くらしいけど
先生曰く、開いても通れないでしょう・・・とのこと。赤ちゃんの為だ、がんばろう!
個人病院で、帝王切開の手術は火曜と金曜の午後からと決まっていたので
5月12日(火)に決定。手術なんてした事がないので、すご~く不安だった。

しか~し、5月10日(日)の明け方、お腹が痛くて眠れない・・・。でも、陣痛とか経験した事ないからわからないし、もう手術は12日って決まっているので、無理矢理寝ようとすると痛みが遠退いてきた。出血もしていたけど、4日前にした内診がメチャクチャ痛かったので、それで血が出ているんだろう・・・と”おしるし”とも全く思わなかった。

朝寝れなかったのでお昼寝をたくさんして、手術前日から入院だったので名前付けの本とカメラを買いに近くのスーパーまで行った。のん気にブラブラ歩き回っていると・・・げ!!、腹がまた痛くなってきた!朝より痛い・・・。ってことで、急いで家に帰り病院に電話。折り返しの電話を待っている間、うちの父と母ときたら、”さOまのスーパーからくりテレビ”を観て、ゲラゲラ笑っていたなぁ・・・。
夜に入院。朝まで微弱陣痛と闘った・・・。お腹が下がっているわけじゃないから陣痛と陣痛の間にお腹の中の長男は腹を蹴るし、さんざんだった。
長~い夜が明け、朝から絶食で浣腸&剃毛。ちょっと恥ずかしかったけど、看護婦さんは慣れているようで一生懸命剃っていた・・・。
個人病院だったので、さぁ手術!という訳でもなく、点滴をしながら午後まで待たされた。

手術は・・・、素っ裸で解剖されるカエルになった気分。
背中から麻酔を打たれ、麻酔が効くまで待つ・・・。これが怖い!
だって、麻酔が効いているなんて私にしかわからないから、いつ切られるのかが怖い。何回か確認され、手術開始。
ん???なんか痛い・・・。何をしているかわかるし、麻酔ってこんなもんなの???あ~、羊水が流れてる・・・。引っ張られて痛い!
”痛い・・・痛い・・”というと、笑気ガスを吸わされた。看護婦さんの手を握らせてもらい痛みに耐えていると・・・長男誕生!!涙が出てきた~!
きれいにしてもらった長男、旦那にそっくり!笑えた!

手術後、手術室に休んでいるんだけど、”あ~終わった、嬉しいな~!”って、
足の指を動かしていると・・・。
”え!!足、動くんですか???”と看護婦さん。
どうも麻酔は効いてなかったらしい・・・。



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