家庭保育室太陽

家庭保育室太陽

0歳児の場合のパターン


「早朝保育児」として登園してくるAちゃんは、当然朝食時間が早いと思います。
AMのおやつの時刻や、授乳時刻に配慮は必要となります。
おやつの時間が例え10時に決まっていてもこの時刻まで、待たせることは無いでしょう。他児より早い時刻に授乳なりおやつをあげてください。

Bちゃんは、普通の時刻に登園してきます。
だから、おやつは10時で良い場合もありますがこの時は朝食をきちんと摂ってきていれば良いのですが、家庭の事情で朝食が取れて無い場合や不十分な場合はAちゃんと同じ時刻におやつを食べさせるのがベターだと思います。

Cちゃんは、登園時刻が遅いとします。
お母さんの出勤時刻が遅い子にありがちなことです。
起床も遅いでしょう。
この子の場合は、10時にではなく、更に遅い時刻におやつを与えましょう。

こんなにばらばらに3人3様に対応する事は大変な事は事実ですが、其々におやつや授乳をしている間は、同室の1・2歳児の担当の保育士さんと連携を取り、「混合保育」の利点を生かして異年齢の交流時間に当てる事も大事な保育だと思います。

3人3様のおやつをしたら、昼食も同様に、時間差昼食になります。

1歳児さんや2歳児さんは、0歳児にくらべ、生活リズムは比較的安定してきていると思います。
それぞれ、グループごとに、30分ぐらいずつの時間差でおやつや昼食を設定しましょう!

以上のように生活時間帯を時間差にするには、担任同士の意思統一と理解が必要です。

この方法を取り入れようとする前に良く話し合いをしてください。
出来るところから初めて行けば良いと思います。

子どもは、他児が食事をしているのを見ると自分はまだ御腹は空いていなくても欲しくなります。
だから、環境設定が必要になってきます。

私は「コーナー設定」と呼んでいますが、限られた保育室の中でどのような、「コーナー設定」をすれば、子供たちも納得でき、保育士が動きやすいか?
その具体策については次ページで。


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