仕事体験記(1)



昨夜の酒でまだふらふらしながらも午前中は仕事があって出社してったが午後からは休みだった。何しようかと思ってる内<電話代もうすぐ切れです>と携帯メールが届けてきた。ちょうどいいなーと思って電話代払いに行った。電信局建物に入って窓口に向かって行ってるのに誰かが後ろからいきなり<おい!趙>と声掛けながら肩を叩いて来た。誰かなーと振り向いた。<あ!陳社長!>(昔、ライバル会社の社長)。
陳<暫くだな、元気か?>
僕<あ、はい。元気です。本当に久しぶりですね。>
陳<何やんに来たの?電話代払うの?>
僕<はい。>
陳<ちょうどいいんだな、実は頼みたいことがあるんだ、あんたに>
僕<は、何ですか?>
陳<日本語の通訳一人ほしんだが、友達とか推薦したい人いない?いろいろ探して見たんだけど適当なやつっていないんだもん。>
僕<は、こりゃ、僕も今別に日本語ちゃんと出来る知り合いもいないし。。。
そだ、インターネット求人サイトで探して見たら?>
陳<だめだめ、あちは屑ばかりだもん、この間インターネットで二回探して会って見たけど、全くだめ。新卒者は経験不足で使えないもんだし。。あんたなんとか出来ないの?今ちょっと急ぎだから。それからな、あんたの様に日本語も韓国語出来るやつが一番いいんだけどな、どう?>
僕<は、いまんどころは僕も別に。。。一応、ほかんやつらに聞いてみます。>
陳<そだ、あんたは今どう?どこで仕事やってる?>
僕<なになに会社です。>
陳<なになに会社?小規模だな、別に有名ではないだなー>
僕<はい、まあまあ。。。>
陳<給料とかはどう?>
僕<は、まあまあ。。。>
陳<うちの運転手から聞かせてもらったけど、あんた自分の取引先も何社持ってるってね、景気どう?>
僕<まあまあ。。>
陳<そうだな、よかったらうちに来てやってくれない?給料も割戻しも多くやるから、実は今ほしいはあんた様な人だから、どう?>
僕<心だけでありがとうございます。けど無理ですよ。もうこちの仕事にも生活にも慣れたし、今の社長も僕には良くやってくれるし、そして本当に御社へ行ったってお客さんがついて来ないと僕の今までの努力が泡になってしまうわけですから。。。すみません>
陳<そか、そだなー。しょうがないな。なら、通訳探しは頼むぜ。名詞渡して置くから出来たらすぐ連絡しな。>
僕<あ、はい。できるだけやって見ます。>
陳<じゃ、おれ用事あって先に行くぜ、またな>
僕<はい、また。>

この会社はこちで結構大規模で有名なんだ。もし一年前誘ったら行くかもしれんけど、今は馬鹿になったかどうか、給料多くもらえるっても転職したくないんだ。今回のことも別に感想はないけど(僕は別に感じられないけどやっぱ魅力あるみたいで、いつもこんなもんに会う)、嬉しくて安心感が出るんだ。なぜかと言えば、万が一今の会社で首切られても行ける所いっぱいあるから。


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