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シカゴの会計事務所に所用があって、テキサスを後にすることとなりました。アメリカン航空ボーイング787-8の機窓から見た風景。オースティンからシカゴまで、ずっとこんな感じで平原が続いていました。シカゴと言えば金融の街、高層ビルが建ち並ぶ光景を想像していたのですが、空港が近づいて最終着陸態勢に入っても、依然として平らな土地に低い建物が並んでいるだけでした。真ん中に見えるのがオヘア空港で、その先にはミシガン湖も見えています。高層ビル群があるのは機種方向で、この角度からは見えないばかりか、すぐに左に旋回したので、ついに機窓から見ることはできませんでした。着陸前にキャプテンからシカゴの天候についてのアナウンスがあり、「空は晴れで、視界良好」とのことでした。さらには「気温28度」と聞こえたのですが、アメリカ国内線で摂氏28度とは考えにくいところです。(華氏28度と言えば、摂氏では氷点下です)降り立ってみると、あちらこちらに雪が残っていて、夏から冬に逆戻りしたような感じです。ニュースでも報じられていたのですが、北東部は異例の寒波に襲われて、航空機は6,000便が欠航したそうです。テキサスでは上着どころか長袖でも暑いくらいだったので、これには参りました。完全に軽装で来てしまい、凍死するのではないかと真面目に焦ったほどです。ところでシカゴでの移動には、「Uber」を利用してみました。予約すると10分もしないうちに車が来て、ドライバーもフレンドリーだったので、全く不自由はありませんでした。会計事務所までもウーバーならば、商用が終わって食事に行くときもウーバーでした。ステーキハウス「GIBSONS」ビールはミラーライトで即決でしたが、ステーキはどれにしようか迷いました。(肉の部位ではなく、重量で迷うところです)結局なるべく小さいサイズ、「ボンインサーロイン」の16オンス(約480g)にして、アペタイザーは注文せずにいきなりメインを注文しました。かなりのボリュームで、もしも前菜を注文していたら、おそらく食べ切れなかったことでしょう。数々の映画や音楽の舞台となったシカゴをもっと堪能したかったのですが、今回は時間がなくて叶いませんでした。それにしても、テキサスからシカゴに着いた時から、何となく人の気質が違うようにも思われました。何よりも、英語が聞き取りやすくなったと思うのは、気のせいでしょうか。
2017/03/15
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この日の仕事が終わった後、現地の人の案内で向かった先は、州都Austinにあるトラヴィス湖(Lake Travis)です。湖畔にある"The Sunset Capital of Texas"「OASIS」に立ち寄ると、テラス越しにトラヴィス湖が一望できました。トラヴィス湖はコロラド川にある7つの湖の1つで、ダムによって堰き止められたダム湖だそうです。OASIS一見するとアミューズメント施設のような感じですが、レストラン兼バーといった感じです。カウンターに座って、まずは一献ビールグラス片手にテラスに出てみると、生バンドの演奏に合わせて、みんな思い思いにこの光景を楽しんでいました。バンドの前では、小さな子供たちがこれまた思い思いに踊り始めていました。1年365日、地球のどこへ行っても陽は沈むものですが(除く北極と南極)、また素晴らしい日没を見たように思います。水平線に沈む夕陽を見るのが列島の特権ならば、地平線に沈む夕陽を見るのは大陸の特権でしょうか。初のアメリカ滞在がテキサスだったのは幸いで、みんな大らかで牧歌的で、何より食べるものが何でも美味しいということです。一番小さいサイズのステーキを注文したのですが、それでも14オンス(約420g)です。テキサス滞在中、ステーキに限らず「どうせ大味だろう」と勝手な想像をしていたのですが、豊富な食材に様々なバリエーションが加わって、ずっと飽きることはありませんでした。OASISにはアメリカ合衆国の地図が掲げられていたのですが、よくよく見てみると変な感じでした。確かに合衆国の地図で、テキサス州の形も合っているものの、縮尺が変です。テキサスが"Heaven"なのはわかるにしても、"Damn Yankees"とはいかに。テキサス州では星条旗の横に星が一つの州旗が掲げられているのをよく目にしました。この地図にも「テキサス共和国」としての、自負と誇りを感じます。名残惜しいテキサスでしたが、翌日は地図にある"Heaven"と"Indians Reservation"の「国境」付近に向かうこととなりました。
2017/03/14
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今回のアメリカでのメインの滞在先は、テキサス州ジョージタウン市です。聞きなれない地名かも知れませんが、テキサス州のほぼ中央にあって、人口も5万人の小さな町です。ジョージタウン市中心部大通りに面した街並みは、西部劇を彷彿とさせてくれました。テキサス州はアメリカの中でも銃の保有率が高いそうで、建物には日本では見ることのない注意書きがありました。それでもこの穏やかな天候と広大な土地のせいか、住んでいる人はとても大らかなな人が多いように思います。植生は日本によく似ている気がするのですが、一番違うのは土地があり余っていることでしょうか。高い建物をまったく見かけないのですが、別に高くする必要はなく、横に広げればいいとのことで、なんだか納得です。ホテルも少ない上にホテルの周りにも何もなく、ただオフィスとホテルを往復する毎日でした。食事はホテルでとっていたのですが、テキサスの地ビールセットみたいなのがありました。それでも2日目は少し遠くに連れて行ってもらい、「大陸」を実感することとなりました。
2017/03/13
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商用で海を渡ることとなったのですが、先月の帰台時ほどのワクワク感がないのが、今回のビジネストリップです。成田空港を出発したのは、日曜日の夕方でした。この時間から向かった先は「新大陸」、アメリカ合衆国です。これが「大圏コース」と呼ばれるルートです。私にとってはアメリカ大陸もさることながら、アメリカ合衆国そのものが初めてです。成田を出てから約10時間、ロサンゼルス国際空港に到着しました。少し時間があったので、空港の周りを歩いてみました。日曜日の夕方に日本を発ったはずなのに、こちらは現地時間のお昼です。ロサンゼルスからはアメリカン航空の国内線に乗り換え、次に向かう先はテキサス州オースチンです。アメリカの人たちは慣れているのでしょうが、初めてのアメリカの保安検査場で手間取ってしまい、検査官に呆れられてしまいました。オースチン行きの飛行機を待っていると、なぜか隣の搭乗口には中華航空のボーイング777が駐機していました。おそらく台北桃園機場から到着したばかりなのでしょうが、これに乗って台北に行ってしまいたくなりました。送料無料/ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」/カラヤン
2017/03/12
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