■■宇宙歴史自然研究機構<UCNO>(理事長・竹内睦泰)■■

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●竹内新流



 竹内新流は竹内流の開祖・竹内久盛の長男・久治が開いた流派である。
 柔術中心の竹内流のほうは次男・久勝が後を継いだ。
 こちらは日本最古の柔術として知られ、その流れを汲む流派は数え切れないほどある。宗家・藤一郎家。相伝家・藤十郎家。備中伝などは現在でもその道統を受け継いでいる。腰廻りといわれる柔術は当時「日本開山」として最強を誇った。
 竹内新流は斎手といわれる剣術中心の流派である。もちろん柔術も伝えられている。
 竹内家には清和源氏の源義光以来の武術と音楽(主に笙)が伝えられている。
 平賀盛義・大内義信の時代に実戦としての剣術が家伝に加わった。
 承久の乱に際して大内惟信が朝廷方についたため荘園を取り上げられたが、
 竹内信治が蔵人として京都に戻って後、帯刀長として貴人の警護にあたった。
 竹内仲治のときに後醍醐天皇より山城国に築城せよとの綸旨(重要文化財「久我家文書」所収)をいただいたのも蔵人・帯刀長(秘書兼警備隊長)として近侍した事による。竹内秀治以降は大膳大夫として宮中の料理全般の指揮にあたったが、この職は天皇の信頼が厚い蔵人・近衛将監をつとめた竹内家の人間が補任されるようになった(平安時代には陰陽師・安倍晴明も着任)。
 この秀治の弟・幸治の子孫が竹内流開祖・竹内久盛である。京都の竹内家に居候の際は幸次と名乗っていた。
 養父は竹内為治(豊治)の猶子・為就である。





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