先週の金曜は日本映画 ”女が階段を上がるとき” (When a woman ascends the stairs)のビデオを借りてきて見た。監督は成瀬巳喜男。主演は高峰秀子。銀座のちいママのストーリー。1960年公開だからもう半世紀近く前の作品だ。一見華やかに見える銀座のホステスの女性達も客を取るために心も体もすり減らして生きているのがよく描かれている。生活臭さを出さないために高価な服や住まいに出費がかさみ、いつもお金に追われてる。経営者たちからは売り上げを伸ばすことばかり求められるし、ツケの客からの集金も思うようにいかない。やさしい男も実はうそつきだったり、好きになった男もセックスしたらすぐさようなら。独立して店を持つには大変なお金がかかるし、ホステスの一人は独立はしたものの謝金で自殺、そして喪中の家族のもとに借金取りたてがくる。