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4月27日。病気発覚から四年(その一)



最近、担当医とそんな会話をします。自分の一年間を振り返るのが、いつの間にか年末でも誕生日でもなく、病気が発覚したこの時期になってからも、4年が経ちます。

この一年は、私にとっては変化の年でもあり、休息の年でもありました。

退院してから会社に復帰して2年。周りの人からはたくさんの励ましも頂いたし、同僚や先輩・後輩には仕事を手伝ってもらう事も多く、それがあってこそ、仕事を続けていられたわけですが、それでも自分の中で限界が見えてきてしまったのです。仕事量は減ったとはいえ、年次が上がっていくに従って任される仕事のレベルも上がってきて、それについていくことすら出来なくなって。自立して生活していく、という入院当初からの目標は一先ず達成できたけれど、そこから先、何を楽しみに、何を生活の糧にしていくのかということに思い悩んでいました。

仕事は仕事と割り切るには、あまりにそれに割く時間も多く、自分の時間を取る事はおろか、私にとって十分といえる休息も取れずに結局は体調を崩しがちになり、逆に周りに迷惑をかけることも多かった復帰後の会社生活。

退職をしてからしばらくは、ただただのんびりと過ごそう、と思っていたのですが、仕事をしないまま時が過ぎていくと、それはそれでストレスも溜まっていきました。実家に戻って生活しているとはいえども、収入が全くない状態でいつまでも生活が出来るわけではないし、税金だって納めていなければいざというときに社会保障が受けられない、というのが現実。前年度の収入から換算される社会保険料は、決して安い金額ではないけれど、医療費控除をいつ受けるかわからない状態で、滞納するわけにもいかない。働く事ができないほど体調が悪いわけでもなかったわけで、期限も決めずに休息期間に入っていた私がようやく重い腰を上げたのが、退職後、9ヵ月後の昨年の9月半ばでした。

今になって思うと、この休息期間はやっぱり必要だったのではないか、と思えます。自分のことを見直す時間にもなったし、これまで仕事を理由に出来なかった事もチャレンジする気持ちが生まれました。何かを新しく始める、というのが苦手で、出来る限り今いるこの場所から動きたくない、環境を変えたくないと思いがちな自分でも、新しいことや新しい環境でイチから何かを始められた、というのは少し自信にもつながりました。



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