2010年10月の記事
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ノコとツチノコ☆時空編・５８
「ま、やってみる価値はあるがいまは、ツチオたちと地上に戻ることが先決であろう」 ダ・ビツチが言った。「錬金術、カール、ゴールド・・・」 一瞬、目の前が金色にきらめいたノコは、ツチオのようにカタコトになってしばらく空を眺めていた。「いま金相場が上がっているなぁ、ふっふっふ」 モルトが携帯を観ながらノコをからかった。「俺んとこも、カールが金塊になってくれたら倒産しないんだけどな～～～」「私だって、借金返してひと息つけるわ～～～」 純真なツチノコたちを前に、ノコたちはとことんまで俗な話題を繰り広げていた。「ダ・ビツチさん、私の父、ツチ元がツチノコ銀行から受けている融資金ツチも、ゴールドと交換できるのですか」 ツチミが言った。「そんな・・・、ツチミちゃんまで・・・」 ツチ文が呆れた。「ふふ、ツチであれドルであれ、円であれ・・・みなラクして稼ぎたいのは本音じゃの～」「はいっっ」 ツチオが手を挙げて飛び上がった。「事が片付いたら、またここへ戻ってきてカールをさまざまな薬品で煮詰めてみよう・・・ぐつぐつと・・・３００年ほど時間をかけてな・・・いくばくか金が採れるかも知れんぞ」「それもまた怖い話なんですけど（＾＾；；；」 ダ・ビツチの目が光っているのを見て、ノコは血の気が引いた。＜つづく＞ランキング参加中です。励みになります、バナーのクリックをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます------------------------------------------------------------- 今日は、温帯低気圧に変わった台風１４号の影響で、暖かい雨の１日でした～ 朝、早くにテレビを観たら、カナダでフィギュアスケートのグランプリシリーズをやっていたので、そのまま観ていました。 グランプリシリーズをマメに観ていると、オリンピックや世界選手権ではあまり見たことがない選手を見られて面白いです^^ ただ、録画しようとしたらけっこう大変でした。 先月、壊れたビデオデッキを買い換えてから録画をしていなかったため、同じメーカーなのに操作が違っていて戸惑いました。 今回買ったのは、ビデオと再生専用のＤＶＤが一体になって１万円程度の廉価品なのに、操作は複雑で、説明書を何回も読み返しました（説明書も分厚い）。 リモコンも小さくなって文字は小さいですし・・・ 男子のフリー演技後、１時間弱で始まる女子のフリーは予約録画にしたため、それでまた試行錯誤です。 なんとか、男子、女子ともフリー演技を１８０分テープに録画できましたが、疲れました（＾＾；；； いまはＨＤＤ録画の時代だと思うので、そっちの方が確実に楽ですね。期間限定特価東芝「レグザ(REGZA)、レグザチューナー、VARDIA」、SONY「torne(トルネ)」に対応...価格：7,980円（税込、送料込） 真南の縁側に、秋冬野菜のコンテナを移しました。 いちばん最後に種まきをした大根やレタス、ワイルドストロベリーなどです。 あと一月もしたら防寒に入ります。
October 31, 2010
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『ダブルキャスト』（１３２）第５章・北の交差点
アパート探しで、何度か問い合わせていたのだ。「隆一さん、もっとお肉食べてよ。若い人はたくさん食べなきゃ」 妻が声をかけたので、ハッと我に返って携帯をしまった。「あんたたち、どこさ泊まってんの？」「函館市内のビジネスホテルです。北ウィングホテルというとこです」 ナオミが答えた。「俺ら、ここに泊まっていようって思ってんだけど、あんたたちも一緒に泊まったら？宿代が浮くべ？」 岡田が言った。「それが、この人の友達を迎えに来たもので…」 彼女は隆一を見て、言った。「信二さんが亡くなった日に、この人の友達に会いに行っていた、という事で、警察の人からいろいろ訊かれている最中なんです。だから、すぐに警察に行けるところに居たほうがいいんです」「そうなの。信二は、高橋裕紀っていう役者さんと会ってたって、さっき警察の人から聞いたけど、あんたがたはその役者さんの友達だから来てくれたんだね」 妻のほうが、言った。「その友達が疑われてんのか？」「ええ、まあ…でも、ゆうべ時間をかけて説明したので、関係ないことがあの刑事さんにもわかってきたみたいです」 ナオミが微笑んだ。「そりゃそうだ。あんたがたの友達なんだから、人殺しなんかするわけがねぇべ」 岡田の義父は、言い切った。「その友達も災難だったな。信二の話なんかいろいろ訊きたいから、あとで会わせてくれね？」「はい、ずっと一緒にいますから」 隆一が答えた。「信二も含めて、女優さんとあと何だっけ、東京から来た偉いお医者さん？と、３人も殺すなんて、何てひどい奴なんだろ。これなら、神さまがお許しになるわけはないね」 妻が呟いたので、岡田夫妻はクリスチャンであることを思い出した。 息子同然の岡田信二が死んだというのに、彼らは神の存在を疑っていないのを、隆一は少し不思議に思った。 それが神を信じる、ということだろうか？ しかしナオミも、函館に来たばかりの頃、刑事のミーシャに言った。『神は、彼を殺した人間を決してお許しにならない』と。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、台風が来そうな天気で、昼すぎから徐々に生温かくなってきました。 雨が降るかな～、と思いつつも、きのう水やりをしなかったので、夕方から外へ出て水やり、追肥などをしていました。 秋も深まってくると、菜園の手入れをサボりがちです（＾＾；；； それでも、１１月に入ったら、夏野菜やアサガオのツルなどをすっかり片付けなければならないです。 時間を作って頑張りましょう～ 今夜は、ワイルドストロベリーに花が咲きそうだったので、カモミールの枯れ草を敷きワラがわりにして、真南の縁側に移しました。 いま花が咲いても実がつくかどうか微妙ですが、もしかしたら実ってくれるかも・・・と思ったりして、花は摘み取らないことにします。 その他、先週植え替えラズベリーも、暖かい場所に移動です。 少しずつ冬越しの仕度が始まる中、来年のカレンダーを入手しました。 去年も買った『猫めくり』です。 今回は写真のグレードが上がっていて、さらにかわいい“猫めくり大賞”発表！【ポイント10倍】猫めくりリフィル(詰め替え用）2011カレンダー10P23oct10価格：1,785円（税込、送料別）猫好きは一度買うとやめられない
October 30, 2010
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『ダブルキャスト』（１３１）第５章・北の交差点
態度には少しもいやみがなく、ただの世話好きな老夫婦といった印象だ。（勉強ができるから、いい大学出てるから…って、悪いことばかり考える人間もいれば、ほとんど学校へ行けていなくても、当たり前に人助けしてる人達もいるんだな） と、隆一は思った。 さらに彼らは開放的な気性で、人を疲れさせない。 これでは、もしかしたらナオミも気持ちが揺れたかも…？と、思わざるを得なかった。 隆一の父親は、ナオミとの交際には昔から反対である。 父の商売人嫌いにはそれなりに理由があるし、ナオミは気まぐれな女だと思っているから、心配だというのはわかる。 いまでこそ、自分はもういい歳だから何も言わないが、彼女との交際を不安に思っているのは伝わってくる。 ところが、岡田夫妻はナオミを大歓迎している。 もしも結婚という話になったら、女ならやはり自分を暖かく迎えてくれる場所へ行きたい、と思うのが当然ではないか。 大事にしていた養子の、岡田信二が死んでいまは悲しんでいても、立ち直ればまた別の跡継ぎを探すだろうし、その人物をナオミに紹介する可能性だって十分にある。「この大沼牛のステーキ、冷凍だって言うけど美味しいじゃない。フォンドボー、とかっていうの使ってるって。亮太、腕あげたわ」「んだよ、がんばって料理学校さ行ったんだもん」 岡田夫妻はもう、信二とナオミの話はしなかった。（岡田は、さりげなくナオミを両親に引き合わせていたのだ） と、隆一は直感した。 さらにもし、彼がもっと踏み込んでいたら、と思うと冷や汗が出てきた。 ナオミだって３０代半ばで、けっして若くはない。 いかに外見が若く見えようとも、年を取っていくばかりだ。 これからは、いつ、いままでの生活を捨て去り、新天地で穏やかに暮らしたくなってもおかしくはない。 女は、スパッと過去を忘れ去ることができるのだから。（自分はいままで何をしてきたのだろうか？また、東京でやられたように、ほかに狙っている誰かに女を横取りされるのだろうか？） 隆一は、つい、東京から戻ってくるきっかけになった由美とのことを思った。 自分の態度がハッキリしない限り、二度あることは三度ある。 ふと怖くなり、コートの胸ポケットの携帯を出し、不動産屋の電話番号が消えていないかどうか確認した。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今週半ばの寒波は去り、平年並みに気温が戻りました。 ただ、毎日ファンヒーターを点けるようになったので、かえって暖かくなり、眠くてしかたがないです。 今日も、毎週恒例のＮＨＫ教育テレビ、趣味の園芸・やさいの時間を見ている最中に爆睡していました（＾＾；；； 週に一回、夜の９時を待って観ているのに寝てしまうんですね～ 毎週、ほとんど７割は寝ています。 それなのに観ているのは、やっぱり番組を頼りにガーデニングをしているからなんですね。 野菜栽培をなにも知らない状態から初めたので、この５年あまりで菜園系の本、雑誌も増えました。 そろそろ、果樹も増やしていきたいです。 いま、庭にあるのは梅、ユスラウメ（あまり食べてない）、ブルーベリー、ハスカップくらいです。 梅はよく採れましたが、ブルーベリーやハスカップはまだまだ成長途上で、収穫は数える程度です。 スペースの都合で鉢植えにしかできないですが、リンゴの樹やイチジク、プルーンなども植えたいです。≪販売は終了しました≫第一園芸◆スタイリッシュプランツ「姫リンゴ」 実りの秋を感じる可愛...価格：4,200円（税込、送料別） 薄紫色の小菊が咲き進んできました。 風が強くて、ぶれてしまいました。 寒いのに台風が来るのかなぁ・・・
October 29, 2010
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『ダブルキャスト』（１３０）第５章・北の交差点
隆一は、２人に名刺を渡した。「画廊だって。…そうか、隆一、ってことは、あんたは長男だよな。せば、俺らの跡継ぎは無理だべな」 岡田は名刺を見るなり、言った。「お父っさんてば…」 妻は困り果てた。「この人、いま跡継ぎのことしか頭になくって。信二ば説得して、警察辞めてもらってさ、私らの牧場と仕事継いでもらう気してたの。ちょっと、気持ちがおかしくなってるから、気にしないで」「いえ、このたびはお気の毒でした」 隆一は言った。「信二の遺体引き取るまで、札幌さは帰られねぇな。ナオミちゃんも、葬式に出る気で来たんだべ」「はい、それまでは函館にいます」 ナオミは言った。 岡田夫妻は、ナオミの仕事を知らないようだ、と思った。「画廊ってさ、絵の勉強たくさんしねばねぇんだべ、そういうの、どこで習うの？」「大学でちょっとだけ勉強して、あとは独学で…」「へっ、大学行ってんの！学者様だなあ」 夫が隆一を見て、目をまるくした。「あんた、学者様なんてオーバーだよ、いまの若い人はけっこう大学出てんだよ」「それだって俺らは無学だからさぁ、大学行ってれば博士みたいなもんだべさ」 話しているうちに、オーナーがジンギスカンの材料を運んできた。 オフシーズンながら、ソーセージやベーコン、ジャガイモなど食材は豊富である。「まあ、こんなとこまでご苦労さんだった。好きなだけ食べてけれ」「はい、いただきます」 鉄板でマトンを焼く匂いが、店中に拡がった。 岡田夫妻と話しながら食事をしていると、たしかに、夫の言うとおり、この夫婦は昔、あまり学問をする時間がないまま、働きづめだったということが判った。 ７０歳前後、というと、幼少期は太平洋戦争に巻き込まれているので、そのころの教育は混乱している。 中には、文字をまともに読み書きできない人達も、この年代にはいるのである。 だというのに、彼らはごく自然に、牧場経営と里親という仕事をやってのけている。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、昼になって母が突然『野菜がない・・・』と言いだしました。 週に一度の生協の配達がくる直前は、野菜不足になるんですね。 あ～、しばらく収穫してなかったんだな、と思い、夕方になってから間引きを兼ねて葉ものの収穫に行きました。 夏は毎日、収穫に忙しかったんですけどね。 Ｋａｚｅさんは畑へ収穫に、というところですが、秋野菜も相変わらずコンテナ植えの状態です。 日が短くなり、寒くもなってきて、なかなか地植えスペースを拡張できないです。 つまり、まだまともな畑がない このまま、夏野菜を片付けながら、空いたコンテナに冬野菜の菜っ葉類を種まきしながら、年を越すのかなぁ～、という予感がしてきました（＾＾；；； 今日はこれだけ収穫してきました。 大根、カブの間引き菜、ハツカダイコンに小松菜など。 食用菊も咲いているので、このくらい青物があればおひたし、和え物、サラダに味噌汁、と、いろいろできると思います。 いちばん上に載っているのはレタスの仲間です。 いっけん、小松菜のように見えるこのレタスは、コスレタスというものらしいです。【世界のサラダ野菜】 コスレタス価格：270円（税込、送料別） もっと成長すると、白菜のようになる ベビーリーフミックスの種から育ったもので、わりと丈夫な種類です。 サラダにしたら甘くて美味でした
October 28, 2010
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ノコとツチノコ☆時空編・５７
「カールの身体を別の物質に転換する、とか言ってましたよね、ノコさん」 ツチミが言った。「う、うう～、それは単なる思いつきで（＾＾；；；」 ノコは出来もしないことを言っていたので、逃げ出したくなった。「それは錬金術というもののことかの」 ツチナルド・ダ・ビツチは笑った。「はあ、まぁそういうことになるんでしょうか・・・。でも今どき錬金術なんて、怪しさ１００％ですよね」「いやいや、錬金術は化学の進歩にぴったりと歩調を合わせてきたのだぞ」 ダ・ビツチは語った。「塩酸・硫酸のたぐいは錬金術により発明されたポピュラーな化学薬品であろ？ま、歴史を語れば長いのではしょるが、詳しく知りたいならばググって調べるがよかろう」「おお～、アイシーアイシー」 モルトは携帯を開いて調べていた。「しかし、金属でないものを金属に・・・たとえば金、いわゆるゴールドにするというのは、」「難しいと思うのかね？」「できるのですか、ダ・ビツチさん！それならカールをゴールドに変えてください」 ノコは叫んだ。「カールはゴールドになってこそ世の中の役に、いや厳密に言えば私個人の生活に、その、カールほどのガタイを持ったゴールドを換金したら一生遊んで暮らせ・・・」「はいノコさん地道な労働、地道な労働」「ノコ、地道な労働…」 ツチオと、ツチミとツチ文が興奮して声が裏返り、せき込んだノコを、３匹がかりで押さえてなだめた。＜つづく＞ランキング参加中です。励みになります、バナーのクリックをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます【送料無料】（予約）純金★インゴットリバティ/ペンダントヘッドのみ［根付ストラップ/桐箱付...価格：14,677円（税込、送料込）------------------------------------------------------------- 今日は、昨日より冷え込みがきつい１日でした～ 夕方、ユニクロのオンラインストアからフリースが届いたので、さっそく着て外へ出ていました。 去年は、無地でリバーシブルのフリースをしこたま買いこんだので、今年は柄物で薄手のフリースにしました。 晩秋は上着にできるし、真冬になったらセーターがわりに、コートの中にも着られるくらいの軽さです 出かける直前に届いて良かった～ 冷夏だった去年も、今頃フリースを買っていたりするんですよね。 ものすごい猛暑の年でも、寒くなる時期は毎年同じ、ということでしょうか^^; このごろ、家庭菜園をじっくりと見ていませんが、霜が降りそうだったので春菊を収穫してナムルにしました。 あとは、さすがに夏野菜たちは枯れてきましたね～ 気温が下がるにつれ、大根の葉などは元気になってきています。 小菊の花も咲き進んできました。 これは淡い紫色です。 ケータイのカメラだと白っぽく写ってしまいます。
October 27, 2010
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『ダブルキャスト』（１２９）第５章・北の交差点
「ん、だからこっちに来たんだべな。警察でまだ調べてるから、立ち往生してんだ」 彼はオーナーと、岡田についてしばらく話し合ったあと、言った。「いまよ、若い人２人連れてっから、何かガッツリ食えるもんあればいんだけどな」「それなら何でも…まあジンギスカンならいつでも大丈夫だし、冷凍のでよければ大沼牛もありますよ」 彼は言った。「何でもいかべ、この人たちに飯食わせてやってけんだ」「はい」 オーナーは、さっと厨房に消えていった。（今日はおごられてばかりだなぁ…） 隆一は思った。「あの人もホームの人なんですね？」 ナオミが訊いた。「そう。ずっと昔に高校を出てから、こっちでこの店を開業したのよ」「なかなか、俺んとこ継いでくれるっての、いねぇんだよな」 夫は困って、言った。「ずっと前、信二がこの人ば連れてきたときは、嫁さん連れて帰ってきたと思ったけどさ」 彼が、ナオミを見て呟いた。「ちょっと！あんた！！」 妻のほうが、隆一を見て夫をたしなめた。「あ、ああそうか。ナオミちゃんの彼氏か」「ごめんねぇ、この人勝手に勘違いして大騒ぎしただけなの。ナオミちゃんは、信二にすすめられて、牧場体験に来ただけなんだよねぇ」 妻のほうが言った。「ええ、私そういうのにちょっと興味があったんです。お父さんたちが、年に１，２度、一般に牧場を開放して体験させているというので、見てみたくなって。お邪魔したいって、私から言ったんです」「それで、子どもたちはみんなして、嫁さんだ、嫁さん来た、って信二のことからかってさ」「……」 自由に生きているナオミが誰かの妻になる、などとはいままで想像もつかなかったので、そのような機会が訪れていたことに驚き、隆一はつい黙り込んだ。「いい加減にしてもう。ほらぁ、気分悪くしてるよ」 妻が自分の顔色をうかがったので、隆一は慌てた。「いえ、すみません。ただびっくりして…。あ、僕は、佐々木隆一と言います。千戸市で、画廊に勤めている者です」＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、一気に冷え込みました～ 早朝はそれほど寒くはなく、昼になるにつれ気温が下がってきたようです。 青森市の方では、雪になったとか・・・ ん去年よりちょっと早いかな？？？ こちらは雪こそ降りませんでしたが、初めてファンヒーターを点けました。 先月まで猛暑に悩まされていたのが嘘のようです～ 思えば、ストーブを点けなくてすむ時期って、６月から９月末ころまでなんですね。 そういうわけで、ストーブをしまうことはないです。 常に部屋の中にあるので、ビニールをかぶせておくくらいです。 冷え込んで一気に元気になるのが、菊の花です。 食用菊が、ほぼ満開状態となりました。 この寒波は明日までということです。 気温が平年並みに戻ったら、そろそろサヤエンドウの種を蒔きたいです。ハロゲンヒーター/ランタン/暖房器具/遠赤外線ヒーターのような暖かさ/APIX/アピックス/APICEそ...価格：3,980円（税込、送料別）補助暖房にお役立ち
October 26, 2010
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『ダブルキャスト』（１２８）第５章・北の交差点
「あ、では行かなくては…」「頼む」 ミーシャはそれだけ言い残して、署内に消えていった。「行きましょ、隆さん」「あ、ああ」 隆一は、ナオミに促されて、マイクロバスのように大きなトヨタの４ＷＤに乗りこんだ。 すっかり暗くなり、雪もちらつき、路面が凍り始めた国道に乗ると、もうどこへ向かっているかわからなかった。「寒くねぇか」 初老の男が、隆一に訊ねた。「いえ、大丈夫です」 まだ防寒用のダウンジャケットを調達できず、本当は寒い。「いまに暖房の温度上がるすけ、ちょっとだけ我慢して」「お父っさん、トランクにアノラックがあるじゃないの。とりあえず着てもらったら」 妻の方が言った。「んだな。どっかで停まったら出してやるから」 彼らは、見ず知らずの隆一に対して、親のように心配し続けていた。 よそ者にたいして、人見知りせず、また過剰に好奇心を持つわけでもないのが、北海道人の特徴のひとつではあるが、この夫婦は最初から居心地がいいと思った。 車は国道５号線に乗り、大沼公園方面へ向かっていた。 途中の道ばたに、ログハウス様に建てたレストランの駐車場に入っていった。「ここも、もう閉店だが開けててもらうべ」「んだ、かえってさ、人が少なくて話すにちょうどいいんじゃない？」 夫妻は４ＷＤのトランクから、重たいアノラックを出して隆一に手渡したあと、レストランへ向かった。「あっ、お久しぶりです」 がっしりとした体格にネルのシャツとアラン模様のセーターを着た、４０歳半ばのオーナーは、夫妻に気づいてさっと挨拶に来た。「おう、亮太、元気そうだなあ」「おかげさんです」「いま忙しいか？」「いや、こっちは完全にシーズンオフでサッパリですよ。お父っさんこそ、信二が死んで大変なのに…」＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、深夜から雨が降り、生温かい１日でした～ 早朝、菜園の見回りに出たら、枯れたと思っていたキュウリのツルから、２本も大きなキュウリがぶら下がっているのを発見しました さっそく収穫してサラダにして戴きました^^ 明日からは２日間ばかり、冬型の気圧配置となって、雪も降りそうな予報なので、気がついて良かったです。 秋の家庭菜園の収穫も、ゆっくりと始まってきました。 まずは食用菊からです。 食用菊は、観賞用も兼ねるので、一度にはたくさん取らないです。 この分はお味噌汁になりました。 菊の香りを料理で味わうと、秋も深まったな～という気がします。マグロのトロを思わせるほどの風味を持つふっくらと大きいお刺身用の旬の鯖をしめさばに！八戸...価格：1,512円（税込、送料別）
October 25, 2010
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ノコとツチノコ☆時空編・５６
「なんかもっと苦労する気がしましたが、こんなんでいいんですか」「それが技術の進歩というものだ」「人間世界で応用できませんかね～」 モルトが言った。「うむ、まあできないこともないぞ、しかし人間はやはり非常に複雑怪奇な生物であり、また人間社会というのも多彩で広く歴史も長いという事であるからして、この小さなコンピューターではメモリ不足・・・という事になるの～、なんなら君たちが開発したらどうかね」「それが出来たらノーベル賞を１００個も貰ってますよ（＾＾；；；」「ダ・ビツチさん、ツチーベル賞を貰ったらどうですか」「ふむ大変魅力的な話ではあるが、実用化してからでないとのう～、つまり、今、われわれが地上に戻ってみるのがひとつの実験となるのだが・・・」「ダ・ビツチさん、カール、どうする、まだいる」 ツチオが焦った。「お、おお・・・どうもこのごろは物忘れが激しくて困る。まー・・・カールはこのさい、放置じゃ！地上に戻ったら時空のひずみが出来ないように応急処置をしておこう」「しかし、いずれはまた出来ますよ」 ツチ文が言った。「どうすればいいのかしら・・・」 ツチミが目を輝かせた。＜つづく＞ランキング参加中です。励みになります、バナーのクリックをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます------------------------------------------------------------- ゆうべは、ユニクロの通販サイトにフリースを注文していました～ 夏はほとんどチラシも見ないのに、冬が近くなると買い始めます。 早いうちに買わないと、欲しい柄やサイズがなくなってしまうので・・・ これもユニクロの戦略か で、買っても着るのはだいたい、家の中なんですね。 フリースは、真冬になると寒くて、アウターには出来ないです（＾＾；；； その他、秋冬物のコートを出したり、デニムを洗ったりと、少しずつ冬支度をしています。 今夜は、ＮＨＫ杯フィギュアの男子フリーを見たあと、外タンクに灯油を詰めたりしていました。 さて、ＮＨＫ杯では大ちゃんが３年ぶりに優勝できて、良かったです～ いよいよ舞踏家のようになってきましたね エキシビジョンの演技は、ほとんどアートという印象がありました。 エキシには真央ちゃんも登場して、なんとなくほっと安心です。 表現力は非常に上がっていると思うんですが、ジャンプで苦しんでいるのですね・・・ ＮＨＫ杯の地上波では、シュルタイス君のフリーは見られなかったので、あとでユーチューブで探してみます。ワールド・フィギュアスケート（44）価格：1,890円（税込、送料別）この本買ったことない・・・高いけど買おうかな きのう植え付けたラズベリーの苗です。 まだ、南側の半日陰に置いています。 成長しはじめたら、もっと日当たりのいい場所に移します。 小菊の花が咲いてきました。 これは、一昨年、種を蒔いたものです。 紫と黄色の花が咲くようになりました。 今年は、夏に一度、バッサリと剪定したので、蕾がたくさん出来ました。 全開が楽しみ～
October 24, 2010
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『ダブルキャスト』（１２７）第５章・北の交差点
「私はどうも、女性の扱いは苦手で…」「……」 ナオミはあっけに取られていた。「あの２人は、母娘ともども私には制御不能なのだよな」「でも刑事さん、女性を制する者は世界を制する、と言いますわ」「だから、いままで世界を征服した人間はいない」 隆一とナオミは吹き出した。「わかりました。佐山さんが民間人の申し出を受け入れてくださって良かったです」 ナオミが言った。「沢田さんたちを味方につけたら捜査のスピードは格段に上がります。あの人たちは文章家で、かつ娘さんのほうは考古学の研究家でもあります。そういう人達はだいたい好奇心が強くて、観察力も鋭いものですから、話を訊く価値はあるでしょう。…では、私たちは用がありますので」「君たちは、これからどうする？」「岡田君のご両親と、いろいろお話する予定です」「それなら、気を落とさないように元気づけてほしい」 ミーシャが、駐車場へ車を出しにいった老夫婦を見やった。「跡継ぎにと思っていた岡田を亡くして、茫然としている」「わかります、岡田君とは正式に養子縁組をしていましたから」 ナオミは言った。「だから、あの夫婦も岡田というんだよな」 ミーシャが呟いた。「お父さんのほうがガックリと来ていて…私も胸が痛い。署内で、死亡時の状況を説明したら、取り乱した。そして、『だから警察官なんかになるなと言ったんだ、信二には向かなかった』と、怒り出した」「……」 一瞬、返す言葉がなかった。「彼は一所懸命だし、有能だったことは説明したが…」「でも、とても素直な性格で、人を疑うことを嫌っていました。たしかに、ご両親の見方は正しかったかもしれません」 ナオミが呟いた。「いまとなっては、ご遺族にしてあげられることは犯人を見つけることだけだ」 ミーシャが呟いた。「ええ、」 ナオミが返答しかけたとき、駐車場から出てきた紺色の４ＷＤが軽くクラクションを鳴らした。 振り返ると、岡田夫妻が手招きしていた。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、夕方からＮＨＫ杯を観ながら、空き時間にラズベリーを植え付けていました。 いくら外が暖かくても、フィギュアのシーズンが始まると、あ～、冬が来るんだな、と思います。 世界選手権が終わってから半年、あっという間でした・・・ 今回、真央ちゃん調子が悪くて可哀想だったけど、大人っぽくなりましたね。 まだシーズンは始まったばかりなので、頑張って～ 真央ちゃんを家族中で応援しています ＮＨＫ杯、ビデオに録画してはいるんですが、やはり放映時間に観たくてＴＶの前に座っていました。 男子のショートプログラムが終わってから、１時間ほど時間があったので、その間に菜園作業です。 大ちゃんも格好良くなっていました^^ 演技の前から、すごい声援でした～ 明日のフリーも楽しみです。 外国人選手の中では、好きなシュルタイス君も来ていて、思いがけなく嬉しかったです。 こういう時は、食事もピザなどと適当です。 タバスコの中の、ハラペーニョソースを使ってみました。 辛みはほのかで、酸味があり美味しいです。 パッケージがなかなか面白いですGO FOR GREENTABASCO ハラペーニョソース 60ml価格：251円（税込、送料別）
October 23, 2010
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『ダブルキャスト』（１２６）第５章・北の交差点
「明日にでも写真をお渡しできると思います。きっと証拠として役立つでしょうね」「ん、それは助かる」 彼はあっさりと答えた。「しかし彼女らはまだこの辺をうろつくのか…？」「いまはお母さんのほうが、急に具合が悪くなりまして。ホテルで休んでいるようです」「なんだって、ひとりで３人前も話すあの母親が？」 ミーシャは困り果てて貧乏揺すりをはじめた。「それで、彼女らはまだ函館に居るつもりなのか？」「お母様の体調次第でしょうけど、事件に協力する気まんまんな様子でしたわ」「…なるほど、それなら私がいくら言っても聞きそうにないな」「現場にいた人には、常にいてもらった方がいいんじゃありませんか？少なくとも私なら、その方が助かりますけど」 ナオミが淡々と言った。「それに、佐山さんの事、男前だって言ってましたわ」「なに？」 ミーシャの表情が一瞬、緩んだ。 腕組みをしたまま、靴で通路を叩きながらゆっくりと身体を一回転させた。 その様子が器用だったので、彼はコザックダンスも出来そうだと思った。「どっちが？」「お母様の方ですけど」「それは光栄だが、娘さんのほうはどうなのかな」「鮎子さんもきっと、同じ気持ちだと思いますわ。だから協力を申し出ているんじゃありません？」 ナオミは、かなり適当なことを言っていた。 すくなくとも、沢田母娘の母親、てる子はともかく、娘の鮎子はミーシャについてなにも言っていなかった。「わかった。協力してくれるなら、こちらでも捜査員を出して、警備させよう。それで君たちへの協力も頼みたいと思うのだが」 彼は、態度を１８０度変えた。 沢田母娘の人気を得た、ということがそれほど効いたのだろうか。 だとすれば、ミーシャは非常に単純な男である。「ええ、それはもちろんです」 ナオミが言った。「私の役割があれば…」「あなたには、沢田母娘の面倒を見て欲しい」「はあ？」＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、夕方から郵便局へ行ってきました～ またまた、近くの局は閉まっていたので、てくてく歩いて本局へ。 本局までは歩いて２０分くらい、と、ちょっと遠いです。 でも、いまの時期は夜の散歩が気持ちいいですね 郵便を出したとき、切手を１シート買ってきました。 キレイなのが欲しくてカタログを見せてもらいました。 今回はこれにしました。 『関東花紀行』というものです。 記念切手じゃなくても、いろんな模様の切手があるのは楽しいです^^ すぐに使い切ってしまうのですが・・・ いつの間にか、郵便局周りにもネットカフェやゲームセンターなどが出来て、見歩いているうちに夜の７時をすぎていました フィギュアのＮＨＫ杯が始まるまでに帰りたかったので、古書店で本を一冊買っただけで、急いで帰宅です。 いろんな店ができているので、あとでゆっくり見に来たいです。 生協の配達で、ラズベリーの苗が届きました。 ５００円ラズベリーという名前でした。 ５００円玉がなるわけではなく、５００円玉大の実が付くとか・・・！？ さっそく、明日にでも植え付けたいです。155g リッチスタイルフルーツジャム ラズベリー価格：630円（税込、送料別）
October 22, 2010
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『ダブルキャスト』（１２５）第５章・北の交差点
「刑事さんに聞いたけど、まだ解剖から戻ってきてないとかで…だと葬式、出せないべさ。なるべく早く戻してくれって頼んでんだけどさ…次々と人がうちに来てるすけな」 夫はミーシャを見て、呟いた。「あんた、それはしょうがないわ、いろいろ難しい手続きがあるんでしょ」「…まったく、どこのどいつがこったらひどい事考えて、信二ば殺したんだか」「だから私は何回も、警察官になるの反対したの。危険な仕事だもの…」 ミーシャは、途方に暮れた様子の老夫婦を、視線を落として見つめていた。 ２人はまだ、岡田の死を実感できていない様子だった。「ここは寒いですから、どこかでお話できませんか？」 ナオミが言った。「…んだな。俺ら車で来たすけ、どっかドライブインででも話すか」 夫のほうが、言った。「君たち、帰ってなかったのか？」 ミーシャが、ナオミに向かって言った。「ええ、ちょっと時間がずれ込みまして」「今夜は私も忙しくて、君たちと遊んでいるヒマはないぞ」「私も遊びに来たのではありません。岡田君のご両親にお会いしたくて、来たんです」 ナオミは言った。「…それと、沢田さんたちと五稜郭でお会いしましてね」「なに？あの母娘とか」 ミーシャの表情は一気にハバネロを噛んだようになった。「あの人たちもまだいたのか。困ったことになったな」「犯人に見られているかもしれないから、早く千戸市に戻って欲しかったんでしょう？」「まあ、そうだが」「あの人たちは大事な証拠を持っています。カメラの中に、森田麻衣と遠藤博和を殺した時間帯に、函館山のロープウェイ山頂駅にいた人間がほとんど映っている可能性がありまして…」「なにっ、それを早く言いなさい」 ミーシャが腕組みをしてナオミを見下ろした。（アンタが先に訊けよな～、沢田母娘が事件を知って駆け込んで来たときに…この石頭！） 隆一は思わず内心で毒づいた。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、雨が降ったり止んだりして、少し暖かい１日でした。 １０月も下旬になったというのに、相変わらず気温は高めですね～ それでも来週からはグッと気温が下がるということなので、ぼちぼち冬物の準備などをしています。 コンビニスイーツも、徐々に冬らしくなってきました。 これはどら焼きにクリームとあんこが挟んであるものです。 いつもコンビニに行ってますね（＾＾；；； 今夜は、月末の支払いのために出かけてきました。 は～、月末ってあっという間・・・ 食用菊が徐々に咲いてきました。 暑くて開花が遅れていましたが、やっと咲いてくれました。
October 21, 2010
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ノコとツチノコ☆時空編・５５
「こんなにあっさりと証拠を押さえられたら、もう誰も苦労しませんね～」 画面には、猫検事たちが派手で悪趣味な模様の杯で、高級マタタビ酒を飲みながら、『ゴローにすべての責任をおっかぶせて、我々は怪盗ツチ蔵を捕まえることができない無能猫検事ということを隠蔽するのニャ・・・』『ニャフフフ、おぬしも悪よニャあ』 と、話し合っている様子が映っていた。「無能と自覚しているあたりがなんとも・・・」 ノコは、猫検事たちの談合風景を見ながらドン引き状態となっていた。「背景が金屏風というのも時代劇だなぁ・・・」「これじゃ猫判事たちも裁判に来たがらないわけニャよ」 ゴローは、自分がはめられたことをしっかりと自覚して怒り、毛を逆立てていた。「よし・・・これを動画で撮影～っと」 ダ・ビツチは、ポケットコンピューターのボタンを押して、猫検事たちの談合を撮影し、メモリーに保存した。「これでよいぞ、では善は急げということで地上に戻ろう」＜つづく＞ランキング参加中です。励みになります、バナーのクリックをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます------------------------------------------------------------- きのう写真をｕｐしたトマトスープが少し残ったので、『鍋ラーメン』を入れて食べてみました。 『鍋ラー』というと、いままではインスタントラーメンを使っていたのですが、鍋専用のラーメンを入れると歯ごたえがあります。 こうなると完全にＢ級テイストとなりますが、これがまた美味しい 夜食にはちょうどいいです～ いまの時期は、何を食べても美味しいから、太らないようにしなくては・・・ 今年こそ夏太りを避けようといいながら、やっぱり夏を越したら少し太っていました（＾＾；；； これはやはり、冬にダイエットするしかない！？ スカパー！などのスポーツ番組では、そろそろスケートシーズンも始まったようで、前シーズンの欧州選手権などを再放送しています。 そういうのを観ると、やっぱり頑張ってスケートに行きたいな～と思ってしまいます。 飛んだり跳ねたり、というのは出来ないですが、ただ滑るだけでも楽しいです。 それに、ウインタースポーツはダイエットにバッチリ効きます^^ 私は走るのが苦手なので、スケートの方が好き、という単純な理由もあります かなり長い間滑っていないため、屋外リンクが空いたら、あまり人のいない時間帯に行ってみて、どのくらい滑れるのか試してみないと心配です（＾＾；；； 近くの屋外リンクには手すりがないので・・・ 滑れなくなっていたらどうしよう(>_
October 20, 2010
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『ダブルキャスト』（１２４）第５章・北の交差点
「じゃ、もう一回ストリーム出してくるか？権太からキーを借りてこよう」「ちょっと！免停なのになに考えてるのよ。無免許運転で、警察に乗り付けたら今度こそ逮捕なんだから！！」「いや、冗談だって」「隆さんは交通違反のことを軽く考えすぎてるのよ。昔の青森県しか憶えてないからだわ。スピード違反に信号無視、飲酒運転、だだっ広い農地を自家用車で無免許運転、なんてのが華やかなりし時代じゃないんだからねっ！」「わかったわかった、せばとっとと市電で行こうぜ」 いままさに自分に蹴りを入れそうな勢いで怒っているナオミを連れて、隆一はホテルを出て市電の駅に向かった。 函館湾警察署まで、函館駅前から市電に乗って青柳町まで行き、降りてすぐの所に警察署はあった。「きのう権太が化けた人力車に乗ってきたのが、ずっと前のことみたいだな」 すっかり暗くなった街路に浮かび上がる警察署を見て、呟いた。「あれ、ミーシャが前に出てるわ」 ナオミが言った。 ミーシャこと、佐山達郎が、７０歳前後の老夫婦と向かい合って、警察署の入り口に立っていた。「あの人たちか？岡田刑事の里親って」 その老夫婦は、ナオミの言っていたとおり、思っていた以上に『普通』という印象だった。 夫の方は、黒っぽいダウンのジャンパーに、グレーのニット帽をかぶり、落ちくぼんだ彫りの深い目元には白髪交じりの眉が伸びていた。 痩せていて、こなれたウールのズボンには、トレッキングシューズを履いている。 妻のほうは、やや紫がかったウールのコートを着て少し太っている。髪は、ロシアの老婦人のようにスカーフで包み込んでいる。 肩を落とし、なにか頼んでいるのかミーシャに対して、何回も頭を下げている。 どうやら別れ際のようだが、彼らに近づいたナオミを見て、「あんら～、ナオミちゃんでねぇの」 と、女性のほうが声をかけた。「んだ、久しぶりだなぁ」 同伴している夫も、かすかに笑顔になった。「信二のことで、来てくれたのか？」「はい、このたびは大変な事で…」 ナオミが言うと、ふたりは涙ぐんでうなずいた。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、起きたら、机回りで積み重ねていた雑誌や本、新聞の切り抜きなどが崩れていました 半日、片付けに追われました～ 毎回、ちゃんと整理すればいいのですが・・・ このごろ小さな地震が多かったので、徐々に崩壊が始まっていたたんだと思います（＾＾；；； ただ、片付けていると探していたモノが出てきて面白いですね。 今回、助かったのはサングラスが出てきたことです。 サングラスそのものにほとんど用事はないのですが、そのサングラスのネジが欲しかった 実は、１年ほど前から普段使いのメガネのツルを止めているネジを無くして、ずっとツルをテープで留めて誤魔化してきました。 発見したサングラスは、メガネと同じデザインのものだったので、ツルを外してネジを取り、普段使いのメガネに取り付けました。 なんとか使えそうです～ メガネに使う小さなネジって、探してもなかなか売っているところが見つからないので助かりました。 ただ、いずれはメガネやさんで直してもらわないと・・・☆コンパクトで☆おしゃれなメガネケース!!スリムなメガネケース エンジ 【O-net point2倍】価格：800円（税込、送料別） 今日も少し冷え込み、夕方はスープになりました。 鶏とひよこ豆、サツマイモのスープです。 トマトはもう収穫できなくなったので、トマトジュースを使用です。 初めて食べたひよこ豆は、コリコリとして美味しかったです
October 19, 2010
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『ダブルキャスト』（１２３）第５章・北の交差点
「そうなんだけど、きっと署には岡田君のご両親が来ていると思うの。私、何度か牧場にお邪魔してたから、警察署にいたらお悔やみを言ってきたくて…」「なら、僕も行くよ」 隆一は、なぜかいつまでも、岡田とナオミの関係が気になっていた。 彼女は、岡田の里親たちとも会っているという。（彼はもうこの世にいないとわかってるのに、おかしいよな） と、感じた。「来る？普通の人達よ。篤志家とか、そんな感じには見えないの。普通の、農家のおじさんとおばさんなんだけど、」「邪魔か？」「いえ。そんなことはないわ」 ナオミは、少しそっけなく答えた。「あまり、ひとりで動かないほうがいいぞ。自分でそう言ってたじゃないか？」「あはは、それもそうね」 彼女は苦笑した。 どうも、ひとりで行きたそうな雰囲気だが、強引についていくことにした。 権太はホテルに入ってしまえば、テレビを観てるか、ジムに行ってるか、それとも寝てるかだから、あまり不安はない。 ただナオミの場合、問題が大きい時ほど、ひとりで解決したがる癖がある。 表には出さないが、彼女にとって岡田を失ったことの喪失感は大きいはずだ。 誰だって、親しい者を亡くせば注意力が散漫になり、スキが生まれる。 岡田や森田麻衣たち３人を殺した犯人は、自分たちの近くにいることは確かだから、彼女をひとりで歩かせるのは危険だった。 死んだ岡田の人となりを聞くうちに、彼とナオミはどこか似ている、と思った。 精神性の、中心にある核の部分に、『弱者の側に立つ』という使命感のようなものが常にある。 彼女は、普段そういうことを声高に主張したりなどしなくても、まるでＤＮＡに組み込まれているかのように、いつも世の中でワリを喰う立場の者に寄り添っていた。 そのためには権力者を利用する事もいとわなかった。 岡田もかなりのヒューマニストだったろうから、彼女の考え方を理解していただろうし、話も合っただろう。 育った環境とか、教育の成果がどうのと分析したくなるが、それはあまり意味がない。 世の中には、生まれつきそういう人間もいるのである。 ナオミは、岡田とは恋愛関係になかった、と言っていた。 それが嘘であろうとも、もはや構わない。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、一気に冷え込んで、夜はエアコンを暖房モードにしました。 暖房にすると、まだ少し暑いかな～、という感じです。 長雨が上がったので、菜園作業を再開です。 今日も、夏野菜を植えていたコンテナの土を掘り起こし、配合しておいた新しい土と混ぜ合わせたあと、ネギを植えることにしました。 春から夏にかけて植えておいた場所は日当たりが悪くなり、細～くなって生き延びているのを、コンテナに植え替えました。 あとは、コンパニオンプランツとして茄子、キュウリと一緒に植えておいたネギを集めたり、料理に使った根深ネギの根っこを植えたり、と、リサイクルネギ（）です。 秋にこれをやっておくと、冬場、買い物に行けないときに重宝します。 その後は、秋野菜のコンテナを、さらに暖かい場所に移しました。 夜、外で作業していると息が白かったです（＾＾；；；ネギ好きの方に！香川県産村山さんちの細ネギたっぷり！折らずにまっすぐお届け！【送料無料】...価格：2,480円（税込、送料込）「ネギ」で検索したら出てきました。 今夜のコンビニパスタは、最近話題の焼きパスタです。 二層に重なったソースとパスタが濃厚な味わいです。 何だかラザニアみたいで懐かしかったです
October 18, 2010
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ノコとツチノコ☆時空編・５４
「何かその、犯行予告のあった日に猫刑事を引き揚げさせたことの、はっきりとした証拠があれば、ゴローにとっても有利になるのだが・・・」 ダ・ビツチは考え込んだ。「なんせ、数百年前の話ですから証拠なんてないでしょう～」「そんな昔なら、指示を出した記録の残るフロッピー爆弾というのも無いしなぁ」 モルトが笑った。「ダ・ビツチさん、ある証拠、見る採る」 ツチオが、急に立ち上がってばたついた。「ツチオさん、急にどうしたの？」 ツチミがびっくりしていた。「ダ・ビツチさんある、時間の調整装置バージョン２，タイムマシン、戻って見る、父ツチ蔵予告出す、猫検事談合する、見える」「お、おおそうか、自分で制作しておきながら、ど忘れしておった」 ダ・ビツチはＤＳのようなポケットコンピューターで、時間の調整装置バージョン２を起動し、「なにも危険を犯して江戸時代に戻らなくとも、画面を見るだけでもよいのだぞ」 と、呟いた。「お～、グレートすごい、ダ・ビツチさん」 モルトが感心して拍手した。＜つづく＞ランキング参加中です。励みになります、バナーのクリックをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます------------------------------------------------------------- ２，３日、雨がちの日々が続き、気温も下がってきました。 秋雨が続く季節の変わり目になると、ガーデニングも特にすることが無くなり、ちょっとだけ暇になります。 暇、と言っても１週間くらいの間ですが・・・ 天候が安定したら今度は、また冬野菜の種まき、夏野菜の片付け、花の植え替えや株分け、注文している苗が届いたら植え付け、と始まります。 これからはすべて冬越しの準備となります。 すぐに暗くなるので、これからは１日にひとつ出来ればいい方です いまの時期に訪れるちょっとしたヒマの間に、旅行にでも行ければいいのですが、ついダラダラとしてしまいます（＾＾；；； 肌寒くなってきて、やっと鍋の出番です。 今夜は鳥鍋となりました。 ところが、なんと白菜が店に無く、４分の１カットすら売っていませんでした・・・ 頑張って白菜も育てれば良かった 代わりに、鍋のすき間をモヤシで埋めました。生のおいしさをギュッと閉じ込めた乾燥白菜！スープやインスタントラーメンを野菜たっぷり具だ...価格：315円（税込、送料別）
October 17, 2010
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『ダブルキャスト』（１２２）第５章・北の交差点
「私も美味しいモノには目がないのよ」「女の人にも好評ですよ。イベリコ豚の生ハム、道内で一番、安いんじゃないかな。…ああいうの、同じものでもすげぇセレブなレストランとかで頼んだら、高くてとても手がでないけど、うちだと一皿１０００円ですから」 裕哉が、自慢げに答えた。「１０００円か、素晴らしいな」 隆一も笑った。「それで、バンドもあるんです。ヒロの奴がドラム叩くんで、見てやってください」「あー広瀬君が出るんだ？そりゃぜひ、見なくちゃな」 権太が言った。「ライブ見るのはタダですから、何回でも見て下さい。明日も出る予定ですし」「楽しみになってきたわ！じゃ、また後で会いましょう」 ナオミは裕哉から３人分のクーポン付きチラシを受け取った。 ３人は『ステージオ』を後にして、五稜郭前からはバスで市街地まで戻った。 ☆★ 春分まで、まだ１０日あまりある函館の空には、すでに青い夕暮れが満ちていた。 函館駅前のレンタカー営業所で、権太の名義で白いストリームを借り、車はいったん『函館北ウィングホテル』の駐車場に入れた。「ホントは、赤いのにしたかったんだけど、目立たない方がいかべ」 営業所の中で、権太は残念そうに呟いた。 彼は派手好きなので、車を買うとなると必ず極彩色にするだろうと思った。 センスよりも走りよりも『目立つ』ことが大事なので、蛍光ピンクもありだろう。「でも、白いワゴン車だって、いつも犯罪現場から逃げ去ったことになっちゃうのよ」 駐車場から戻りながら、ナオミが言った。「沢田さんたち、どうしてるかな。ふたりとも遊び疲れてたけど、大丈夫そうならビアホールに誘ってみないか？すぐに、昼間のお返しっていうのもなんだか水くさいか…？、でも千戸市に帰って時間があるかどうかわからないしな」 隆一は言った。「それなら、私が張田食堂の中華ランチバイキングにいつでも来られるようにしておくから、大丈夫よ。ちょっと、これから函館湾警察署へ行ってくるから、隆さんたちはゆっくりしてて」 ナオミが言った。「ミーシャに会うのか？今日で帰ることにしてんだろ？」＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』2009(H21) ホンダ ストリーム X 車検H24/07【お買い得車市場対象車両】【中古】価格：1,753,500円（税込、送料別）☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ きのう１日降り続いた雨があがり、早朝、庭の菜園スペースに出てみました。 朝晩の気温はだいぶ低くなったものの、まだ茄子とピーマンは収穫できます。 夕方は、ほとんど収穫している時間がないので、３日に一度ほど早朝に出て、実っているのがあれば採っています。 茄子はとても実が小さくなりました。 雨上がりに怖いのは虫です １０月にしては気温が高く、今年はけっこう被害がありました。 １週間くらい前に、種まきの時に一度撒いておいた、オルトラン粒剤をもう一度撒きました。 農薬はあまり使いたくないのですが、秋野菜は葉がボロボロになるとどうしようもないので、やむを得ず使用です。 結果、まずまずキレイに育っています。 これはコンテナで育てているミニ大根です。 先日植え替えた、ワイルドストロベリーが元気になってきました。 これは、１００円ショップの種から育ったものです。 イチゴはもう少し植えたいですね。
October 16, 2010
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『ダブルキャスト』（１２１）第５章・北の交差点
しかし北上は、それには答えなかった。「それじゃ、俺は美ぃちゃんのところへ戻るから。裕哉君、片付けはもう、適当でいいよ。…じゃ、また明日」 彼は、早口に言い残して、さっさと居なくなった。「あの人、奥さん命ですからね～」 裕哉が笑った。「そうなんだ？」 隆一は、つい権太を見た。「うん、まあ」 権太は呟いた。「確かにそうだよ。でも…」 権太は、裕哉が用具室に行くのを見届けて、呟いた。「あの人は自分と奥さんさえ幸せなら、他の世界のことはどうでもいいんだよな」「なるほど、じゃあここと、奥さんの実家が自分のお城ってことね」 ナオミが言った。「とにかく、きのうの朝は谷村徹平と北上慧がここにいた、というのははっきりしたわ」「まぁ俺も見てたけどな。谷村さんはしょっちゅう出たり入ったりしてるから、はっきりわからなかった」 権太が言った。「谷村徹平に会えるまでここに居座ろうと思っていたけど、ベイエリアのほうに行くなら、いったん戻った方がいいわね」「それしかないだろうな」 隆一も呟いた。「じゃ、行くか」 権太がコートを着たとき、裕哉が用具室から出てきて、「ちょっと待ってください」 と、引き留めた。「何？」「俺、ここでバイトしてるんで、ベイエリア行ったなら寄ってくださいよ」 彼は、生ビールのジョッキにピザや生ハム、カニグラタン、フライドポテトなどの写真が載った、ビアホールのチラシを差し出してきた。「これクーポン付いてるんです。あと、俺がいるときに来てくれたら、少しおまけしますから」「あらありがとう、私、きのうの晩からここに来たかったのよ。このビアホール、イベリコ豚の生ハム食べられるところでしょ？」 ナオミが喜んでいた。「そ、そうです。よく知ってますね」＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、１日じゅう雨が降っていました いまの時期、雨が降り続けると、さすがに菜園はお休みです。 そのかわり、夜から郵便を出しにコンビニへ行き、ふたたび缶コーヒーのジョージアを買ってきました。 ＤＳを狙っていたので、やっと１０ポイントたまり、携帯から応募。 携帯の画面で、即、ハズレということに・・・ 懸賞って、結果がわかるまでのワクワク感が面白いような気もするのですが、何でもスピードが大事ということでしょう またポイントがたまったら応募します～ その後、Ｗチャンスに応募、というボタンをクリックしたら、携帯ゲーム『モバゲー』の怪盗ロワイヤルに誘導されて、手下を元気にするアイテムというのをもらいました（＾＾；；； 怪盗ロワイヤル、ってＣＭで観るだけで、やったことないんですが・・・ モバゲーでやってるのはテトリスだけですよ～ ただ、携帯電話でゲームは画面が小さくて、目が疲れますね。 ＤＳも欲しいけど、ゲームのためにいまから買うならスマートフォンのほうがい怪盗・戦国ロワイヤル攻略ガイド価格：777円（税込、送料別） 気温が少しずつ下がり、食用菊がほころびてきました。 今年は咲くのが遅いです。 もう少し寒くなったら咲くかな
October 15, 2010
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『ダブルキャスト』（１２０）第５章・北の交差点
「できれば谷村さんにも来てほしいんだけどなぁ…あの人、さっぱり捕まらないんだ」 北上はポケットから携帯を取りだした。「…また留守電になった。テツさん、携帯鳴ってても気がつかないんだよなぁ」 テツさん、とは谷村のニックネームである。「谷村さんのような人が携帯持ってること自体、凄いっしょ」 裕哉が笑った。「谷村さん、というのはここのプロデューサー的な方ですよね。今日、ここにいたらお会いできます？」 ナオミが聞いた。「どうかな。あの人も忙しいから…。そうだ、今日はベイエリアで何か司会をするはずだよ。何だったかなぁ」「そうだ、シンガポールの中学生が、親善大使として来ているから、今季さいごの冬祭りイベントやるんだよ。その司会に、１８番の、魔女の扮装で登場するはずだ。出番は、今夜と、最終日の明日だったな」「わ、シンガポールからですか。こんな真冬に、寒くないですかね」 裕哉が言った。「あまりに寒すぎて、かえって感覚が麻痺するんじゃないか？俺も、国際ホテルの前に集合してるの見たけど、連中、上着はフリース一枚だけ、と薄着なのに平気そうで、びっくりしたよ」 権太が言った。「じゃ、ベイエリアに行ったらお会いできるんですね」 隆一も、谷村に興味がある風を装った。「うん、たぶんね。それでテツさんも、ここはきのうの午前中、一度顔を出しただけで、そのあとはぜんぜん、連絡がとれないんだ。きっと、準備で忙しいんだろ。役に入るまで、けっこう時間かかるんだよね」 北上が言った。「きのうの朝はここにいたんですね？」 ナオミが聞いた。 それは、死んだ岡田が、権太に『森田麻衣殺しの犯人が見つかった』と、言ってきた時間帯である。「…うん、そうだけど」 北上は口ごもった。「私、どうしても谷村さんにお会いしたいんです。この人がとても尊敬していて…」 ナオミは、横目で隆一を見た。「ええ、『ステージオ』のような、他に類を見ないイベント空間を造り上げた谷村さんにはぜひ、経験談や武勇伝をお伺いしたいと思っていまして」（ありえねー）と、思いながら隆一は言った。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、夕方になってからチリ落盤事故の作業員、全員救出のニュースを観られました～ ときどき、携帯のニュースで確認してはいたんですが・・・ 皆さんスムースに助かった、あー、良かった良かった 救出作業は順調に、かつ思っていたより早く進んでいたんですが、こんなに早く終わって驚きです。 閉じこめられていた作業員の方と、救出隊員の方々が乗ったカプセル『フェニックス』も、最後のころは外側がボロボロになっていて、救出作業の凄まじさを物語っていました。 皆さん、ほんと勇気ある方々で、頭が下がる思いです・・・ うちの母とかはさっそく、『みんなイケメンだわ～～～』と、いう状態になっています。 たしかに、これからこの方々は大モテでしょう！ ほとんど妻帯者のようですが（愛人までいる（＾＾；；；） さっそくギリシャが観光旅行に招待していますし・・・ 身体の調子が良くなったら、しばらく楽しんで欲しいですね ニュースを時々観ながら、今日も夜中に菜園作業です。 通してニュースを観ていると、どうしても野菜高騰の話題になるので、もう菜園はシーズンオフにしようかなと思いつつもちょっと頑張って、冬越し野菜の種まきです。 今夜は、キャベツの種を蒔きました。 カボチャを植えていたコンテナの土を掘り起こし、半分くらい新しい土を混ぜて種まきしました。 発芽したら、暖かい場所へ移します。 今夜は忙しく、コンビニのパスタでした。 香草ときのこのボロネーゼ、らしき名前のものでした。 秋の味覚たっぷりで美味しい香味野菜とお肉のうまみが凝縮！どこにも負けないボロネーゼ！【手打ち生パスタ】じっくり煮込...価格：840円（税込、送料別）
October 14, 2010
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ノコとツチノコ☆時空編・５３
「ダ・ビツチさん、気になることでも？」「警察官も猫なので当然だが・・・」 ダ・ビツチは、実験器具がひしめいているテーブルの上で、気持ちよさそうに寝ているゴローを見ていた。「検察官も猫ということだな。それらの証拠品が、猫検事たちの理解の範疇を越えている場合、ツチ蔵さんを有罪にするための証拠を捏造しかねないということだ」「いや捏造しなくてもツチ蔵さんは真っ赤な有罪なんですが（＾＾；；；」 ノコは焦った。「この一所懸命な刑事猫、ゴロー・ニャンゴロンボを失脚に追いやったのも猫検事たちの決定だったという話を聞くと、手強い連中ではあるぞ」「そうなのです、ツチ蔵さんがオランダ人の屋敷に、オルゴールを盗みに入るというのを予告していたというのに、ほかの猫刑事をすべて引き揚げさせて、ゴロー一匹だけで対応させたのは、誰あろう猫検事だというじゃありませんか」 ツチ文が、怒って答えた。「検事猫は、何をやり出すかわからないから怖いのニャ・・・」 ゴローは毛を逆立てて言った。＜つづく＞ランキング参加中です。励みになります、バナーのクリックをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます------------------------------------------------------------- さっきは、午前零時過ぎからヤフーのトップページに接続しづらくなっていました。 チリで、地下に閉じこめられた作業員の方々の、奇跡の救出が続いているからでしょうか。 私も朝から、いつ始まるか、いつ始まるかと思って見ていました それなのに、最初の救出はリアルタイムで観られなかったのですが（＾＾；；； 救出の瞬間を見ていると、やっぱりジワッと感動しましたよ～ 人類の叡智って凄い・・・ NASAのサポートとか、日本の蒸れないＴシャツとか、世界中から集まった技術と知恵が、奇跡の救出につながったんだと思うと、現代文明のありがたみを実感です。 ７００メートルの地下で耐え抜くことができた３３人の精神力にも、日々驚いていました。 あー、人類ってまだまだ進化してるんだな、って思いました 今後、最後の一人と救出隊の方まで無事、地上に上ってこられることを祈ります～ 今日は、夜になってからワイルドストロベリーを植え替えていました １００円ショップで買ったタネを空いたコンテナに蒔いておいたら、ひと株だけ育っていて、けっこう大きくなっていました。 夜中の作業だったので、暗くて写真は撮れませんでしたが、元気に育ってくれますように。 秋バラ最盛期です。 今週末は、さすがに最低気温が１０度を割るようです。 いまが一番の見ごろハーブの苗 「ワイルドストロベリー（赤実） 9cmポット」価格：294円（税込、送料別）
October 13, 2010
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『ダブルキャスト』（１１９）第５章・北の交差点
「その里親のご夫婦が大変、真面目な人たちで。俺とは教会が違うんだけど、岡田さんがああいう風に素直な人だったのは、里親と牧場の人達のおかげだと思う」 北上の目元は赤くなっていた。「あの人にとっていちばん楽しかったのは、クリスマス、復活祭、と、キリスト教の節目ごとに、同じホームで育った兄妹たちと芝居をするときだったんだって。だから、岡田君は、俺たちのような劇団の手伝いしてるときが楽しいんだ、って教えてくれた」 彼の目からは、涙がこぼれだした。 裕哉も、鼻をすすり上げはじめた。「…あの人には偏見というのがなかった。世間からは、ヒモだ、助成金ゴロだ、って言われてる俺のことも、最初からそういう目で見なかったし。ほら俺って誤解を受けやすいから、いつも構えてしまうんだけど、岡田君とはナチュラルに話せた」 北上は、肩を落としてため息をついた。「気の毒なことでしたね」 ナオミは、何も知らなかった様子でいた。「それで、奥さんも疲れちゃってね。昨日から風邪気味なんだ。…身体もあまり丈夫じゃないから、病院へ置いてきたよ。明日、教会へ一緒に行けたら、岡田君、それから森田麻衣さんを殺した犯人が早く捕まるよう、お祈りしようと思ってるんだけど」「あまり無理させないほうがいいんじゃないですか？稽古もかなり熱が入ってたし、美恵さん、相当疲れてますよ」 権太が言った。「ああ、無理そうなら俺一人で行ってくる」 北上が、ボソリと言った。 ここへ入ってきたときの、強がった態度が嘘のように消えて、途方に暮れた表情をしていた。「あの、よかったら私もご一緒していいでしょうか？」 ナオミが言った。「君が？どうして？」「だって岡田さんという人は、権太さんの友達ですもの。私、いまのお話を聞いていたら、とってもかわいそうになって…」「そう。来るのは構わないけど、カトリック元町教会、午前中だからね。午後からは子どもたちの演劇教室があるから」「わかりました、彼と一緒に行きます」 ナオミは言い、隆一を見た。「ええ、よろしくお願いします」 隆一も、岡田の生い立ちを聞いて驚き、さっきの北上との小競り合いは忘れてしまっていた。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、ちょっとだけ風邪気味の１日でした～ １０月の連休明けって、毎年調子がダウンしてますね（＾＾；；； 少し肌寒いと思って、上着を着て動き回ると汗だくになり、脱いで半袖で過ごすと冷え切ってしまうという感じです。 葛根湯を飲んでみたら、少しラクになりました。 この調子で、秋の家庭菜園はなかなかはかどりませんが、毎日少しずつ、いま植えている秋野菜のコンテナを南向きの場所に移動させています。 あと、冬越しする野菜も植えたいと思い、こんな種も買ってきました。 キャベツは冬越しして春に収穫するタイプのものです。 蒔き時がちょっと遅いけど、ダメモトで蒔いてみましょう～ あと一本ネギは家庭菜園にも欲しい 深型コンテナに、土を低めに入れて種まきしたらなんとか、それなりの形になるかな？ と、いろいろ妄想しても、日が短くて、なかなか手をつけられないです １００円ショップで、来年の占いを売っていました。 もうそんな時期なんですね～大袋登場！【乾燥キャベツ】味も風味も生のおいしさをギュッと濃縮！カップ焼そばやラーメンな...価格：600円（税込、送料別）野菜が高ければ・・・乾燥野菜もアリ
October 12, 2010
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『ダブルキャスト』（１１８）第５章・北の交差点
自分や弟たちには口うるさい父でさえも、母の治子には頭が上がらないのだから。 子どもの頃は、母親に口答えしようものなら、こっちの方が雷を落とされたものである。どんなときでも、父は母親の肩を持つ。 団塊世代はリベラルで、父母はお互いの両親と暮らしてこなかった、という条件下にあったせいかもしれない。 ところが時代が下って現代になっても、まだ女を操り人形としか見ることのできない男性が多いのも、現状である。 北上慧のような男を見ると、そのことを実感する。「今日は奥様とお会いできますか？良かったら、美味しいものでも食べておしゃべりして、仲良しになりたいんですけど…」 ナオミが言った。「いや、美ぃちゃんは病院なんだ。なにかとショックが大きくてね…明日、教会へ行けたらいいと思うんだけど」「岡田さんも亡くなりましたからね」 権太が言った。「…そうなんだ、急なことで」 北上は、うつむいて右手で目頭を押さえた。「いまでも信じられないよ」 さっきまでの、自己中心的な態度だった彼は目を伏せて、言葉を詰まらせた。「あの刑事さん、奥さんの美ぃちゃんのお気に入りだった。美ぃちゃんのこと、よくわかって接してくれて。優しい性格だったんだよ」 北上は呟いた。「でしたよね。俺も、あの刑事さんがマイナーな芝居が好きで、面白い人だと思ってました」 裕哉が言った。「一度、俺、話聞いたことあるんです。忙しいのに、どうして、素人芝居のボランティアなんてやってくれるんですか、って。だって、芝居見たかったら、夢名塾とか、劇団常夏とか、凄いのが色々あるでしょ。…そう言ったら、『芝居が面白いか面白くないか、っていうより、こうして皆で集まって、話し合ったり、椅子出したり、焼肉パーティしたりするのが好きなんだ』って、言ってました。岡田さんって、ちょっと変わってましたね」「うん、それは判るよ。亡くなった後だから話せるけど、あの刑事さんさ、札幌の里親の家で育っているから」 北上が言った。「えっ、じゃあ岡田さんは孤児だったんですか？」 裕哉は驚いた。「あー、なんだか、小さい頃にご両親がスリップ事故で亡くなって、お母さんの親戚である牧場主の夫婦に預けられた、とだけ聞いたなぁ」 権太が、思い出して言った。「そこでは里親もクリスチャンで、訳あって家族と暮らせない子どもたちを世話して、学校に行かせて、一緒に牧場の仕事や農作業をやってる、って話だったな」 隆一は、当然、ナオミもその話を知っているだろうと思って、彼女を見た。 ナオミは、軽く目配せをしてうなずいた。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、やっと近所のＳＣへ買い出しに行ってきました。 夏の間は、コンビニかドラッグストアで間に合わせていたので、スーパーへ行ったのは数ヶ月ぶりです。 これだけ間が空くと、店内のレイアウトが変わっていて、買いたいものを探してはウロウロとしていました（＾＾；；； １００円ショップで電池、コピー用紙などの事務用品、園芸グッズなどを調達したあと、スーパーのほうへ回りました。 やはり、野菜は高かった～ 今日も、昼間は夏日かと思うほど暑かったので、秋野菜の育ちが遅いんでしょうね。 頑張って秋も菜園しましょう・・・ 久しぶりにいろいろと買い込んだので疲れ果て、休憩コーナーで一休みです。 このときも、飲みものはジョージアにしておきました。 もちろん懸賞に応募するためです それで、普段あまり飲まない缶コーヒーを買っています。 家に帰ったあとは、残ったハンバーグとイチゴジャムでパイを焼きました。 冷凍パイシートがあって助かりました～ まだ残暑はあるものの、パイの美味しい季節になってきましたシャキシャキ青森りんごをそのまま丸ごとパイ包み★青森りんごを贅沢に丸ごと入れて焼いちゃい...価格：1,360円（税込、送料別）これは確実に美味しいです
October 11, 2010
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ノコとツチノコ☆時空編・５２
「なるほど、ツチ蔵さんとは行き違いになったとな」 ノコとツチオが、福次朗とともにツチノコの里へ入ったとき、すでにツチ蔵はいなかった その事を、ノコがかいつまんで話したあと、ツチオが言った。「父ツチ蔵、ツチコ、母ツチ乃会った、向かってる」「ほほう、それでは話が早いな」「それで、私の母もツチ蔵さんたちを引率して、直接、花巻へ向かいたいと言ってるんです」 ノコが言った。「それは猫裁判を花巻で開くからか先に、ツチノコの里でツチ蔵さんの宝物を取りだしたほうが良いと思うのだが・・・」 ダ・ビツチが腕組みをして考え込んだ。「やはり、いったんは裁判所に証拠として提出しなければならないでしょうねぇ」「それはデンジャラスに危ないぞ～、猫判事だけに、ネコババされる」 モルトが手を振った。「司法サイドは、判事も猫だったな」 ダ・ビツチが呟いた。「それならば、たいして心配はなかろう。猫たちにアンティークのシリンダー・オルゴールやフェルメールの価値など理解できるはずもない。まさに猫に小判というものだ。…しかし、ほかの点で不安はある」＜つづく＞ランキング参加中です。励みになります、バナーのクリックをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます------------------------------------------------------------- 今日も、雨の１日でした～ 夕方には上がるかな？と思っていたのに、勢いよく降り続けました。 この調子だと、３連休中は雨に降り込められそうですね。 家庭菜園も、夏野菜はほとんど片付けて、コンパクトになってきたので、雨が降ると身体を休められます。 と、いうわけで今日も買い物はパスです（＾＾；；； 秋の家庭菜園では、春菊、ワケギなどが育っているので、チヂミを作ったりしながら過ごしました。 今年はあまりに虫の被害が大きく、とうとうキャベツ、白菜は植えなかったです。 大根、カブはなんとか育っていますが、葉はボロボロです。 いくら虫取りをしても追いつかない(>_
October 10, 2010
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『ダブルキャスト』（１１７）第５章・北の交差点
「わぁ、嬉しい！必ず声をかけてくださいね！ずっと北上さんの連絡待ってます！」 ナオミはニッコリと笑って小首をかしげた。（まったく、よくやるよ！） 隆一は心の中で突っ込んだ。いまの彼女は、恋愛シミュレーションゲームの中にいる女性のように、相手の望んだ答えを語っているだけである。「あ、でも美ぃちゃんに会ってもらってからじゃないとね。うちの奥さん、ちょっと人見知りが強いっていうか…、相性って大事なんだよね」 北上は、ハッと我に返って首をひねった。「麻衣ちゃんにも、最初はなかなか慣れられませんでしたからね」 権太が言った。「うん、彼女とは最後まで合わなかったみたいなんだ。練習の後は、毎晩泣いててさ」「あら、どうしてそんな風になったんですか？」 ナオミが訊いた。「いつかご一緒する日のために、いろいろ気をつけなければならないことを、お聞きしておかなくちゃ、と思って…」「うーん、君なら問題ないと思うよ。だって性格良さそうだもん」 隆一と権太は、少しナオミたちから離れてお互いに手の甲をつねり合った。 しかし可笑しさは余計にこみ上げてくるばかりである。「麻衣ちゃんは、死んだ人のことを悪く言うのもなんだけど、性格が悪いんだよね」 北上は言った。「いつも谷村さんのダメ出しに反抗して、ケンカになるから、美ぃちゃんが不安になるんだよ。…美ぃちゃんは、毎日穏やかな雰囲気じゃないと、気持ちがザワザワとして夜も眠られなくなるから。麻衣ちゃんには、あのひねくれた性格を直してもらえたら、これからも一緒に芝居ができたと思う。生きていたら、まだ谷村さんにいろいろ教わって、いい女優さんになれたと思うのにね」 彼は、ため息をついて頭を振った。 権太は、森田麻衣を『性格の優しい子』と言っていたし、自分も、東京でロケ中の彼女を見たとき、人柄のいい女優だと思った。 彼女の評判はおおむね、良かったと思う。 きっと北上慧にとっては、『言うことをきかない＝性格が悪い』なのだろう。 どだい、隆一に対して『彼女の躾がいい』などと言うことからして、時代錯誤である。☆函館山の側から見た市街地です。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は昼すぎから雨となり、夕方にかけてさらに雨足は強くなってきました。 １０月だというのに、梅雨のような毎日ですね～ 去年の今頃は台風が来て、けっこう寒くなって冬支度に入っていたことを思うと、今年はまだまだ異常気象かなと思います。 ３連休の初日に、予定していたスーパーでの買いだしは取りやめです。 電池やコピー用紙などが切れかかっていて焦っているのですが・・・ こうしてダラダラとして、いつかは家の前のドラッグストアへ駆け込むことになるのでしょうか（＾＾；；； 消耗品はなるべく１００円ショップで調達したいもんです 透明衣装ケースをリサイクルして作った特大コンテナに、レタスの苗を植えました。 これは２つ作って、大根の種を蒔いておいたものです。 こちらのほうはなぜか育たず、虫もついて全滅してしまいました あとひとつは、どうにか成育中です。 でもって、これには葉ものを中心に植えて、少しカラフルにしたかったので、スイスチャードとサラダほうれん草、リーフレタスを赤、緑と植えました。 レタスの苗は、ベビーリーフのタネから育てました。 大株に育ってくれるといいです 3連休限定ポイント5倍セール♪栽培セット 栽培キット★ガーデンレタスの栽培キット プチ ギフト...価格：1,048円（税込、送料別）
October 9, 2010
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『ダブルキャスト』（１１６）第５章・北の交差点
「へぇ、すごいですね」 裕哉は感心していたが、隆一はどうしても、（助成金ゴロ）という言葉が胸をよぎって困った。 自分にはこの問題に関して先入観が強すぎて、冷静な態度でいられないような気がしてきて、ついナオミを見た。「北上さんの手腕はすばらしいですね。ぜひ、私たちも見習わせていただきたいです」 ナオミは、熱っぽいまなざしで北上の目を見て、言った。 彼女もかなりの役者である。さっきまで無視を決め込んでいた北上慧の澄ました顔は口元がゆるみ、みるみる鼻の下が伸びてきた。「そ、そう？」 北上慧ははっきりとにやけて、髪の毛先を撫ではじめた。 思えば、彼の妻は、いくらか知恵が遅れていて、亡くなった森田麻衣、そして権太まで対処に困ることもあったという。 この、北上という男にしても、一見、外向的に見えてたくさんの人を動かしているわりに、協調性はゼロである。 いままでまともな人間関係、対等な友人関係を結べるはずもなく、また女性から尊敬のまなざしを向けられることもほとんどなかっただろう、と思った。 それだけに、たまに女から褒められると舞い上がってしまうのかもしれない。 いまナオミは、どこかアニメチックな表情をして、しぐさも可愛らしく、セーターの袖で隠した両手を胸元で組み合わせている。 彼女は役者でもないのに、相手の嗜好に合わせた演技が非常に上手いのである。 ほとんどの女というのはそういうものかもしれない。 さらに人間観察のプロであるナオミが結婚詐欺にでも手を染めた日には、男達は死屍累々であろう、とは容易に想像できた。（自分もいつも騙されているんだもんなぁ…） と、隆一は思った。しかし女に対して『騙したな！』と怒ったところで、『当然でしょ』と、平然と返されるだけである。 女は、男を騙すことに対して罪悪感がない。 悩むだけ時間の無駄である。「佐々木君は、彼女の躾がいいんだねぇ～、こんなにいい子と付き合っているなんて、毎日楽しいでしょ」 北上の声はうわずった。 また吹き出しそうになった隆一は、思わず彼から顔を背けて権太を見た。 しかし権太も笑いをかみ殺していた。「可愛いし、俺の公演に出て欲しいくらいだよ」＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日もお昼はけっこう暑く、久しぶりに扇風機をつけました。 …で、扇風機を回し続けると寒くなってくるんですね～ 気温２０度前後、って微妙です 最近の菜園タイムは、外へ出ると夜なので懐中電灯が必需品です。 いつか、アウトドア用の照明も欲しいところです。 いまのところは、家中の灯りを付けて、外では懐中電灯を２つくらい使って作業しています。 買い置きの電池を使い果たしてしまうところなので、１００円ショップへ行ってこなくては・・・【保証付】東芝（TOSHIBA）ガーデニング用照明スパイク式ライト「IG-2660T」東芝（TOSHIBA）ガ...価格：7,277円（税込、送料別） 今夜は、夏野菜を置いていた場所へ、秋野菜のコンテナを移動しました。 プラスチックの特大衣装ケースで作ったものです。 すごい重さでしたが、狭い庭のためズズズズと両手で引きずって動かしました（＾＾；；； とっぷりと暮れた後になってガーデニングをしているため、収穫や見回りはいつも早朝です。 ピンク色のバラ、コティヨンが咲き出しました。 こちらは、冬の大雪で弱ったのを剪定し、半日陰に置いていたものです。 真夏中は小さな花がやっと咲いていた感じだったけど、ようやく本来の、中輪の花を付けて、爽やかな芳香も復活です
October 8, 2010
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『ダブルキャスト』（１１５）第５章・北の交差点
「いや、とくにないけど、脚本ができたら送るから、読んでくれれば」 北上は言った。「今度は、どのような作品をベースに？」「っていうかぁ、俺って自分が書いたのしか読まないから、次のことはわからないんだよね～」「は…？」 隆一は思わず吹き出してしまった。痛い奴には底というものがなく、人格のどこまで掘り下げても痛い。「ほらっ、俺みたいに、人と少し違うことを言うと笑う人っているけど、そういうのってすごく意地悪な感性を持った人だと思うんだ」 北上は、頬をふくらませていた。 いや意地悪で大いにけっこうです、早くこの場から解放してください、どうかお願いします、僕がなにか前世で悪いことをした報いがいま来ているのかもしれません、どうかお許し下さい、と天に向かって唱えたくなった。（こんなアホに、あれほど計画性のある人殺しができるのか？） 話を聞いたときは一度、北上慧を疑ったが、その考えが徐々に揺らいできた。「お気を悪くされたら申し訳ありません」 隆一は言った。「いや、いいんだよ。俺っていう人を理解してもらうには、時間をたっぷりかけて付き合ってもらわないとさ」「はぁ」「その点で俺の理解者だった谷村さんが夕張の方へ行く、って聞いたときは、ショックだったけど…それぞれ道があるからしょうがない、っていうか止めようがないもんね」 北上は、淋しそうに言った。「北上さんは、どうするんですか？」 裕哉が訊いた。「それなんだよなぁ、やー、それは奥さんの美ぃちゃんがね、やっぱ生まれ育った場所を離れると不安定になるかもしれない、ってかかりつけの先生が言うものだから、ここに留まって『ステージオ』存続の働きかけをしようと思ってるんだ」「マジッすか！俺、ここに続いてほしいです」 裕哉が喜んだ。「いまは、はっきりした事は言えないけど、まぁ…続くと思うよ」 北上は、思わせぶりな言い方をした。「俺って助成金とかもらうの、ちょっと得意なんだよ。名前を変えて、また新たに２年くらいは使えると思う」＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今夜は、いまの時間（午前１時すぎ）になっても、窓を開けたままで２０度くらい、と暑いです 日が暮れて暗くなっても気温は下がらず、夕方の菜園タイムは半袖でやりました。 きのう、カーディガンを羽織って作業したら、暑くてのぼせそうになっていました（＾＾；；； それでも日照時間は確実に短くなっていて、太陽の向きも変わっているので、秋冬野菜に一番日当たりのいい場所を探す時期が来ました。 相変わらず、秋野菜の成長は遅いですね。 小カブを少し間引きました。 これは、『あやめ雪』というバイカラーの子カブです。 葉は、虫のおかげでボロボロになり、捨てました 家庭菜園では、カラフル系の野菜を育てられるのが楽しいです^^【カブ】 サカタ交配 あやめ雪 [秋まき野菜のタネ]価格：367円（税込、送料別） プロスペリティーが、やっとたくさん咲いてくれました。 これはつるバラなので、勝手にアーチ状になっています。 壁が白くて、たいして目立ちませんが、買ってきて１年半で、やっとこれだけ咲きました
October 7, 2010
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ノコとツチノコ☆時空編・５１
「では、あの形はいったい何を現しているんでしょうか」 ノコは余計にわからなくなってきた。「巨大な手裏剣とか言ったな、あれはツチノコの体の形なのだ」「えーーーーーーーえーーーーーーっ」 全員が、頬に両手を当てて叫んだ。「ほれ、こんなに単純だとわかると拍子抜けするだろう」「実はそれが狙いだったりして、ダ・ビツチさん」 ツチ文が言った。「だって、本物の暗号だったら、いつか解読できるけど、ダ・ビツチ・コードは解読のしようがないよ」「おお、ツチ文もしだいに大人になってきたな」 ダ・ビツチは目を細めた。「ま、ツチタミラ洞窟の制作に着手したときは、これほどツチ蔵さんの財宝が問題になるとは思いもしなかったので、あんな単純なアイコンにしたのだが、逆にわかりづらくなって良かった良かった、ほっほっほ」「あ、あの開け方を教えていただけたら（＾＾；；；」 ちゃんちゃん、と終わりそうだったので、ノコは訊いた。「あれはツチ蔵さんの身体をそのまま石膏に埋め込んで型をとったのでの。・・・したがって、例のダ・ビツチ・コードとやらにツチ蔵さんがはまり込むことによって、石の扉は開くのだぞ」「父ツチ蔵、いない、ツチノコの里」 ツチオが呟いた。＜つづく＞ランキング参加中です。励みになります、バナーのクリックをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます------------------------------------------------------------- 今日もまだ蒸し暑く、夜になってもガーデニングで汗じっとりでした。 今夜は、秋野菜のほうを世話する前に、ブルーベリーの鉢植えを２つとも、南側の庭から北側に移しました。 真南の庭は狭くて、手入れがしづらくなっていたので、場所を移したいなぁ～、と思っていました。 そこで、北側でもそこそこに日当たりのいい場所へ持っていきました。 かなりの重労働で、また明日から肩や腕が痛くなりそうですが、気になっていた事がスッキリです その後は、バラのマジカルミステリーを剪定です。 本来は、いま剪定する時期じゃなくて、秋バラとなってまだまだ咲いているはずでした。 ところが、７～８月の、猛暑のいちばんキツイ時に咲きまくってしまい、株が疲れて元気がなくなり、バッサリと剪定することに・・・ おかげで、見る影もない状態になりました（＾＾；；； 丈夫なバラなので、半日陰に置いておけば来年には復活するでしょう～～～★★つぼみ付き★★【バラ苗】 マジカルミステリー (EE淡桃) 挿し木 国産苗 大苗 6号鉢植...価格：2,380円（税込、送料別） 秋になってから、久しぶりにガーデニングで力仕事をしたので、夜は甘めにホットケーキです。 朝ご飯のような夜食でした。
October 6, 2010
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『ダブルキャスト』（１１４）第５章・北の交差点
最低でも対等に接するとか、普通ならやはり権太に対して敬語を使うのが常識だろうが、この北上という男は、その最低限の常識というのが欠落している。 要するに、お山の大将なのだった。 話では、彼は一度も就職せずにこの活動を続けている。妻の実家の支援と、谷村との出会い、そして助成金あってのことである。 雇われて、人に頭を下げたり、上司から理不尽に怒られたり、意に沿わない仕事をしたり、という経験がないと、ここまで世の中を舐めきった顔つきになる人間もいるのか…と、感じた。（まぁ、虚勢を張っているだけで、気は小さそうだ） そう思ったとき、北上が自分を見下ろした。「ええと、高橋君この人は？紹介してくれないと」「あ、俺の友達で、『千戸通信』に載っていた佐々木ですよ」「ああ…」 北上慧は、驚いて隆一を見た。「君が佐々木隆一君かぁ。高橋君から聞いて、『千戸通信』読んだよ。舞台の美術やるんだって？」「まぁ、そうです」 隆一は、初対面の北上慧のため口がどうも気になった。 声は落ち着いているが、話し方はどこか子どもっぽいと思った。「それで、この人は彼女さんで…」 権太は、裕哉にしたときと同じように、ナオミを紹介した。「あ、そう」 北上はナオミを横目でちらりと流し見ただけで軽く会釈をし、とくに挨拶の言葉はかけなかった。 無視した、ということだろう。いま、彼女は隆一の陰に隠れるようにして、いつになく控えめに振る舞っているせいかもしれない。「高橋君の友達なら、俺の、次の公演のセット担当してくれないかなあ？」 彼は言った。 アホか、と隆一はイラっとした。自分は遊びでやっているのではなく、職場である画廊で主催する公演なので参加している。 つまり、この分野も給料のうちだから、朝から晩まで調整に駆けずり回っているのである。 しかも、場所は函館と青森と離れているのに、仕事を持ちながらどうやって行き来しろというのか。 あまりにぶしつけなので、皮肉のひとつも言いたくなったが、下手に恨まれても困るので、適当にやりすごすことにした。 そのうえ近づくとやたらとたばこ臭くて、匂いが移りそうなので身体は引き気味になった。「ええ、時間があればぜひ、参加させてください。ところで、次の予定などはあるんですか？」＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、雨が上がっても蒸し暑い１日でした～ 早朝に外へ出て、菜園の様子を見たら、思っていた以上に虫たちが野菜の葉を荒らしていました 明るくなっても居残っている連中は取り除き、夜が更けてもう一度、虫退治に出ました。 今年の秋野菜、収穫できるんでしょうか・・・ 家庭菜園で、秋野菜にも本格的に手をつけ始めたのは去年からです。 それまでは、夏野菜を片付けたあとに、ベビーリーフのタネを蒔いておく程度でした。 去年は冷夏というのもあって、秋になっても気温は低く、大根やカブなどが順調に育ってくれました。 今年はもっと収穫しようと思い、真夏中から３回以上に分けて種を蒔きました。 が、まだ暑く虫も減らず、いまではどれがモノになるのか、という危機的状況です（＾＾；；； 肥料が多かったのかな～ 日当たりが悪くなっている、気温が高くて野菜の体力が弱っている、といろいろあると思います。 こうなったら、失敗は成功の母ということで、問題に思ったことを日記に書き残しておきます。 苗を買ってきて、植えて、支柱を立てて管理するだけで、あとは体力勝負の夏野菜と違って、種から育て、葉の部分も食べる秋野菜はきめ細かい観察が必要で、けっこう難易度が高いと思いましたNHK 趣味の園芸 やさいの時間 2010年 10月号 [雑誌]価格：650円（税込、送料別）必読です 先日、母たちが用事で盛岡へ行ったときに買ってきた、ひよこ豆のパックです。 ひよこ豆って、どんなのだろう・・・と思って見たら、本当にひよこそっくりでした。 どこから食べたらいいんでしょう
October 5, 2010
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『ダブルキャスト』（１１３）第５章・北の交差点
「でも、警察が犯人を捕まえてくれないと、テンション上がらないですよ」「いずれ捕まるわ、それもすぐにね」 ナオミは言った。自分からすすんで、岡田殺しを調査していることを打ち明けはしなかったが、かなり自信がある様子だった。 さらに、どこかさっぱりとした表情をしていた。（まるで結末が見えているみたいだ） と、思った。 きっと、彼女にはすでに犯人の見当がついているだろう。 ただ、それを隆一たちに言わないのは、確証がないからだ。 ゆうべ、刑事のミーシャから得た情報も不十分だったろうから、状況だけから推理して、犯人を断定することはできない。「うーんと、それじゃ、いろいろ話し合おうよ。広瀬君とか呼んだら？」 短い沈黙の後、権太が言った。「はい、広瀬は今、別のバイトに行ってるからメール入れときます」 裕哉に、笑顔が戻ったとき、『ステージオ』のドアが開いて、男がひとり、入ってきた。 北村慧だった。「やー、裕哉君、おはよう。って、もう夕方になるか」 彼は、落ち着いた軽やかな声で話しかけてきた。 『小さな夢工房』主催の北村慧は、きのう権太から見せてもらったパンフレットで顔を憶えていた。 平凡だが、整った顔立ちをして、身長は１７８センチくらいと高めで、痩せている。 肩まで伸びた髪に、ハンチング帽をかぶり、茶色のコーデュロイのジャケットにジーンズ、中には黒いタートルネックのセーターを着ていた。 役者らしく颯爽と歩いてはいたが、権太と比べるとどうしても、雰囲気から素人っぽさがにじみ出ている。（だいたいダブルキャストってこんなもんだ） と、心の中で呟いた。「高橋君も、忙しいのに毎日、ご苦労さんだね」 彼は、権太を見下ろして言った。 たとえ権太が北上慧より５歳以上年下であろうとも、一応、プロの役者である。 それも、『小さな夢工房』の方から招いているのである。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日も、ほぼ１日雨が降っていました。 月曜のため少し忙しく、菜園作業もお休みです。 ２日見ていないと、どれだけ虫に食べられたんだろうと不安になります（＾＾；；； 明日から晴れると思うので、暇を見てお手入れですね。 夜、コンビニへ郵便を出しに行ったとき、懸賞に応募しようとジョージアの缶コーヒーを買ってきました。 シール一枚、１ポイントで、携帯サイトから貯めていけば、いろんな商品に応募できるそうです。 ジョージアの懸賞は１回だけ、かなり以前にパーカーが当たったことがあります。 今度はＤＳやＷｉｉが魅力的だなぁ・・・ 蒸し暑かったせいもあり、ついでにスーパーカップも買ってきてしまいました。ダイエットしてるのに バナナチョコ味は初めて食べました。 コンビニまで行くと、ちょこちょこと買ってきてしまいます。【30％OFF】明治乳業2160エッセルスーパーカップ抹茶 120×18入価格：1,587円（税込、送料別）大人買いしてみたい
October 4, 2010
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ノコとツチノコ☆時空編・５０
「ダ・ビツチ・コードだと？」 ツチナルド・ダ・ビツチは、眉間にしわを寄せて考え込んだ。「ダ・ビツチさん、お忘れになったのですか？ツチタミラ洞窟の奥の、石の扉に彫り込んだでしょう」 ツチミが焦った。「あれがどうしてダ・ビツチ・コードなのか・・・」「あれ、暗号でしょ？おいらたち、解読しようとしても、どんなに考えてもだめだったんです」 ツチ文が言った。「お願いします、あの扉を開ける暗号を教えてください」 ノコも頼んだ。「そんなに深刻に考えんでも～～～・・・、君たち、あの形を見て、なにか思いつかなかったのかのお」「あの、巨大な手裏剣のような、卍の変形マークとなると、どう解釈していいのか・・・」「はっはっはっ」 ダ・ビツチは腹を抱えて笑い転げた。「君たちは考えすぎなのだ、あんな単純な形ほど難しく考えて、かえって解読できなくなるものだのう」＜つづく＞ランキング参加中です。励みになります、バナーのクリックをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます------------------------------------------------------------- 今日は、昼から雨が降り出したので、菜園作業はお休みです。 夏野菜をほぼ片付けると、作業の量はグッと減りますね。 秋野菜の虫退治も、雨が強くてお休みです。 最近は、全滅しなければいいや～、と開き直りの境地に到りました（＾＾；；； 種を蒔ける野菜も少なくなってきたので、ほうれん草を３種類くらい、空いたコンテナに蒔いておきました。 コンテナや、地植えスペースが次々と空いてくるので、雑草を取ってから、寒さに強い冬野菜のベビーリーフを蒔いていこうと思います。 その他特に予定もなく、今日は一休みです。 そろそろ、イラストでも描きましょうか～ 先日、リサイクルショップで買った色鉛筆です。 フェリシモでせっせと集めた方が売りに出されたようです。 ２５０色くらいあって１８００円、と、すごくお買い得でした 中間色がたくさんあるので、色鉛筆でアクセントを付けたいときに助かりそうです。“水彩画スケッチが楽しめる、水に溶ける水彩色鉛筆”【メール便対応/1個まで】ファーバーカス...価格：1,620円（税込、送料別）やっぱり多色は楽しいです
October 3, 2010
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『ダブルキャスト』（１１２）第５章・北の交差点
「それで、俺、広瀬とゆうべ朝まで飲んだんです。その事話し合って…ここが閉まれば、俺たちの居場所もなくなる。ほかにボランティアで来てた連中だって、発表の場がなくなるから、いろいろ考えなくちゃと思っても、なんだか考えがまとまらなくて、どうしたらいいか、わけわかんなくなって…酔っぱらってツイッター打っても、みんな、何したらいいか考えられない、って来るんです」「ま、なんだかんだ言って、いままで無我夢中で谷村さんの後を付いてきたんだすけな。これからは、自分たちで考えなくちゃな」 権太が笑った。「あの人から学んだことだっていっぱいあるべさ」「はぁ、それもそうですね…」 権太の言葉に、裕哉は小さくうなずいた。「俺、言い過ぎちゃったかもしれません」「みんな疲れてるのさ。麻衣ちゃんのこともあったし、それから岡田さんのこともある。俺、きのう警察に呼ばれたんだ」「高橋さんがですか！関係ないじゃないですか…」 裕哉はピアスの唇をとがらせた。「みんな高橋さん信じてますから。何かあったら何でも証言しますから、困ったことあったら言ってください」「ありがとうよ」 権太が笑った。「俺は大丈夫だよ。ただ、麻衣ちゃんや岡田さんが可哀想だ」「それなんです」 裕哉が呟いた。「森田麻衣さんと仕事できるのは、俺たちにとってすごい刺激になったし、刑事の岡田さんも芝居がすきだから、ほんといつも協力してくれました。岡田さんは、今だけじゃなかったんです。チケットをさばいてくれたり、ボランティアで会場の椅子を並べてくれたり…」 裕哉は話しながら、言葉をつまらせた。「俺、あの人たちへの追悼芝居をやりたいんです。まだ、ここを使えるうちに…それで、仲間を集めようと思うんですけど、企画の段階から、自分でやるとなるとわかんないことだらけで。やっぱ、谷村さんに寄りかかってた部分があるんだなと。甘いですよね」「企画なら、この人たちから聞いたらいいわよ。岡田君、きっと喜んでるわ」 ナオミが、隆一と権太を指さしながら言った。「私は、亡くなった岡田君と友達なの。だから、ぜひその芝居はやって欲しいと思うわ。私も協力します」「え…、」 裕哉は戸惑って、ナオミを見つめた。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は、夕方から菜園に出て、ユウガオとゴーヤーの片付けをしていました。 夕方はすぐに暗くなります。 気にしているとやっている時間がなくなってしまうので、懐中電灯を手に、庭木のあらゆる場所にからまっているツルを取りまくりました。 ちょこっと実がなっていたりすると、片付けるのが惜しかったかな～、と思ったりするのですが、やはり１０月となると夏野菜は限界です。”ゴーヤーマン”のようなゴーヤーが採れました。 まだ暖かいのか、秋野菜の育ちはゆっくりです。 これは、赤くてもカブです。『あやめ雪』という、バイカラーの品種です。 もうしばらくすると、白い部分が出てくるはず・・・ 夜のガーデニングは、猛暑で弱ったバラの剪定などをして終了です。 徐々に秋の夜長モードということで、携帯からポイントサイトのポイント目当てに、生まれて一度も書いたことがないのに川柳を作って投稿したり、無料ゲームサイトに登録して遊んでみたりしています。 流行っているものにはとりあえず手をつけるのに、最初にやるゲームはテトリス・・・ いちおう、菜園体験系ゲームにも登録していますが、いまのところはリアル菜園で手一杯ですね（＾＾；；； 思わず熱中しちゃう！携帯ポケットゲーム(テトリス)【これで君もみんなのゲーム屋さんワザッ...価格：1,050円（税込、送料別） 早朝のアサガオはまだ元気です。 アサガオは意外に寒さにも強く、このまま霜が降りるまで咲いてくれます
October 2, 2010
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『ダブルキャスト』（１１１）第５章・北の交差点
「どうしてすぐに教えてくれなかったのかとか、『ステージオ』が閉鎖になるのを知ってて、なんで存続させる活動しなかったのか、って、谷村さんに問い詰めたら、ひどいこと言われたんです」「何てさ」「『それはお前らだって、ここの客の入りを見てたら危ないことくらいわかったっていいようなものでしょ。それなのに、何の活動もしていない。だから、お前らにはやる気がないんだと思って、俺もとくに存続の呼びかけはしなかった』…って、言うんですよ。俺たちに、そんなこと前もって気付って言われたって…」 裕哉は泣きそうな表情になった。「ここの事務所で話してたんですけど、俺、何も言い返せなくて、机をブッ叩いて飛び出しちゃったんです」「そう言われたってなあ。裕哉たちのせいじゃなかべさ。谷村さんは、もう夕張の方へ行くって決まってるのに、それはおかしくね？」 権太も、表情を曇らせた。「まぁ、そういうのはその、谷村さんという人のように、助成金をもらってイベントスペースを渡り歩いて来た人特有の理論武装というもので…」 隆一は言った。裕哉たちはまだ若いが、社会に出てバイトもしている大人である。 たとえ理不尽であっても、『大人の事情』に通じはじめてもいい年頃だった。「たぶん、一緒に活動した連中がこう詰め寄ってきたらこう言い返す、という方程式が決まっているのよ」 ナオミも苦笑した。「ずっと昔は、まさにああいえば何とか、って奴いたけどな」 隆一は笑った。「君たちのせいじゃないさ。そうやって、社会経験の浅い奴に責任をなすりつけるのは、こういう活動の終わりによくある事なんだよ」「でも、俺、谷村さん尊敬していたのに…」 裕哉はうつむいた。（ああ、若いっていいなぁ） と、隆一は思った。本人は苦しんでいるけれど、自分にとって、裕哉がぶつかった壁はもうたいしたことがない。 もし、裕哉と同じ目に遭っても、ハイハイそういうお説ですか、で終わらせて、それ以上は相手にしないだろう。 いままでの話を総合して聞いただけでも、谷村という人間には、尊敬する価値がない。 しかし、そういう人間に心酔して、失望を味わうのは、ごく若いうちの特権だ。 まだ純粋な部分のある裕哉が、なんだかまぶしく見えるのだった。（僕の心の中にこんな純真さがあるかなぁ…） 隆一は、話の本筋と関係のない事を考えてしまっていた。＜つづく＞☆人気ブログランキングに参加しています。トップページのバナーをクリックして下さると嬉しいです。ランキング参加中です。励みになります、ポッチをお願いします人気ブログランキングへおかげさまで、２０位以内です。みなさまありがとうございます☆連載ミステリー『ダブルキャスト』は、携帯メルマガ『ミニまぐ！』 でも配信中です。登録はこちらから：『Ｋａｚｅのミステリ通信』☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日から、１０月ですね～ 昼から気温が高くなり、半袖スモックとクロップドパンツで過ごしていました。 まだまだ夏服です（＾＾；；； さらに、この格好で夜のコンビニへ行ってくるなんてありえない～ どんなに残暑があっても、普通は１０月の夜となると上着が要ります・・・ 郵送にさせてもらった国勢調査を出すのと、いろいろな支払いがあって出かけました。 お金が入ると即、たまっていた支払いでもって無くなってしまいますね それでも、今日はおでんとプレミアムロールケーキを買って帰宅です。 ローソンのロールケーキは、新しいフレーバーが出ていました。 こちらはチョコロール。 そして、こちらは生キャラメルクリーム使用です。 花畑牧場の生キャラメルとコラボ商品だとか。 売れ行きが良かったのか、チョコが１個しかなかったです。 生キャラメルとチョコと１個ずつ買ってきて、半分ずつ母と食べました。 どっちも美味しかった～ 好みでいうと、キャラメル味のほうが好きかもクリームチーズ・パイ・特製クリーム生地の3層レアチーズおうちカフェしよう♪チーズケーキ博覧...価格：2,700円（税込、送料別）
October 1, 2010
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