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2007年01月23日
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若竹さん、ぽちぽちっと読んでいるのですが、
以前に読んだ 「名探偵は密航中」 にも書いたのですが、「航海モノに面白いのがある」
と聞いていて、図書館の書棚にあったら借りよう と前から物色していた本です。
(予約しようにも「枠」がなくて・・・・)

この本は1932年、ちょうど昭和ヒトケタの頃のはなし。
当時では「贅沢」だった海外への船旅をする「氷川丸」という大型客船が物語の舞台になっています。
横浜を出航してから「晩香波」(バンクーバーです!)に到着するまでの10日間の船旅の間の事件を書いています。






「船」つながりなのですが、そのタイタニック号の乗客が残したとされるある原稿、
これが今回の船旅で事件の発端になるというもの。

不思議な経緯からその原稿を手に入れた主人公が船に乗り込むのですが、
原稿をめぐってか、不思議な事件がいろいろ起こって・・・・・。


という感じです。
ただ、うーん、この本に関しては、なほまるは「熱中して読む」とまではいきませんでした。
なんでだろ??

タイタニック号でのエピソードや、原稿を手に入れる経緯など、出航まではぐぐっとと読めたのですが、
出航後、到着までの部分がどうも雑多な印象になってしまい、ななめ読みしてしまいました。
乗客ということで登場人物がそれ程多いわけでもないのですが、
どうも主人公=探偵役の男子もその他の中に埋もれてしまった感じで、


事件の方も「どーんと殺人事件」が発生して、それが推理され解決される という風ではないので、
それを期待しすぎていたのか、細かな事件が雑多に発生する というだけの印象になってしまったようです。

犯人(と言っていいのかな)についても、割かれる文章量などから何となくわかってしまい、
どうも釈然としないまま終わってしまいました。
タイタニック号の原稿の結末だけはいかにも「本格なミステリ」という感じで楽しめましたが・・・。



先日読んだ同じく若竹さんの「コージーミステリ」とあった 「古書店アゼリアの死体」 と同じように、
茶目っ気たっぷりで軽くしてしまうか、葉村シリーズのようにわりときっちり書くか、
の悪い意味での中間になってしまったような印象になりました。





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最終更新日  2007年01月23日 17時45分05秒
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