わたしじかん

新婚早々、単身赴任になった久坂
そうだ、江戸には桂小五郎のヒガシもいたんだ！
ヒガシと瀬戸くんと要くんに東出くん
東京組四人で意見交換と言う名の宴会シーンがないかなぁと期待していたら
医術の修行のために江戸に来たのに、京に行きたいって言い出しました。
ヒガシが寅兄の例を持ち出して止めようとしても言うことを聞かず、
一喝されれば、勝手に出て行っちゃう始末
寅兄でも、今は萩から出ずに大人しくしてるのにねー
京に来ちゃった久坂の元には、高杉が説得に来ましたけど、
雲浜先生に夢中の久坂の耳には入らない～
せめて文ちゃんに手紙を書けと言われて、文ちゃんにも言ってなかったんだ！
と二度目のびっくり
結婚とは何かも知らないまま結婚して、
そのまま江戸やら京都やらに行ってしまって、
そんなに生き急がなくていいのにぃ

市場で拾った少女の母親がコレラ
ったく、黒船はロクなものを持ちこまないよね
母親が死んだ子を引き取って、手習いを教えてるけど
居候させてるわけではない？　……ないよね？
寅兄といい、文ちゃんといい、
亀姉さんに子供ができて、伊之助さんと寿ちゃんにも子供ができてるから
そのうち「口のあるものを勝手に入れたらいかん！」と怒られそうｗ
そんなことより何より、手習いを目を細めて眺める本田博太郎さんが好々爺だ

＜塾生＞

思春期～青年期の男子ばかりいたら、絶対に臭いからｗ
油に浸した布で体を拭き、風呂に入って、布団で包むって
まるで大根だと何でも笑い話にしてしまう塾生
コレラを入れまいと、一人必死になってる文ちゃんは空回り
だけど、これって「兆候があれば」の処置じゃないっけ
それに、コレラ患者がうようよいるところに日参してた文ちゃんが
一番危険で、一番媒介してんじゃね？

理屈で割り切れないのが嫌だと、家業の医者にならずに兵学を学んだ小野
本当は跡取りにしたかったであろうお父さんはいいお父さんだ
人を救う医者から、人を殺す兵学を志すって正反対なのにさ。
コレラを診ている医者は、一番コレラになりやすいとわかってても、
患者が来たら、受け入れないとならない
治療薬がなくて、ただ死ぬのを見守るしかなくても。
それで自分もコレラにかかったお父さん
それを異国に負けたとか言うなって！
異国でもコレラでガンガン死んでるんだから！

＜寅兄＞

薬すら手に入らない、異国の脅威にさらされている
って、世界中同じですよ
コレラが入ってきて揺らがない国なんてないから！
特効薬がないのも世界中一緒だから！
って情報も入らないのが鎖国

天皇の許しもなく条約締結の知らせを受けて、大揺れの塾
建白書だの、新奇の武器だの、京都行だの
感情のままに、征夷は天下の賊なんて過激なことを書いて出したものだから、
目に余るから、伊之助さんが釘を刺しに来ました
言うだけならタダだけど、塾を壊すな
……つまりは、物理的に行動するな、と
勝手に出て行くのは仕方ないとしても、煽るな、と
伊之助さんにしてみたら、どうにか蟄居になって命長らえて、
私塾も藩に認められるようになった時だってのに
また変な動きをしたら、今度こそ寅兄は切腹だもの
地雷見物に「地面に足をつかなかったらいいんだ」って無茶苦茶な理屈で連れ出され、
とうとう自分の足で走り出してしまった寅兄
伊之助さんの尽力が台無しだよ！
まぁ、ここまでよく頑張ったけどね、寅兄も。