わたしじかん

祝！！！ベイツさん無実！！！

ベイツさんの帰還をみんなが喜ぶ中、トーマス一人が浮かない顔
せっかく旦那さまの従者になれたのに、ベイツさんが帰ってきたらまた下僕だものベイツさんの帰還は嬉しいけれど、
今回はトーマスが可哀想なんだよー

＜伯爵＞
三女は編集者の甘言にコロコロ転がされてコラムニストになりそうだし、
長女の婿は共同経営者を盾に旧来のやり方を変えようとするし、
自分は投資に失敗した能無しと言われるし、
弁護士にも歯に衣着せぬ言葉を先祖の分までまとめて浴びせられるし、
領地管理人には辞められ、
四方八方、敵だらけで誰も援護してくれない伯爵
カソリック式の洗礼式も断りたかったのに、シビルの名を出されたら断れないじゃん
しかも証拠写真まで撮られて……

トムを管理人にする計画に最後まで渋っていたけど、それ以外に方法はなさそうなので
最後っ屁とばかりにバイオレットさまに
「（失敗したら）過ちを認めてください」と言ったら
「私は間違えないもの」と言い返され、最後まで可哀想な旦那さま
何歳になっても実母には勝てない、いや、口げんかで女性には勝てないのです

これでベイツさんがアンナと結婚する前の従者だったら、
「最近、娘と妻が冷たい……」とこぼすこともできるだろうに、
ベイツさんは愛妻とラブラブハッピー満喫中じゃぁ、愚痴も言えないわ

＜イザベル＞
コーラを慰める会で席を立たなかったから、エセルの雇用に賛成と早合点
あれはコーラとイザベルの体面を保つためだったのに、
あれだけで思想的にも同調したと取られたら、そりゃ困るわ
バイオレットさまに
「エセルを自分の信念を貫くための武器にしてる」
と指摘されてムッとしてますが、図星だものねー
エセルの前職が何であっても今がよければいい　なんて言うのは簡単だけど、
人それぞれ考え方があるってことを、いつになったらわかるんだろう
品物を売らない店に対して「店を替えればいい」と言っても、
意地悪をされるのも、店を替えて陰口をたたかれるのも、エセルであって、イザベルじゃないから言えるんだよ
イザベルが店に乗り込んで、やりこめてくればいいのに、そういうことはしないんだよな～
店主を「冷たい人」と言ったら、伯爵に「無神経な人」と言い返されて黙る
多少の自覚があるならいいけど、きっと違うんだろうな

＜イーディス＞
朝食の席でも自虐的なイーディス
コラム執筆の誘いに応じて、ロンドンまで来たらもうＯＫしたも同然
編集長にコロッと口説かれてるイーディスの初心さが可愛い～
誰かに認められたいんだよね
あのときストラランさんが結婚していれば、
イーディスも落ち着いていただろうに（泣）

＜下僕たち＞
アイビーを誘いたいアルフレッド
ジミーを誘いたいアイビー
相変わらず、グルグル回ってる若者たちの関係ですが
どうしてもアイビーにジミーを諦めさせたいからって！
プライバシーってもんがあるでしょう、アルフレッド！！！

ジミーがトーマスを好いていると甘言を吹き込むオブライエン
たしかに、ジミーもトーマスもイケメンで、
カーソンさんに嫌われていて、家族がいなくて、虚勢を張っている臆病者という共通項
でも、片や女好き、片や男好き
オブライエンに煽られて、夜這いをかけるなんて
よっぽどせっぱ詰まってたんだね、トーマス

アルフレッドもアイビーにジミーの本心を見せてやるって、
夜中に部屋に押しかけるのもどうよ
だから、見なくてもいいものを見ちゃったんじゃない
そのネタを、ジミー凋落に使おうとしないところが、オブライエンの血筋らしくないけど、
そういうところがアルフレッドのいいところ
だけど、ほんとに、ほんとに……トーマスが可哀想　ここだけ同情するわ

三人の男の間で暗躍するオブライエン
さんざんトーマスに　ジミー→トーマス　とそそのかしておいて、
アルフレッドにトーマスｘジミーだとカーソンさんに報告しろって、
あんなに仲良かったトーマスでも、扱いにくいと切り捨てる
これでジミーが失脚したら、甥のアルフレッドが第一下僕になって
トーマスも失脚したら従者の道も開けて、
カーソンさんが亡くなったあかつきには、執事になれるかもしれないから
実質、自分が屋敷を支配できるもんね

＜チビシビル＞
おくるみのニットが素敵
シェットランドレースかな～
1Plyくらいの極細の糸と０号くらいの細い針で編むんだけど
強く引っ張ると糸が切れ、力を入れると針が曲がる、繊細かつ難しいレース

洗礼式でもレースのボンネット、レースのドレス
あれはボビンレースかなぁ、ニードルレースかなぁ
もうこの頃は機械のチュールレースやケミカルレースが中心になってたのかも
でも、生まれてくるお嬢さまのために、コーラやメアリーが注文して、
村で手仕事が得意な女性が作ったんだろうな～と想像すると、萌える