わたしのブログ

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続きです。


「ああ、良かった。」と思いながらも、後を付けて見届けにいくと間違いなく山の下へ連れて行ってくれた。緊張の糸が切れたのだろう急に小便がしたくなった。納屋の隅で立小便をして帰ってきた。「もう大丈夫だ。」と声を掛けたが 、中々出てこない。納屋の戸をあけて覗いてみると奥さんが「まだ、ソ連兵が小便している。」と青くなっているので「あれは、俺が立ちシンベンしたのだ。」というと、安心したのだろう。笑いながら出てきた。私は笑うに笑えなかった。


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