わたしのブログ

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続きです。



 朝になり食事のとき「片山さん、こんなものでも食べて」とコーリャン入りのご飯を出してくれた。経費を節約して先へ伸ばすつもりだと思い「結構だょ、悪いね。」とお礼を言った。早速熊谷さんのところへ行って事情を話してつれてきた。私が宗の家で二、三日仕事をしていると美代ちゃんが「病人が重体だ。」と知らせてきた。早速見に行った。

 結核なので他人は非常に嫌う、私も同じだ。家族は悲しんでいたが「苦しい。くるしい。」といいながら死んでいった。昭和二十一年一月末のことだった。台山屯の満人たちが火葬してくれ、無事に葬式を済ませた。家は満人たちに引き渡した。しばらくして、熊谷さんの美代ちゃんと、北村の美佐子かけんかしたそうでいられなくなり、また引っ越した。


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