ル・コルビュジエ
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ル・コルビュジエ
近代建築家の巨匠ル・コルビュジエ（本名シャルル・エドゥアール・ジャンヌレ）は、時計の里として知られるラ・ショード・フォンで生まれました。時計装飾職人だった父にならい地元の工芸学校に進学しましたが、1905年にファレ邸、続いて隣接するジャクメ邸、シュトッカー邸の設計を依頼され、建築家としての第一歩を進むこととなりました。東欧、トルコ、ギリシアなど各地を旅した後には、両親のための家（ジャンヌレ邸）、ショワブ邸を手掛けています。1917年に故郷を去ってからフランスに移住。その後、母親への愛情がつまった機能的な“小さな家”をレマン湖畔に建てています。晩年の友人でもあり、デザインの家具の販売化を実現させたハイディ・ウェバーの「コルビュジェの絵画やリトグラフを彼の建築の中に展示して総合的にル・コルビュジエの世界を紹介したい」という依頼で取り組んだ作品が最後となりました。 ル・コルビュジエ ＬＣシリーズ
非常に単純化されたエレメントで椅子としての機能を構成したコルビュジェの家具デザインを代表する傑作です。自由に動く背をもつ椅子として世界的に有名で、その幾何学的なイメージのもつ斬新さは現代においても、人々の美意識を魅了してやまない完成度を誇っています。椅子としての快適な機能性は、リクライニングする背部と自由に回転する肘あての革ベルトにもたせてあり、金属パイプの接合による骨組みには、建築的な志向が読みとれます。
金属パイプのフレームに革のクッションを嵌め込む様式のソファ。単純な構成で最大の快適さを形づくるル・コルビュジエのねらいは「GRAND COMFORT」（大いなる快適）と名付けられたところからもうかがえます。華奢ともいえるフレームと肉厚のクッションのボリューム感の逆説的な対比は、このソファのくつろぎを効果的に印象づけています。
金属パイプのフレームに革のクッションを嵌め込む様式のソファ。単純な構成で最大の快適さを形づくるコルビュジエのねらいは「GRAND COMFORT」（大いなる快適）と名付けられたところからもうかがえます。華奢ともいえるフレームと肉厚のクッションのボリューム感の逆説的な対比は、このソファのくつろぎを効果的に印象づけています。
家具のデザインについてシャルロット・ペリアン Charlotte Perriandという良き協力者を持っていた。二人の協働作品として最も良く知られている1927年の「長椅子」は、ル・コルビュジェの椅子の代表とも言われるものである。この名は別名「カウ・ボーイ・チェア Cow・boy chair」と呼ばれている。 寝椅子のジャンルに属するもので、背と座の連続したフォルムをその下の大きな曲線で結んでいる。この椅子は本体部分がベース部分の上に置かれた形となっていて、曲線部分がベースの上を自由に動くために座る姿勢が変化するように構成されている。フレームの材質は、本体がクローム鍍金仕上げのスチールパイプで、ベース部分は焼き付け塗装のスチール平板が使用されている。背と座の部分は牛の革を用いている。
ＣＤ／ポスター
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| airchitecte artiste CD-ROM |
| ル・コルビュジエ自身が遺した55万点にわたる資料から3000点あまりを厳選。 図版、写真、テキストなどの資料をもとに、よく知られる建築作品から知られざる美術作品やプライベート写真まで、ありとあらゆる角度からル・コルビュジエを掘り下げる |
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| Realisations Et Projets ポスター |
| 高さ83.82センチ×幅83.82センチ |
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| Wandteppich Fur Chandigarh, 1954 ポスター |
| 高さ99.06センチ×幅69.85センチ |
関連書籍
| ル・コルビュジエ パリ、白の時代 |
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| いまもパリに残るル・コルビュジエの白の住宅を特集。その他、「近代建築の巨匠」を生んだ3人、20世紀初頭のパリを歩いてみよう、ル・コルビュジエのマシン・エイジ、パリの都市計画などを掲載する。 |
| ル・コルビュジエの勇気ある住宅 |
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| だれもが認める２０世紀建築における最大の巨人ル・コルビュジエ。でも、いったいどこがどうすごいのか？そもそもどこが巨匠たるゆえんなのか？安藤忠雄が「住宅」を切り口に、ル・コルビュジエの魅力に迫る。 |
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