２回目の妊娠～初めての出産
切迫流産で投薬・安静を言い渡されるが、止まらないため入院。
２４時間の点滴・トイレ洗面以外はベットの生活。
２週間で退院したら翌日大出血して再入院。
再び２４時間の点滴。トイレ洗面以外はベットの生活。
結局１ヶ月間の入院。
親も義母も見舞いに来てはたくさん食べ物を置いていくので
冷蔵庫はいつもいっぱいに。
退院後安定期に入っても出血があって止血剤もらったり
風邪ひいたり・・・。
同じ時期に妹にも３人目ができたので姉妹で同じ産院に通って
安産教室にも二人で参加。
でも、子供の物はお下がりがでなくなったので、すべてを用意することに。
義母がマタニティ用品を買う足しに、とお小遣いをもらった！。ラッキー。
５ヶ月の戌の日にはパパに腹帯を巻いてもらう。
腹帯は面倒なので、普段はガードルを使用。
よく動く子供で産院で撮ったエコーのビデオにもその証拠がはっきり。
胎児には
「パパがいる時に生まれてきてね。
頭は下だよ。へその緒は首や体に巻かないでね」
などと自分に都合がよくなるように話かける。
実家では一ヶ月違いの予定日の妹とお腹くらべ。
二人でお腹を出して、どっちが出てる？
と父に見せたりして。
妹は３人目だから、お腹が大きくなるのが早く私と同じくらい。
９ヶ月に入って命名も佳境に。
姓名判断の本を買って研究。
やっぱ、子供には幸福になって欲しいから。
予定日が祝日で、前日の検診では兆候がないというので帰宅したら
トイレで破水。
病院と妹に連絡。
妹のダンナが休日で病院まで送ってくれるというので入院の用意をして待つ。
お産用に買ったパットをあてても、羊水が多いのでバスタオルをあてて
最後に仕事中のパパに連絡。
初産だし、今日すぐには生まれないから仕事が終わってから来てとお願いする。
産院について診察して即入院。
抗生剤の点滴してただ寝てるだけで、結構退屈。
ベビーの胎動は衰えることなく、ボコボコと元気に動いてる。
夕方、実母と妹・パパが来たけど子宮口も開かないし
陣痛も来ないので一旦帰宅してもらい、翌日来てもらうことに。
＝＝＝翌日（予定日）＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
朝から陣痛促進剤の点滴。
９時すぎにパパと実母がやってきた。
午前中は痛みもほとんどなかったけど
１１時頃から、痛みが強くなってきた。でも子宮口は開かない。
助産婦さんも医師も何度も様子を見に来る。
普通の陣痛は痛みの強い時期とそうでない時期が交互にあるんだけど
促進剤つかってるから、陣痛時の痛みが強いままで、それがず～っと続く。
これが結構つらい。
強い陣痛が続くから私の声も大きくなる。
午後３時頃、胎児がもう一枚羊膜に包まれている事が分かり、人工破膜。
残っていた羊水が出て、子宮口が一気に拡大して分娩室へ。
最初立会いしないって言ってたパパもなりゆきで一緒に分娩室へ。
分娩台に上がって２０分。３回いきんで息子誕生。
パパの感じたこと
「思った程血の臭いがしないなぁ」
頭と左手が一緒に出てきたため、中まで裂けて、人より多く縫われるはめに。
しかも、胎盤が自然娩出できず、用手剥離される。これが陣痛より痛くて大叫び。
外で待ってるパパは一体何が起こってるのかとその声に驚いたとか。
生まれたての息子はバスタオルにくるまれて、周囲をキョロキョロ。
パパや実母はビデオや抱っこに忙しい。
一定時間安静にしたあとは、自力でスタスタと歩けるまでに回復。
なんとなく、ヨロヨロ歩いたらみっともないかなぁ～なんて見栄はってしまった。
この後、息子は先天性の病気で手術する事になったのである。
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