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2008/06/23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
だれでも楽しく読めたらいいなぁと、思って書いています。

二〇〇六年十一月。
二日間、お世話になったお家があります。
ちょっと、離れたところにいるその一家。日本から飛行機で約七時間飛んだ
東南アジアの国、ミャンマーに住んでいるのです。
国際空港のある中心都市ヤンゴンから、プロペラの付いた飛行機で、また一
時間。北方の山間の大型都市タウンジーまで行き、さらに車で休み休み約三
時間奥に入った、少数民族ポー族の村の一つ、クエルー村。
そこの村長さんのお家でした。


お母さん、ドウ・ナンポウンさん。
十六才のお姉さんクンマウンコウッさんは、ヤンゴンにある政府とポー族の
共営高校で寮生活をしながら勉強しています。
はずかしがりの七歳の女の子、マ・ナンコムちゃん、甘いものが好きな二歳
の男の子、ナン・カウシォン君の五人家族です。
家の中でも外でも、私にいろいろ教えてくれたナンコムちゃんとは、一番先
に名前を呼び合えるようになりました。

木と竹、竹の皮で建てられた二階建てお家。どこのお家も、大小はあります
が、作りは似ていて倉庫付の2LDK。
一階は、畑で取れた作物を整理したり保管したりする場所です。そして家畜
を飼う場所でもあります。ニワトリと、アヒルのヒナを入れたおとなの背ほ

がれた農業を手伝う水牛は、のんびり草を食べてしていました。

二階がみんなの暮らす場所です。  
一階の土間から階段を上がって入ったところが、仏さまを乗せたつり棚のあ
る広間。その隣が真ん中に一、五メートル四方ほどの囲炉裏(いろり)があ
るリビングダイニングキッチン。その奥には家族が寝る小さな室があります。


丈夫なカゴの底だけようなものが、所々に敷いてこしらえてありました。歩
くとフワフワして足が、ズボッと抜けそう。
怖くて、慣れるまではドロボウのように足音のしないような歩き方になって
いました。
そして、このフワフワ感と、下が見える板のすき間が、とても大事な役目を
果たしていることを、後で知りました。

天井は竹と竹の皮、枝などで吹いてあって、囲炉裏の煙を外に出すのに都合
が良く作ってありました。
水道もガスも家々にはありません。
山の湧き水を細い管で引き、村の一番高い場所にある直径十mほどの大きな
コンクリートのプールに溜めてあります。そこから汲んできて各家々で使い
ます。
朝一番の仕事は、この水汲み。お父さんが来る家もあれば、このお家のよう
にナンコムちゃんたち子どもの家も、お姉さんの家もあります。

囲炉裏はお家の中心。ここでご飯も炊くしおかずも作るし、お茶も沸かしま
す。夜は明かりの役目もあります。作物の食べられないところや、山で拾っ
てくる枝、乾かした竹をくべていて、ときどきゴミも燃やします。
電気は約三〇〇件の村の中で、ある条件にあった家三〇件ほどで使えますが、
三十cmくらいの蛍光灯が一本つけられる程度の電力です。
なので、大方の家の一日は、朝日の昇る時間から始まって、沈む時間で夕ご
飯。その後は、囲炉裏の火が消えるころに終わります。

ところで村長さんは、家々の持ち回りで順番です。
一年交代のようで、ナンコムちゃんは、村長さんの子どもということで、他
の子どもたちへの連絡係もしているようでした。電話もないし、字のかけそ
うな紙はノートだけなので、連絡は相手のところへ行って話すという方法です。
お隣の家の友だちに連絡があるとお母さんに言っているようなので、ついて
いきたいという顔をして、両手を前で合わせたら、
「窓から」
と、言ったのでしょう。窓の板をはねあげて、隣の家に懐中電灯で信号を送
ると、大きな声で話し出しました。何を言っているのかまでは分かりません。
でも、時々笑いながらこちらをチラチラ見ていました。
日本から『指さしミャンマー語会話帳』という日本語とミャンマー語を文字
と絵で表した本を持っていったのですが、ミャンマー語を読めるのは、ナン
コムちゃんのお父さんたちの年の人より若い人と子どもたちだけ。
いつも使う言葉はポー族の言葉なのです。
「学校では両方習います」
ナンコムちゃんから、この本を見ながら教えてもらいました。
最初に覚えたミャンマー語は挨拶より短い『バーレー』。
これはナンですか?という言葉で、こう言いながら指を差せば、教えてもら
えるので便利です。





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最終更新日  2008/06/23 10:14:34 AM
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