ウランのお山はどこえ行く
一時は、国の威信を担って、ウラン鉱山は、はなばなしく、事業展開し、県も、地域も、米国開拓時のゴウルドラッシュに似た期待をよせました。
そして、結果は案に相違して、残土とその処分問題だけが残り、喧々諤々話題を振りまいています。
隣県、県、町村、ある政党が入り混じり、住民はほんろうされている状態です。
放射性物質の危険基準が変わり、人体に害を及ぼすと叫ばれるようになり、急に放置残土の騒動がおこりました。
同じ事業体の本部であり、濃度の濃い放射性物質を扱っている人形峠に持っていって、保存すれば事は終了でした。
鳥取県で危険なものを、岡山に持ってきてはならんと岡山県知事がクレームつけました。
更地に持って行く、又都市部に持って行くなら持ち込むな、それならうなずけます。
人形峠は、県境にあり、放射性鉱物、遠心分離製錬など高濃度取り扱い施設があります。多額の保障金を受けて、岡山が承認している地域です。
学校を建て、諸建物を作り、4,5年したら使う事がなくなるので、住民税をただにするんだと村民はうわさしていましたよ。国の計画変更で中止になったようですが。
鳥取のカタモの捨石は、鉱石にならぬ低品位のものです。人形峠に置いてやっても問題ないはずです。
同じ日本人じゃないですか。危険なものだと岡山県知事さんが、仰っている鉱石?は民家の側にあるんです。そこに住民が、日本人がすんでいるんです。この住民のことを考えてください。一刻も早く取り除いてやろうと思いませんか。
是非は別として、動燃が、鉱石を米国に輸出する案を出しました。
現場から、早く撤去するため、峠に仮置きしようと計画しました。
これも、岡山県は断りました。なんで、そんなこそくな事を。
もう県単位で考えるような時代じゃないでしょう。
まだ保証金が岡山県はほしいんですか。
アメリカに持っていく事だって、なんでこんな無駄金をつかうんですか?。
鉱石として使うなら分かりますが、単純に処理だけでしょう。
低品位の捨石になんで、そんな金かけるんですか。
岡山県が反対なら、動燃案の、元の山に埋め戻す事を遂行したらよいでしょう。
基盤岩の花崗岩は、かなり、坑口より高いところまできています。堆積岩との不整合面を追って、長期間、国の金で探鉱してきました。
地質図は精密なのが出来ているでしょう。花崗岩に横穴を掘ってここに収納すれば、よいでしょう。
今になって、原燃も又ボウリング調査しなくても、分かっているでしょうに。
そしたら今度は、現地に埋め戻す案に、住民が反対です。鳥取県知事も後押しで裁判沙汰です。
基盤岩と堆積層の不整合面には地下水がかなり溜まり、これが地下水として流れています。花崗岩には、地下水はありません。ここに収納して、坑口をふさげば外には出ないでしょう。
花崗岩には、放射性鉱物はありません。坑道掘りの捨石は、埋め立てに使っても大丈夫です。
問題の鉱石に放射能があるといっても、現地の山の露頭の石と同じものです。、 ほかの場所でがけ崩れがあったなら同じものが出てきます。
濃縮ウランとちがうんです。
公園景観に害がある理由ですが、景観を損なわないように、後を修復したら、それでよいでしょう。
それから、鳥取県知事さんが、鉱石を人形峠で処理できないのは問題だと言っておられた人形峠の処理施設は、20年も前に廃棄になっていてないそうです。
みんな憶測で、自分本位の主張ばかりして、それでいいんですか。
石綿公害は30年たって、今症状がで、命がなくなって問題になっているんです。
放射能公害は、未来に出るもので、今の程度のもので、害があるか、ないかは論ぜられません。もし、本当に害があるならば大変です。
損害金が8000万円だ、9000万円だといってる暇はないじゃないですか。
(やきもきする、方面(かたも)で、働いた者です)
ウランのお山は1日300万円へ


