ラッキィセブンティライフ

ラッキィセブンティライフ

ある方面ウラン従事者の虚言に物申す


 自分の言い分を通さんがために虚偽の事、針小棒大に表現して世を惑わせることが多いので苦言を呈した始末。

 事は、リニア中央新幹線が、悪夢の超特急だと反対の言い分を記したレポート記事での事です。
 本件リニアについては、知識がないので賛否いずれも組しませんが、反対の理由としてあげられている、残土問題で、鳥取県の方面のウラン従事者の間違いをもって報告してることには納得できません。

 方面で働いていたTさんが語ったという、当時は従業員に防塵マスクやゴーグルの支給はなかった「トンネル内でダイナマイトを爆発させますね。そうすると坑道はモウモウたる土ぼこりが充満したものです。私ら、さぞやすざましい量の放射性物質を体内に吸い込んだとおもうんです」

 おっしゃってるように品位が低くてウラン鉱山は閉山しましたが、当時、方面は埋蔵量を調べるための探鉱坑道を掘っていたのです。
 鉱脈型の鉱石から、堆積型の鉱床に焦点を変えて、ここ方面の基盤岩である花崗岩を掘進して、その上に不整合に堆積する含ウラン堆積岩の埋蔵量を把握する仕事だったのです。

 基盤岩の中に坑道が入ると中止し、堆積岩とのベリポイントをめがけて、坑道を掘るのです。
 発破をかけると粉塵がとびます。危険がないか、監督員が安全点検して、そののちに鉱員が作業するように規則にはなっていましたが、先山は、ベテランが多く、若造の保安員より先に、ズリだしをやっていたのが多かったのは事実です。

 防塵マスクは、削岩機を使用するときは、水を刃先に送っていますので、あまり粉塵はありませんが、先山は、みんなつけていました。フィルムバッジを胸につけて入鉱していました。公社の監督は、やかましく着用させていました。

 方面は人形峠のニンギョウナイトと違って、オウチュナイトという燐灰ウラン鉱で黄色のものが頁岩のなかに含まれており、βウラノフェンという木片に結晶した新種の鉱物が発見されたのも方面です。

 でもこれも濃度はたいしたこともなく、サンプルを東海に送ってたくらいです。

 「元鉱夫たちの体に異変がおこった。止まらない鼻血。手ですくと抵抗もなく抜ける頭髪。疲労感。胃潰瘍。」と方面で起こった事象が述べられてあります。

 はじめて知りました。
 長崎の原爆で、生き延びてきた親戚のお姉さんが、看護婦さんでしたが、2年後にちょうどそのような現象がおきました。歯茎から血がでて止まらない、髪がぬける、鼻血がでる、だんだん痩せていって、しまいには、他界しました。
 この現象が鉱夫にあったとは。それだけの威力が鉱石にあったとは。地元で18人の癌でなくなってるとか。

 しかも従業員の元鉱夫のかたがおしゃべりになってるので、私が転勤してから後でしょうか。

 京都大学の権威ある助教授の語りに、人形峠の坑口でのラドン濃度は、10万ベクレルに達したことがある。気体のラドンは風にのって方面まで流れたと息まいていますが、人形峠は、岡山との県境、方面は、東伯郡の湯梨浜です。知らない人はうなずきましょうが、とんでもない方向音痴です。

 残土はほとんど、基盤岩の花崗岩で、ずりです。峠でレンガに処理されましたが。そのレンガも鳥取県には、1個もおかないと、又、岡山県には危ないものはもってくるなという、当時、最高の偉い方がた知事さんの無責任発言もありました。
 三朝町の町長、議員さんの英断で、三朝町のキューリー公園にレンガを使っていますが、0,005で倉吉と濃度は変わりません。むしろ岡山医大病院の前の道路の方が濃度は高いです。


 原発の扱いについては、もっと真剣に使用後の扱い、稼働については、十分なる安全管理が検討がなされることを希求します。

 でも反対の為に無根のことまであげないようにしたいものです。




© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: