ラッキィセブンティライフ

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伯耆路の里見行列と南総里見八犬伝



 ご存知滝沢馬琴作南総里見八犬伝が里見主従をモデルにして作られてるという評判のため、とかく物語と混同して里見主従は知られています。
 従って、実虚相混交した武者たちの壮大な行列となっておりますが、倉吉を治められた時に建設された北野天満宮への参拝の時は、八犬士でなく八賢士の実存のお名前で口上を述べるという礼儀をされています。

 曲亭馬琴の南総里見八犬伝の八犬士と八つの玉
 仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌

犬江親兵衛仁 いぬえしんべえ まさし
 仁 いつくしみ おもいやり
犬川荘助義任 いぬかわそうすけ よしとう
 義 道理 
犬村大角礼儀 いぬむらだいかく まさのり
 礼 人の行う道
犬坂毛野胤智 いぬさかけの たねとも
 智 知恵
犬山道節忠与 いぬやまどうせつ ただとも
 忠 真心をつくす
犬飼現八信道 いぬかいげんぱち のぶみち
 信 うたがわない
犬塚信乃戌孝 いぬつかしの もりたか
 孝 父母につかえる
犬田小文吾悌順 いぬたこぶんご やすより
 悌 長者に仕える

 この玉は、伏姫が幼時に、役行者から授かった護身の数珠の玉。 伏姫の死で飛び散った。其の後 この玉を持った因縁の八犬士が集って里見家を復興するものがたり。

 勧善懲悪、因果応報の理念が全体を貫く。 毒婦 玉梓が 死罪を許すと言ってたのに、執行した主君の倫理違反に怨恨を果たす。 「子孫まで煩悩の犬となさん」とつけねらう。

 飼犬、八房が、敵大将の首を取ってきた者に伏姫を嫁にする約足を主君が果たさぬので連れ去る。 「犬畜生といえども約足は約足」

 伏姫 人に犬 、(チュウ)大法師 大に、、{チュウ}。 
 役行者は三朝三徳山投入堂を建設した役小角で因縁あり。


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