七草は祖先の健康メッセージセリ、ナズナ、オギョウ、ハコベラ、ホトケニザ、スズナ、スズシロを春の七草といいます。これらには豊富な栄養があり、七草の入った七草粥は、新年のごちそうで弱った胃をいたわり、栄養のバランスを整えるために食されます。
又、春のほかに秋の七草というものもあり、 ハギ、オバナ(ススキ)クズ。オミナエシ、フジバカマ、キキョウ。、ナデシコです。こちらは、春の七草とちがって、食べる習慣はなく鑑賞を目的にしています。薬草に用いるとの説もあります。
○セリ(芹)セリ科セリ属
日本のほか東南アジア、インド、オーストラリアなどにも広く分布する多年生草本。湿地や田の畦道、川すじなどの水辺に生育し若い芽を食用とします。 和名は新苗の沢山出る様子が競りあうようだから「競り」がセリになったとされています。ミツバ、フキ、ウド、ワサビとともに日本の野草から野菜になったものです。
市川植物園写
効能 消化を助け、便秘、冷え性、貧血、風に効果的 食べ方 葉は、味噌汁の具やおひたし、和えものなど。根は炒め物に。
〇ナズナ(薺)
畑や水田、道端、荒地に見られる越年草で葉を食します。 別名はペンペン草と呼び、果実の形が三味線のバチに似ていることに由来します。 秋に芽生え、冬はロゼットで越冬し、3月ー6月に花を咲かせます。
効能 貧血、高血圧、利尿などに効果的 食べ方 テンプラ、混ぜご飯、和え物、おひたし、酢の物など


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