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祇園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらは(わ)す。 おごれる者も久しからず、 唯春の夜の夢のごとし。 たけき者も遂にはほろびぬ、 偏に風の前の塵に同じ。 祇園精舎の鐘の音には、諸行無常すなわちこの世のすべての現象は絶えず変化していくものだという響きがある。 沙羅双樹の花の色は、どんなに勢いが盛んな者も必ず衰えるものであるという道理をあらわしている。 世に栄え得意になっているものも、その栄えはずっとは続かず、春の夜の夢のようである。 勢い盛んではげしい者も、結局は滅び去り、まるで風に吹き飛ばされる塵と同じようである。 人の世は、文明が進んでも、全く同じような浮世ですね。 小学1年生の孫が暗誦してると思ってたら教育テレビの子供番組で諳んじていました。 夏椿を沙羅双樹と称していますが、釈迦のなくなった時に近くにあったとされる沙羅双樹はまったく別の熱帯樹だそうです。 日本で思い込みにより夏椿が沙羅双樹となったようで、何かが似通っているのでしょう。 この夏椿、朝、白い花が咲いて夕べには散ります。 椿の散り方は、花びらを散らさず、花全体が地面にポトンと潔い散り方をします。 平家物語では、世の無常を象徴する花として印象に残り登場したものでしょう。 季節の花として、明日の茶会は、沙羅双樹を床に生けます。 明朝隣町まで沙羅双樹の花もらいにいく役目が私です。 勿論私はそれで終わり、その後は公民館の運動会行きです。 夏椿の花を隣町の知人が一枝もってきてくれました。 暑い昼下がり、食卓の上で清楚なはなびらが清涼間を漂わせています。 ふと思い出し、3年前の日記をめくると、不思議や6月24日のブログがありました。 楽天さんありがとう。ブログやってて本当によかった。 一年生だった孫も三年生になりました。
2009年06月24日
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大将の命 沖縄の戦いが、組織的な戦争がトップの自決で終結した日が昭和20年6月23日です。終戦が8月15日だから迷走の戦いが強いられたわけです。 住民の集団自決、壕内で泣き声を制せられて死に至らしめられた幼な子、生き死にの戦場とあれば、常軌を逸することが行われましょう。 軍が集団自決をすすめたかどうかが再燃していますが、それより、自分の命と引き換えに非戦闘員、子供を助ける道をトップが講じれなかったかを問いたいとおもいます。 時は遡って天正9年(1581)有名な鳥取城渇殺作戦が、羽柴秀吉によって丁度今時分行われました。 当年の2月に推挙されて城主に赴任した毛利軍の吉川経家35歳でしたが、篭城すること5ヶ月。 城中の食い物ことごとくなくなり、壁土のわらまでむさぼる有様。 そこで城中全員の生命を助ける約束をもとに一人真教寺で切腹し果てました。 秀吉もあっぱれなる敵将の願い聞きとどけ、信長もこれを褒め称えました。 秀吉が姫路に軍を引く時は、秀吉のこの好意に家来となる志望者が増えて多くなって帰えったといいます。 又、地元では一命をもって民を救った吉川経家を今も威風堂々とした銅像を建てあがめています。 一昨年の慰霊の日に感じたて記したものです。 戦時中の不発弾がまだあるようで、工事中に爆破して、死傷者が出たと昨日のニュースは唱えまだ沖縄は、戦争を引きずっているようです。 今、総選挙を前に、政界は余野いろんな作戦が展開されてるようです。 自民幹部と一知事の秘密工作は時のならい結構ですが、会談内容を冗談とも、自己過剰視した発言で暴くのは、大将の器ではないようです。 平和の証か滑稽事件か愉快ではありません。
2009年06月24日
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表札は玄関に掲げてあります。 存在を示す為ですので人の目線が届く高さにあります。 「ここが○○の家です」の用が果せば目的がすみます。 書家が表札書きを頼まれたら、何枚も下書きして、いざ本番となる時異常に緊張するそうです。 名人でも後がない時は、人間心にかえるんでしょうか。 しかも目線の上の所におく表札は、わずか20センチほどの高さですが、上が下よりびみょうに大きく書くそうです。 土蔵の壁に家紋が施されているのを見ますが、あの模様は上が下より大きくしてあると左官さんから聞いていました。 下から眺める時、同じ大きさでは、遠い上が小さくみえるそうです。 それが表札にも気遣いしてあるとは、和心に感心しました。 ところが、大工さんが、家を建て施主に表札を加工して進呈する時、矩形でなく、上がわずかに大きい末広がりするといいます。 洋の横文字には使わない、和の匠心は深いものがあります。 若い職人さんに最近このような面の追及グループが増えてきたのはうれしい事です。
2009年06月16日
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梅雨はどこえやら、今日はいい天気でした。 諸用で車ででかけましたが、至るところで運動会や、グラウンドゴルフする人で大賑わいでした。 田んぼも稲が植わり、一段落と言うところでしょうか。 あたりの山山が田んぼの水面に映え、小さな稲の緑が浮いてるようでした。 豊臣秀吉軍と吉川元春軍とのにらみあいした馬の山に行きました。 6千の吉川軍の橋、船を壊し退路を断っての捨て身の勢いに恐れなし3万の大群を戦わずして退却さした秀吉。 評価は一転三転。後世の人民がなすものでしょう。 戦時中は、勝ち負けを決すべしだし、平和な御世には傷つくことなく善哉、善哉。 静かな展望台で涼風に浸り感じていました。
2009年06月14日
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田舎と自認した田園地にありながら、昔は乱舞した蛍が側を流れる川に一匹もみられません。 護岸はきれいになり、道路もアスファルトで川岸にはてすりができ、都会風情が漂います。 鴨の親子が浮遊する光景が見られるようになりましたが、蛍はまだ気にいらぬようです。 30分ほど上流に孫を乗せ、車を走らせました。 真っ暗な田んぼ道を行くと、先方にほのかな光が1つ。 灯りを消したら、道までまっくら。 慌ててブレーキ踏み停車。 すると地から湧くごとく左手の田んぼのほうに蛍の光が点滅しています。 まさに乱舞の表現そのまま。 車の上の方にもスー、スーと1匹、2匹。 誰ともなく車から出て、光の乱舞に見とれていました。 行き交う車もなく闇は静かに拡がり、点滅の光が時をうごかしてるようでした。 蛍も静かなところが好きのようです。
2009年06月13日
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梅雨にはいったと聞いても今日も快晴といかないまでも降らない晴れです。 四国の方では、今日から断水するところもあるようですが、ままならないものです。 部分的ゲリラ豪雨なるものがあるので注意の要があります。 話題にしなくなったので沈静化したと思った新型インフルエンザ、暑さも湿度も強いんで、欧米ではまだ盛りとのようです。 アメリカから来た子供が鳥取で発熱し罹患したようですが、休校とかイベント中止とかは考えていないようです。関東のほうでも又発生したようです。 暑い時に罹患し静養することは、大変です。 春先に初めてインフルエンザに罹患した辛い思い出がわいてきます。 くれぐれも注意しましょう。 次の話題は暑さです。 ★UVカット準備できましたか?★
2009年06月11日
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梅雨に入ったかまだかの時期です。 降るかと思った天気も夕方西空が茜色になり、まだまだのようです。 湿度がふえるとインフルエンザは下火になると聞き安心して、もう大丈夫と思っていました。 そしたら鳥取県で新型インフルエンザ発生と聞き緊張感が走りました。 どのような経路か、まだ発表はありませんが、しばらくは要注意です。 大事にならぬように祈ります。 夕方散歩してたら、マスクした女性が散歩していたんで閑散な河原でもいるのかなあと思ってました。夜になってテレビが新型インフルエンザ発生を発表するとあのマスクは正解だったようです。 散歩道では、一級河川をまたいで自動車専用道がつくられています。 その橋の橋脚を川のなかに2脚ようやく頭だしており、梅雨の水かさがふえぬうちにと現場は電燈をつけて夜勤体勢でがんばっています。 梅雨はジメジメで好みませんが、川の水も少なくなった今、降るものは降ってもらわないとというところのようです。
2009年06月10日
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ムルリとした泥感覚が足の裏から伝わってきます。 片足を上げると残った足先がさらに粘土の中にめりこんでいく感じがします。 ずらりと並んだ過去早乙女、幾十の暦書をめくった青年達の今日は、みんなで田植えの行事。 3年前から公民館趣味の会が始めた稲つくりです。 朝から小雨がふってたが、田んぼに入ってからはあがり、曇り空の暑くなく、寒くない絶好の田植え日和です。 足先がぬるりとした泥の中で、子供心を蘇らしてそれが何かは分かりませんがほのぼのとした感覚にします。 これだけの広さの田んぼをと思ってたけれど、一歩一歩後退するたびに目の前が緑の田んぼにかわっていくのが頼もしく、冗談話がでると相槌うつものあり、みなが笑い声あげ、まさに和気藹々。 午前中にかんりょう。 ここまで段取りしたHさんご苦労さんでした。 でも田植えは始めでこれから、八十八の手間を乗り越えて米になるとか。 この小さな苗が無事に黄金の稲穂にそだちますように。
2009年06月07日
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天気晴朗、「三朝高原野イチゴを探そう」にでかけました。 「食べよう」が「探そう」にかわったのは、どうも意味があるらしい。 下見にきたら木々が繁り、日あたりを好む野イチゴはあまりないことがわかり、探そうとなったようです。 案の定、小道は藪で行けずかつての賑わった高原道路をいきました。 イチゴとりだったら、子供が多いはずなのに、大半の人が昔のが思い出のイチゴとりでした。 こどもさんは4,5人。後は平均年齢アップの人ばかり。合計64にん。 ノイチゴは1年で背を伸ばし2年で実をつけ3年目には枯れるそうで、なんだか聞いたら食うのきのどくで観察だけにしました。 なんの木のみが落ちてるのかと思ったら、葉っぱにくっついた花いかだでした。おもしろいものがありますね。 また旅をしようと元気がでるマタタビが青い実をつけていました。 猫が食ったら腰ぬかすんだとか。 次々に草木の名前を教えてもらうんですが、「これなんだったかな」と次に再開したらすっかり忘れ苦笑いです。 高原に温泉を引き演芸場付きの慰安場が、当時引くもあまたの賑わいをみせたものでした。がロープをはり半分朽ちはてた姿をみせていました。 又たてものは取り払って、土台だけが草の中にうもれたホテルあともありました。 奥にゴルフ場がありますが、行きかう車は土曜日なのにありませんでした。プレイ中だから日中は動かないよですって。 栄枯盛衰、時の流れといえ、観光地は大変のようです。
2009年06月06日
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みささ高原にノイチゴ食べに明日、博物館主催でいきます。 今日は昼から雨ですが、明日ははれてくれるかな。 高原を散策しながら、足元の草花、木を名称から、むかしからの用途、はては、食用法までM先生はおしえてくださいます。 中学校の校長先生なさって、今は博物館であちこちの山の植物散策を担当されています。 春先の大山池周辺、春をたべよう散策では、食用になる木の芽を沢山おしえてもらいました。 池を一周して振り出しに返ったら博物館の若手がテンプラをして、あげたての木の芽をふるまってもらいました。 打吹山、高城山、要害山とかっての武将がいた荒城の地もいきました。 回を重ねるにつれて参加する人が多くなっています。 健康志向がたかくなって、自分の足であるくのがうれしくなるみたいで、みんな生き生きしています。 あすも心安くなった方々の顔がみられるでしょう。 晴れたらいいな、明日の天気。
2009年06月05日
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まだ白鳥がいました。 今日はばらばらで4羽の白鳥がおもいおもいに川を遡っていましたが、川下の白鳥が飛び立ち川上へ向かいますがなにしろ水面すれすれでなかなか浮上しません。 白鳥は鳥で一番重量級とかで、川上の500メーター上の仲間のところで着水、その水しぶき遠目でも勇ましいもの。 すると相棒は飛び立ち川下へむかいました。 今とびこんだ白鳥も又川下へと続きました。今度は中空にあがり私の頭上をとびさりました。 あの長い首を精一杯伸ばし、くちばしまっすぐにしてあたかも体の重心を前に持っていこうとするように、そして羽音のすごいこと、ギュッツ、ギュッツと羽を撹く音がします。 まさに懸命におおきな体を持ち上げて飛んでるというカッコウです。 川下の方に消えました。 2-3分したら、3羽となって又川上へ舞い戻ってきました。 こんどは下におりず方向転換して又私の頭上を3羽がギュッツ、ギュッツとエネルギッシュな羽音で飛びさりました。 今日の散歩は心躍る白鳥ショウを堪能させてもらいました。 きっと飛翔訓練をやってるのでしょう。長旅に備えて。 うすやみせまる河原の散歩道もめっきり夏の風です。
2009年06月04日
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竹の跋扈がすごい。 高速道が新しく山を解析してできたので、道の両脇に竹藪のオンパレードです。 植林地も竹の侵入でお手上げの様子が窺えます。 迷惑物にちがいないが、これだけ繁茂するなら資源になれば相当あります。そして筍が生え1年で成竹になります。 再生資源として量はこれに変わるものがありましょうか。 竹からできるもの、チップ原料、粉状堆肥、竹炭焼き、竹酢など。 一時熱狂して、竹炭焼きは行われましたが、竹酢はタールを含んでおり、嫌われ売れなくなりました。 そこで今タールを吸着排除した竹酢造りが成功目途との報告で高速を飛ばしました。 本格化すれば竹の炭化も進み、伐採も進むでしょう。 6台の風力発電の風車も、思い思いの方向むいて休憩しています。 6月のおだやかな昼下がり、無風です。
2009年06月02日
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6月の声聞いただけでなんだか気分が夏気分になります。久しぶりの散歩を楽しみました。 散歩道の川の中に白鳥が2羽います。この前は6羽いたんですが後の4羽は旅立ったんでしょうか。 この前来た時、河原を背を低くして川水が流れてるところに近づく人影をみつけました。その先に例の白鳥が6羽およいでいました。 水辺に座り込みなにかしていました。 なかの2羽の白鳥が彼の手のほうにちかずいてきました。 後の4羽は遠くで見守ってるようでした。 なにしてるんだろうと土手の散歩道からみていましたら、おばあさんが土手に上がってきて、やはり白鳥と人のほうを眺めています。 挨拶すると、川の人物はおばあさんのつれあいらしく、パンの耳を毎日夕方にあのようにして這うようにしてちかずいて与えてると教えてくれました。意地悪が1羽いて他の鳥を近づけないんですよと説明してくれました。 餌付けしてたんでしょうか、2羽は爺さんの手の先に来てつついています。4羽のほうには放り投げて与え、背をかがめるようにして、又おじいさんは走ってかえってきました。 お話聞こうと思ったらおじいさんさっと別の土手の坂をのぼって消えてしまいました。 野生のものに餌付けしたらいけないとおもったのか、私が何者かと不信に思ったのか、おばあさんもいつのまにかいなくなりました。 あの爺さんとばあさんのことを思いながら2羽の白鳥をながめていました。 川下から、投網をする人があがってきます。あゆつりが解禁になったのかな? 南天頭上に半月があたりが暮れるにつれ明るさをましはじめました。 頬打つ風はもう夏です。 梅雨の季節になります。 新型インフルエンザも終息しましょう。
2009年06月01日
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