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今をさる400年昔のこと。 安房守忠義が神坂在住のころのある年の三月十日のこと、家来正木大膳を先発隊として一行は野武士狩りに出かけた。 野武士の顔見知りの権六を牢屋から引き出して十数名の部下とともに天神野を指して一足先に出かけた。 やがて巳の刻(午前10時)安房守忠義は、狩装束姿いかめしく練り出した。戦国時代もようやく太平の世となったものの、倉吉の近郊には野武士が出没、民百姓をおびやかしていたから、この地を所領することになった里見主従の野武士狩りは、このころの日課でもあった。 秘密のうちに手配しなければ逃亡されるおそれがあるので、この日は町役人・村庄屋をも引き連れの桜見物の体ともみえた。 あるいは、野獣狩りとも思えた。 「お若い殿さまだったのう」 と、道の両側で頭を下げて一行を送った倉吉の町の人たちは、口ぐちに話した。 まだ20歳をいくつもこえていない忠義であった。 小鴨川を渡り、丸山・生田を経て北野天神の森に到達した一行は、先発隊からの知らせの狼煙を待った。 この間一刻を利用して森の中、天神の宮に武運を祈った。 境内の桜はまだ5分咲き、若い武将が床机に腰かけている姿は、正にりりしきものであった。(倉吉風土記 安藤重良 )―――関金町誌より 関金山守の地にある里見安房守忠義公の終焉の地の御廟
2016年08月23日
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400年を数えるむかし、房総からお国替えで来られた関東武士の里見安房守忠義公の終焉の地があり、御廟があります。 里見主従の絆をほめ、モデルと称される、200年後に文豪曲亭馬琴があらわした、「南総里見八犬伝」だが、歪曲誇張されたあらすじに、御廟の忠義公は、苦笑なさってることでしょう。 居住地の掘周辺、明高の鉄山等、産鉄のメッカ。 房総の海砂鉄、明高鉄山の由良が浜からもってきた海砂鉄、ノウハウの共通が山守掘への移転理由であったのでは?。 下田中での土木工事罷稼状況で、安房守が馬5匹、人夫では足りぬ、善処をたのむとの書状の存在が岡山の塚本文書から発見されており、下田中移転理由も単なる池田の左遷として曲解されてるのではないだろうか。かつて関金資料館で紹介してた、たたら炉は、地元で多く存在してたのでは。等々。謎を秘めた財宝が解明すべく多く存在する地、奥座敷です。 おおくの人が資料館の宝を見学にきます。 整備を早くしないとまにあいません。高規格道路が、北野天神さんのそばまでのび、さらに小鴨路を南下し、米子・鳥取から一瀉千里です。大勢の人が秘められた伝説の湯のまちにおしかける日が間近です。地域創生のあけぼのの準備をしましょう。
2016年08月10日
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天神野の丘陵道路から、小鴨の穀倉地帯の見晴らしがよくなりました。 写真のむこう真ん中に小鴨小学校がみえます。 小学校北中心に、住宅建築ラッシュがすすんでいます。 天神野展望のこの下には、地域高規格道路の北条湯原道路の工事がすすんでいます。 北野天神さんの西側まで道路がのびており、福光での乗降が可能になり、倉吉から米子・鳥取に近くなりました。 西倉吉から福光までの道路は、交通が目立って多くなりました。 特に朝夕のラッシュでは、今まで想像したことがないくらいです。 この道路が関金まで早くのびてくれると、一気に倉吉市が、花開くでしょう。 それだけの魅力と財宝を倉吉の奥座敷は、ひめています。
2016年08月10日
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竹チップを酵素で、切り返し、切り返しで完熟さして、今春30トンを畑にいれ、今スイートコーンとサツマイモがうえられています。 畑地がいいので、入れたところ、入れないところあまり目立ちはありません。 でも竹のチップが目立つということもなく、よく同和しています。 今後、へんかを見守りたいです。竹たい肥が地力を富まし、作物に反映ができるように早くなってほしいもの。 論より証拠。 竹がたい肥として還元できれば、困苦してる繁茂竹対策も一挙解決するのだが。 竹藪で大量チップ化は、もうすでに、てぐすねひいて待ってる状態。先が楽しみ。ところが、どっこい、新手の難物登場。イノシシがきて、いもをほって食っていくことが始まりました。スイートコーンの味をしったら、もう大変、大急ぎでコーンの周りに青い電線で柵を張るしまつ。猪突猛進。一射千里。あらたな厄介者対策が必要のよう。農作業も大変のよう。
2016年08月07日
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殺人は、人数で許されるものではないが、この大量殺人は決して許されるものではない。 8月6日のウラン型の原子爆弾、3日おいて、9日の長崎のプルトリュム型の異なった原子爆弾。 何回映像をながめても、広島のあのなんにもなくなった広大な焼野原の光景をながめたら戦意創出し降参することは、だれだってわかる。 それを3日おいての、長崎の原爆は、型の違う実験を見る為に行ったとしか考えられない。非人道的指導者の行為。 敵対するということ、戦争というのは、非情なものだ。負けたものが文句いえないが、指導者が狂うと、民は滅ぶ。 きょうからオリンピックがにぎにぎしく始まった。 陰には、自爆してでも主張を果たそうとする戦闘集団がいる。 地球に貧富の格差が、さらに増大してる。 自国、自国ばかりでなく、みなで手を差し伸べる指導者の集まりになってほしい。 戦争に負けたことを経験した世代が少なくなってる。71年もすぎた。 どんなにみじめなことか、戦争実体験者、銃後の民、生き残りは、語って聞かせよう。 2度とあんなみじめは、やめようと。
2016年08月06日
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千代之富士の訃報がでました。 まだ61歳。膵臓癌で手術ごの結果らしい。 がむしゃらに生きて、やっと人生の味が出始めたころです。 検査でガンがみつかり、手術しました」とテレビで笑って対談してる映像もありましたが。 早期発見、切除。ct検査。内視鏡検査。 術後対策。抗がん剤投与。 放射線投与。 いろんな研究、開発がなされても、まだまだ到達にほど遠いもののようです。 50年前、教職を終え、がん検診でみつかり、放射線治療途中で長崎大学病院で他界した父親。60の坂に脚をかけ、これから社会に奉仕人生と張り切っての時でした。残念だったでしょう。 50年、科学の進歩はすざましい。でも命のとりこぼしは、かわりない。 早期発見は、正確になったよう。 だが、フォロウは、必ずしもみな好結果ばかりとはいえないよう。 有名人が、宣言をして、手術に向かい早逝する例が枚挙に尽きない。 言論人、歌舞伎人、音楽人、報道人、ETC。 もし、手術をしなかったら、老衰の域に近く永らえたかも、など考えたりもする。特に、肩の脱臼を1000回の腕立てで改善したという強靭な肉体の横綱、病巣も改良したかも。 命の問題は、格別なのだ。と言ってしまえばそれだけだが。 手術以外の選択肢もあり、理論も論ぜられてるようだが、一点突破のみの構図としがらみが見受けられるとか。
2016年08月02日
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