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大切なあの日は昨日から先週に変わりいつの間にか数年前の遠い過去になっていた揺らいだ陽炎に手を振って夏クイナと戯れて紅葉に奪われて写真はモノクロになる舞う雪が白に変えて新しい季節が始まるモノクロ写真はいつまでもここに佇んでいてタイムマシーンなんか無くてもあの場所に引き戻す消えやしない思い出は解けた雪から顔を出した大切なあの日は今から過去に変わり気がついたら遠い日の思い出になっていた右手に桜の花びらを握り締めて向日葵を左手に持つ紅葉の頃にはどちらもモノクロになる最後の葉と最初の芽がすれ違って過ぎるモノクロ写真はいつまでもここに佇んでいて忘れてしまったあの日の僕を鮮明に蘇生させる散った落ち葉から「あの日」を拾って胸にしまった今が昨日になっていつの間にか色もモノクロに変わる色褪せても落ちても過ごした事実は変わらないからモノクロ写真 大切な僕の足跡
2004.09.30
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裏表どちらがどちらか分からなくてその面をたどり続ける声になる思考のカケラ それが一人歩きして脳内で伝達される命令との誤差が拡がっていく本当の僕はどちら?どちらも僕だ 離しかけた手を掴んだ見える現実 見えない空想少しの違いで見える物なのかも動きだす僕のからだ それが一人歩きして心で思い描く考えとは違った僕が拡大していく本当の僕はどこだ?これが僕だ 切れかかった糸を繋ぎなおした目の前の無限 夢の中の夢幻僅かな違いで行ける世界なのかも細く切った紙を一ねじりして糊で貼り付けた僕そのものに少し似ていた
2004.09.29
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誰でもみんなを信じたいけれど疑う僕がそこにいる植え付けられた種に悩みながら変えられる今日と明日に希望を描く完全に塗られてしまった昨日から自分の特徴を引っ張り出して今日に足す絵の具も筆も必要ないよ僕らを包む景色から手に付いた色で今日を描く同じ絵なんて一つもない だからどれもが唯一だって思えるいつでもみんなで笑いたいけれど苦笑する僕がそこにいる背を伸ばす不安に怯えながら照らし出す太陽の光で希望を描く完全に怯えきった昨日から自分の抗体を引っ張り出して今日に足す注射も針も必要ないよ僕らを包む時間から手に握った経験が今日に生きる同じ日なんて一つもない だからいつもが唯一だって思える昨日があるから今日がある無駄な時間なんて一つもないんだ-------------------------------------------------------moment永い時間ですれ違う一瞬の出来事僕が放った言葉はどれもが初めで最後になりうること誰かの言葉が飛び込んだ 「安心しろ!僕らが生きている間 太陽は無くならない」一瞬の出来事が僕に針を刺した未来永劫なんてありえないけれどそれじゃ僕らが生きる意味は?必死で印を探す僕はバカみたいだなそれでもまた探しているあれ?また考えている今はそういう時期なのか?「負けないぞ 負けられない」で 今日が終わる誰かの言葉が飛び込んだ「聞いてくれよ!自分のクローンが出来る時代が来るんだろな」一瞬の出来事が僕を貫いた誰にでも探究心はあるけれど踏み込んでいい世界なの?オリジナルの総てを背負わされるのかな?そんな世界を思い描くあれ?なんか明るいぞ僕は昨日を越えたのか?「朝が来た 明日が今日に」で 新しく始まる悩んでも出せない事ばかり 曖昧な天秤が揺れるけど明日にはまた違った未来が見えるかも思い描いてまた迷い進む
2004.09.28
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何かを手に入れる為には何かを犠牲にしなければならない知識を手に入れる為の時間と素沢山のそれを集めてきたいつでも代償に見合った 結果が得られるとは限らない生み出した後悔 喜び 思い出そうだな僕はまた探し続けている平穏を手に入れる為の武器と犠牲沢山の過ちを繰り返したいつでも僕らが望んだモノが手に入るとは限らない生み出した悲観 嘆き 偽りなぜだろ世界はまだカオスの中にいる誰かを思いやる時の強い心と慈愛沢山のそれを貰いあげて来たいつでも起こり得る現実は計算や理論だけでは説明できない一心に注がれる愛 友情 想い僕らが欲しがっていた賢者の石なんだよ僕は気が付かなかった いつもすぐ傍にあったのに
2004.09.27
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独りぼっちの部屋は少し寒すぎて誰か来てくれないか ダメだな君は見当たらない君へのメール 返信が遅いのは言葉を選んでるから僕に出来る最大限の表現星の数より多い 君に届けたい言葉本当に伝えたいのは太陽 僕の源自信がないから僕は制約をつける自分に枷 高く急な壁君へのメール 核心に触れないのは逃げ道を持っていたい僕の中の忌まわしい弱虫今までの膨大な時 君に出会うまでの時間本当に知りたいのは太陽 君の心自信がないから僕がつけた制約頑丈な手錠 錆びている鎖総て外した太陽 僕が見えるかい? 光は届くかい?
2004.09.26
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幼い頃から見ていた背中霞がかっているけれどちゃんと覚えている仕事が上手く行かなくても愚痴らないで次を目指していた僕は尊敬していたんだよ 口に出さなかったけれどあなたを超えたくて敢えて危険な路を選んできた家を出て別れを告げ遠く離れた街に身を置いた少しずつ拡がっていく視野時間が僕に沢山の景色、世界を見せる僕らが寝ている間でも弱音を吐かず 朝日を迎えていた僕は尊敬していたんだよ 照れて強がっていたけどいつでも支えられてここまでの道のりを歩いてきた電気を消し暗闇の中独りで考える事が多くなった愚痴や弱音 少しは言ってほしいんだ不安を分け合って みんなで背負えばいいより高く飛びたくて僕は今まで羽根を育ててきたあなたを超えられるよう僕の翼で大きく羽ばたいてやる大空で舞って今まで出来なかった景色を見てやるんだあなたを超えて 受けた温かさをこの手で渡すんだ
2004.09.25
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黒い息を吐き出しながら忙しく行き交う国道の上路の端で鳴いている仔猫「僕はここだよ」って今の僕と重なって高い草を掻き分けて人の群れをすり抜けてようやく着いた国道今度はこれが邪魔をする先に見る不安 後から来る後悔幾つものそれが重なって時が過ぎる路の途中で手に入れた武器「あれ?なんだこれ」って手に取ってうなる川を泳ぎ越えて広がる荒野を乗り越えてようやく見えた希望今度はそれが目指すモノ先に見る期待 後から来る思い出沢山のそれに支えられて時は過ぎる手に入れた武器はカタチを変えて臨機応変に旅路を進む歩み行く為の希望 絶望に勝つ精神沢山の知識を手に入れて時を旅する
2004.09.24
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気が付くといつも泣いているパラパラと大粒の涙を落としながらもう少しこっちに来てみなよ出来るだけ君を暖めるから覆った氷を融かすなら冷たい雨に当たるんじゃなくて僕の手で融かしてやるんだ君の苦しみを少しでも分かち合える様気が付けばいつも泣いている小さな身体 肩を震わせながらもう少し周りを見てみなよ雲の隙間から君を照らす灯を君がいてくれたから迷い込むはずだった暗闇も笑い合って越えられた貰った温かさ、その恩返しが出来る様君がいてくれたから消えかかっていた僕の身体この姿で歩いて来れた二人手を繋いでいたから厚い雲で覆われた今の夜空月の周りに虹か架かる
2004.09.23
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僕が上る螺旋階段空間の平面と時間の縦軸目に映る周りの景色は多少の変化を見せるけれど相変わらずな横暴ぶり目に映らない縦軸は水、砂、歯車の軋み幾つかのモノで表されている鏡で隔てて分かれる実像と虚像光の全反射を利用しただけのモノ唯の銀色相変わらずな僕がいる劣化しない光 永遠の時を手に入れる虚像は実像の中を映すだけ永く短い螺旋階段中途半端な螺旋を誰かに託し新しい命とそれからの時を過ごす今日もまた歩き続けている何処まで続くか分からない 渦巻く世界
2004.09.22
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テレビを消して 電気も消えた真っ暗な部屋の中やけに静かでなかなか寝付けない先読みし過ぎて不安を感じている誰にも伝えられない もどかしさと共に僕は独りきりなんだって 間も無く気がついた届かないその声 闇に紛れて何処行った?掴めないその腕 気付くのが遅くて消えていた息を殺して 自我も殺した偽りのバーチャルリアリティやけにリアルでこれを信じたい僕の中で育つ不安が大きくなる誰にも見せない 弱さを隠すために僕は言葉の欠片撒いていた今更気がついた地面に落ちる夢 僕は何処から落ちたんだ?希望に満ちた夢 目覚めるのが遅くて消えていたそれでも生きている誰かに気付いて欲しいのか? 足跡、印の類この想いの塊もそんなものだろう
2004.09.21
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紅い灯籠 川のほとり不気味に咲いた 美しい花誰の目にもそれは映るけれど捉え方は人それぞれ表現は無限かつ曖昧で人の心裏は知りえない強い旋律 ピアノの隣静寂を割いた 優しい音誰の耳にもそれは聴こえるけれど感じ方は人それぞれ感情は無限かつ繊細で本当の心は知りえない碧い蟷螂 紅のふもと歩くは現実か その後の道か誰の心にもそれは揺らめくけれど信じ方は人それぞれ人生は無限かつ困難で本当の正しさは知りえない曼珠沙華と似た秋の色 座る川べり与えられた無限に悩みながら
2004.09.20
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地面に転がった幾つものビー玉赤 青 黄色 虹色みんな一つずつ拾い持っていく出遅れた僕に残された色が入ってない透明なガラス玉色に沿った重たい使命になんて縛られたくないから僕が拾った物 自分の色に染めてみる僕らが手にしたひとつのガラス玉空 海 大地 宇宙誰もがそれで包まれている僕の手のひらで色づく取り囲む景色を映し出すガラス玉色がないから鮮明に映るなんて少し悲しいけど僕ら生きる世界 その景色を留めて見る割れない様に 大切に包むガラス玉自分の思い出で染めてみる
2004.09.19
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水平線に浮かぶ幾つかの太陽ダイアモンドダストが生み出す光の虚像は最果ての僕らに希望をくれた喜怒哀楽を見せる太陽僕には少し眩しすぎて総てが喜に見えるな白原に棲む僕らの仲間は喜を溢しながら 四つの顔を当て嵌めていくダイアモンドダストが創り出した光のキセキは最果ての僕らを明るく照らす表情変化を見せる太陽僕には少し大きすぎて測り知れないな白煙が立つ僕らの大地はうねりを上げながら氷上昇華で煌いている南中高度まで昇らないギリギリの太陽はまた違った顔を見せてくれた
2004.09.18
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僕という器の中Reason製の檻でグリードという名の魔物を飼っている手に入れたいと望む度にその隙間から手を伸ばしてくる宇宙の端があるのならその先の景色を見てみたい宇宙の端がないのならその広大な空を泳ぎたい知りたい事もやりたい事も沢山あってアイツが隙間から手を伸ばしてくる限りある時の中同じ時間を共に過ごすグリードという名の魔物がいる手に入れたいと望む僕を薄暗い檻から睨み付けている永遠を手にする術があるなら世界の総てを見てみたいやはりその術がないならこの有限を大切にしたい知りたい事もやりたい事も沢山あってアイツが隙間から手を伸ばしてくる無限に近い道の上僕という器で共に生きるグリードという名の友がいる
2004.09.17
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明日は巣立ちの日だねどうやら天気は良くないらしいそんな予想を変えて太陽を見せてやる強がった言葉を天に投げ掛けても雲は一向に退きやしない羽ばたきの練習を良く見ていたからきっと上手く行くだろう遠い国に行って土産話を聞かせてくれ予報の以上の大雨これは何を表しているの?悪いけど今日 雨で本当は良かった強がって笑って手を振った僕涙は雨が流してくれた力強く空に舞った姿を見たからきっともう大丈夫次の同じ季節またこの場所で会おう雨のカーテンの中 小さく霞む君の姿君に負けぬ様 僕も取って置きを用意して待つよ
2004.09.16
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その先から見た人が僕に言う無駄だ 無駄だって思っていた時間すらいつしか大切な時間になっている大切な物はいつも傍にあって少し離れてみないと見えない物ばかり総てを自分で把握出来たならもっと後悔が少なくなると思うのに大切な物って意外に見つけにくくて失って始めて気付く事もある嫌だ 嫌だって逃げ腰だった経験すらいつしか自分の一部になっている苦労や努力は汗臭くて僕にとって距離を置きたいものだった時間が経った世界に立った時のこの感情を知ってたなら仲良く慣れたのに目の前に広がる期待の分だけ努力しよう そしたら何か見えるはず無駄な事 嫌なモノ そう感じた時間すら宝物に変わっている時間が経った世界に立った人が僕に言う
2004.09.15
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君が過ごす時間の中で悲しい時間が嵩まないように雨降らすその素を全部取り去ってあげる戦も涙もため息もない笑顔で満たされた夢の中覚めない世界で永久に君を想い続けよう走り続けたコースの上先に待つ君にバトンを渡す様に僕が手にした総てのものを君にあげる色も姿も声もない思い出だけが君の中褪せない世界で永久に君と生き続けよう離れていたって僕らは沢山の糸で繋がっているよ同じ時を過ごした時の糸を手繰り寄せてもう一度あの頃の二人へ
2004.09.14
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昨日と同じ景色の中君の姿が見当たらない月も風も大空もいつもと変わらずそこにいて焦る僕を取り囲む邪魔だ そこを退いてくれ話したい事 伝えたい事が幾つも重なって溢れて景色が滲み出す昇華する氷河の中触れた瞬間にすり抜ける大気も雲も大海もいつもと変わらずそこにいて追う僕の足を引く誰かその手を摑まえてこれまでの時間 これからの季節が幾つも過ぎ去って目に映る同じ景色約束は果たされる事なく 君の世界は僕の中僕の宇宙で永久に生き続ける君の温もりは消える事無く闇に輝く太陽に
2004.09.13
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加速する時間 過ぎ行く雲は早すぎてこのまま僕の世界が終わってしまいそうで不安になる僕が今いる場所の100年後を想像してみる相変わらずの青い空で今と変わらず鳥は騒がしく鳴いている車は空を舞って 風は地を走る誰かが残した名言と 方程式はそこに在り続ける逃げる金魚 飛び交う流星は輝きすぎてこのまま夢を掴めず終わってしまいそうで不安になる自分が消えた後の世界を思い描いてみる相変わらずの人類で世界のどこかに僕がいる錯覚に襲われるリアルを彩ったCGが映る巨大なスクリーン誰かが奏でた名曲と 月天はそこに在り続ける時の河は逆らう事を許されず流されるだけだけれど 限りある時間で掴めるものはきっとある積み重ねた時間が組み立てた真理僕らが生きるイマと この世界いつまでも繋がっていく
2004.09.12
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深い悲しみの海で涙を流し砂浜に打ち上げられた ナイフを握り締める行き場のない怒り砂に突き立てても何の手応えもないいっそ世界を敵に回そうか?沈みゆく太陽で海が紅く染まるこんな世界は嫌だ 握り締めたナイフは力ない指から離れ砂に突き刺さる深い暗闇の浜で風に吹かれ砂浜で枯れ果てた 碧を拾い集める転がった貝殻水で潤しても生き返る筈もないいっそ燃やしてしまおうか?煮え滾るマグマが総てを灰に変えるこんな世界は嫌だ転がった貝殻は波に揉まれ静かに青の中に消える繰り返される悪夢 こんな世界は嫌だ暗闇に散らばった夢集めて一筋の光を創る明日はきっと覚めるだろう そんな願いをこめて
2004.09.11
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一度しかない世界の中だスマートに生きる必要も無いだろう踏み出した一歩 その下の雑草の様に潰れてもすぐに立ち直る太陽の日を浴びて 両手を広げて地球を感じようそうだ 今も世界は美しい溢れんばかりの青の中だ少しぐらい転んで汚れてもいいだろう右見て左見て他と違って雑想しても自分の道を行けばいい二車線の国道を走って 身体で風を感じようそうだ 今も世界は美しい一度しかない時間の中だ定められたシナリオなんてないだろう星が散らばる黒の中 流れ星に想いを願うそうだ 今日も世界は美しい僕は限りある時の中を雑走する
2004.09.10
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鮮やかに移り変わる季節与えられた凪 迎える森の木々「変わってなくて安心した」君がそんな事言うから 僕は涙を飲み込んだ「ただいま」って呟いて 二つの翼を折りたたむこの場所は何も変わってなくて何処か優しく感じるんだ単調に繰り返される時間降り照らす木漏れ日を余す所なく受け止める風が舞って声を掛ける 温かくて優しくて 僕は言葉を飲み込んだ「ありがとう」ってお辞儀して 思い出話の交換会この場所は居心地が良くてずっと留まって居たいって思うんだずっとずっと この時が続けばいい 誰に頼んでも「時は止められない」そんな答えしか返ってこないけれどそれじゃいけないからジブンに小さな魔法を掛ける後一歩踏み出せる力 その先まで羽ばたける力帰った時には包まれて 袋に詰まった思い出話の交換会「ありがとう」って手を振って 明日の空に羽ばたいた
2004.09.09
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優雅に泳ぐ甲羅を持つ者華麗に飛ぶ翼を持つ者世界に溢した幾つもの宝石総ての者がひとつひとつ違ったイシを持つ往き過ぎる時は風の様に透りぬけ流れ去る景色は水の様に姿を変える星の記憶はスフィアに残されその記憶も大いなる流れのひとつになる光を纏う紅い色を持つ星水を抱える青い色を持つ星暗闇に溢した幾つもの宝石総ての星がひとつひとつ違うイシを持つ生み出された希望は光となり闇を翔け抜け回り続ける星はゆりかごとなり命を育む宇宙の記憶はスフィアに残されその記憶も大いなる流れのひとつとなるこの世に溢した幾つもの宝石総ての者が瞬いてひとつひとつ違う光を放つ
2004.09.08
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羊に案内されて進むGATEどこまで進むの? もう見飽きた夢ばかり振りかざす剣は誰の為でもなく誰を救うわけでもない唯自分も人も巻き込んで総てを壊す為の物夜が明けても冷めない 目を開けても覚めない命を賭けてまで奪う事にどんな意味がある?夜空に浮かぶ一つの眼なにを映すの? もう同じ夢ばかり捧げる歌は誰にも響かず誰を救う事もない唯悲しみを歌って空を翔けて大地へ沁み込むだけの物時が経っても云えない後に立っても癒えない声が嗄れるまで歌う人の想いを知っている?羊に連れられて歩くGATEどこまで進むの? もう見飽きた夢ばかり鳴り続く槌音は重く圧し掛かり大地にそれを刻み込む
2004.09.07
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蟷螂が蝶を狙って振り上げる揺らいだ灯火が風に吹かれ消えかかる「今日をギリギリで乗り越えても明日はどうする?」って誰かの声今日を乗り越えなかったら明日は来ないトンネルの中じゃその先の景色なんて分からない幾つのも路が拡がっているかも知れない諦めや断念の類 物陰からそっと僕を見るけど負けはしない まだ見ぬ世界があるから猫が鳥を狙って振り上げる瞬いた星が雲で覆われ隠される「今日をギリギリで乗り越えても明日はどうする?」って誰かの声今日を乗り越えなかったら明日は来ない星もない夜空じゃ一歩先の路さえ分からないダイヤが転がっているかも知れない希望や夢の類 遠くから僕に手を差し伸べるけど掴めはしない まだ通るべき路があるから負けない様 枯れない様 取り敢えず今を生きてみてその先はきっと拓けている
2004.09.06
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誰を信じて 誰が信じられないのか僕は影と共存していて 誰にも知られたくない部分をそいつに預かってもらっているんだ影の両手が持ち切れなくなって 預けていたはずの想いがオーバーフローするそんな時 太陽の紅が空を飛んで椛を染める僕は泣いた顔で笑う溢れた感情は空に浮かび運ぶ赤とんぼ僕は闇穴を持っていて 誰にも知られたくない記憶をそこに投げ捨てているんだ忘れたいと願う思い出はより鮮明に浮かび上がって消えて行かないそんな時 太陽の紅が空を飛んで雲を染める僕は泣いた顔で笑う残った記憶は紅で塗られて新しい絵黒の空の下で両手を広げて見て 太陽の紅をもらう泣いた空も笑った
2004.09.05
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想い伝えて 振られて泣くのも走り出して 夢叶って喜ぶのもいつだってそう始まりは いつもここから空カラフル 雨や流れ星いつだって 同じ顔なんてしていない怒ったり 泣いたり 色を変えていく動かないままで居たら 何も手に入らないすり抜けて行く想いと 霞んでしまったその向こう目の前を確かめろ その手にある力と胸にある想い何もせずに消えて行くなら いっそ伝えてしまった方が気が楽だ思い握って 歩んで迷うのもライト片手に 探って進むのもいつだってそう始まりは いつもここから願うキセキ 過去や未来図いつだって 真っ直ぐな路なんてない登ったり 降ったり 形を変えていく踏み出さないままで居たら 何も掴めない刻まれた傷痕と 先に浮かんでいる太陽目の前を確かめろ その手にある力と胸にある想い何もせずに消えて行くなら いっそ伝えてしまった方が気が楽だ選ぶのは自分いつだってそう始まりは いつもここから誰にだってある勇気は いつも己(こ)のなか
2004.09.04
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僕が描いた取り止めもない絵何の想い入れもない絵もし描かなければこの世界に存在しなかったんだな 色も影も何も付けずほったらかしで唯無に還される運命花が咲いて そして散る事や僕らが生きている事総てに意味があるというならこの絵はどんな意味を持つのだろう?もし感情があったなら死への恐怖しか僕は与えていない色も影も何も付けずほったらかしで唯無に還される生命雨が降って 太陽が昇る事や暗い宇宙で生きる事総てに意味があるというならこの絵はどんな意味を持つのだろう?生み出してしまった僕への戒めか?「ごめんなさい」それしか言えない もし君に感情があるなら... 感情が無くてもそれは罪になり得るだろう
2004.09.03
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泡から生まれて 沫に還る波があって 崖にぶつかり それすらも越えて波乱の世界を生きていく思い出す風景 古過ぎる過去は霞掛かって幻にすら思えるあの頃の時間は眠いから止まったままで永久の眠りを強いられる夢を生成する僕らは 進む権利を手に入れて眠れる記憶を創り続ける笑い合って 涙で別れて それをも越えて混流の河で生きていく流れに逆らう 流されるのは個々の権利であって指示されるものでないあの頃の記憶は眠いから石になって永久の時を与えられる夢を生成する僕らは 自分の意思を手に入れて眠れるイシを残し続ける思い描く未来に 僕を焦りが襲う時もある心音は少しずつ高鳴って また少しずつ静まった流される事無く 逆らい続ける事も無い自然体で行けばいい 波で煌くその意志で
2004.09.02
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加速する世界 熱を帯びる未来時の流れが早すぎて 置き去りにされる過去の実情行き先が分からなくて道を探す迷子 否応無く照らす太陽逢いたいのに逢えず 伝えたいのに消える明るく彩られた景色 路地裏で鳴いている仔猫 横断歩道を渡れずにうろたえる迷子往還し阻む車選んだ道を阻まれ 進むべき道は消える遠くで照らす道標 付いて来る小さな孤影加速する世界 熱を帯びる未来時の流れが速すぎて 置き去りにされる過去の実情加熱する地球 融け始める傷跡時が治療し続けて 隠してきた歴史 世界の現状迷路のような世界で歩みを止めた迷子回り続ける灯台融け出した傷跡を拾い 示し出す光進むべき未来 反れた平行世界
2004.09.01
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