誰か一人を 大切に想えたなら僕らが誰かを少しでも想えたなら
空を濁らす憎しみも
君を曇らす悲しみも
この世界にはなかっただろう
しとしと 降り続ける雨は
僕の瞳を滲ませて
醜く染まっていく世界を隠そうとする
目を凝らして 睨んだ先
荒んだ未来に 広がる全てが真実だから目を逸らしちゃいけない
まして閉じるなんて...
しとしと 降り続ける雨汚れた昨日を 洗い流して新しい未来を
誰か一人が 大切に感じたなら僕らが不意に触れた手を繋ぎ合えたなら
煙が埋める空にも
明日が見えない今日も
満天の星空が見えただろう
もくもく 埋め尽くす雲は
僕の瞳を遮って
酷く淀んだ世界を隠そうとする
目を凝らして 睨んだ先
荒んだ未来に 広がる全てが真実だから目を逸らしちゃいけない
まして遠ざけるなんて...
もくもく 埋め尽くす雲漂う濁りを 吸い込んで新しい未来を
誰かを少しでも大切に想えたら 愛しく想えたらこの世界はまた違う色をしていただろう
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