*民間病院へ・・・・



てらてら坊主




~民間病院へ~

心の葛藤からは、解放されないままに
相変わらず、それでも「どっち?」に、こだわり続けてしまう日々。

息子は、行動面でも落ち着きが出てきたし、
2語文も出てきました。
執拗なこだわりも、(エアコンのリモコンを何回も押すなど。)
私が「それは、お母さんされたら嫌」
と、私を主語に伝えることで
自制できるようになっていました。

飛躍的??な成長を感じていた私は・・・・
児童相談所の診断が待てずに、民間の小児神経を受診しました。

2歳7ヶ月のことです。
受診前には、発達テストだけでは、伝わりきらないかも・・・と、
息子の経過や日頃の様子を、あらかじめ書いて、渡しておきました。
(これで、どうだ!!)ってくらいに。

テストは、よく出来ていました。
(親ばかながら、完璧なくらい・・・)

先生は、小児発達のベテランの心理の先生です。
なんといっても、プロです。
先生の出版されている本も、全て読破しました。
・・・だから、全面的に信頼をおいて臨みました。
私は全てを教えてほしかったのです。
どっちなのかが・・・・。

そして、否定してほしかった。完全に!!

その時、先生は優しく私にいいました。
「発達の、アンバランスは気にならない。・・・
ただ、やはり言語面での、理解・不完全さ。が、気になるかな。
(テストの際には・・・カードを1枚づつ、お母さんと先生に渡して。
と指示されて2枚とも、私に渡したりしました。)

・・・お母さん。ごめんね。
ごくごく軽い障害があることは、確か。
きっと、児童相談所でも療育(特別な通園など)は
受けなくてもいい。っていわれる可能性は高いですね。
・・・でも、このまま・・・ほおって置いてはいけないです。
5歳くらいで、差がついてしまうんです。

普通クラスに1人は、いるタイプ。
こういう子は・・・小学校に入れば、勉強にハマります。」

そういった内容でした。

私は、初めて人前で、泣きました。
ショックというのもあったけれど、
(やっぱり・・という気持ちもあったし。)

それと同時に、この子の力を信じていくんだ!って
初めて『決心できた瞬間』だったからかもしれない。

不安定な、現実から解放され
現実と、ホントの意味で向き合え・・・

心は、不思議と楽になったのです。
そのときは・・・(笑)



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