鉄っちゃんV2の部屋

鉄っちゃんV2の部屋

2400系



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「新塗装外観」

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「内装」

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内装は2200系と同じなので、2200系の写真を使用しております。これは2600系も同じですのでご注意を。




「データ」



昭和43年に京王帝都電鉄が5000系に冷房を取り付け、ロングシートの通勤車も冷房車の時代に入った。

2400系はこうした流れを受けて、昭和44年に関西地区初の通勤冷房車として登場し、

翌年5月から冷房サービスを実施した。

モノコックボディ、130KW×4の主電動機、HSC-D形ブレーキなど、

2200系に準じた仕様で、

制御装置も2200系のものを無接点化した改良型が使われている。

台車はM車がエコノミカルのKS-76A、T車が緩衝ゴムのFS-337Eで、

これも2200系の流れをくんでいる。

ただし、当初から7両固定編成で、

編成毎に車番の下1桁を統一する方法が京阪電車で始めてとられた。

前照灯はシールドビームで小型化され、

顔つきが異なっている。

注目の冷房装置は分散式で、4500kcal/hのRPU-1509形を各車8台搭載している。

送風器はラインデリアで、広告吊り下げのためこの分だけ高い位置で、

いきおいクーラー位置も高くなり、

独特のスタイルである。

屋上には換気扇もあって、一層賑やかである。

昭和44年に1次車として3編成21両、

翌年に2次車が3編成21両製造され、

5000系にバトンタッチした。

2次車からは、パンタグラフが下枠交差形となり、

側面には行先表示装置の取り付け穴が設けられた。

実際の使用開始は5000系の方が早かったが、

現在は改造も含めて、京阪電車の旅客車にはすべて装備されている。

昭和52年から親子方式で昇圧対策工事が行われた。

主電動機は絶縁更新を施したが、

その他の機器は当初からある程度の対策が施されており、

編成は変わらず、2200系に比べると、変化の少ない姿を保っている。



「私鉄の車両15 京阪電気鉄道(保育社)」を引用。


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