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「 ローストチキンのスパゲッティを食べたい 」
時々、トルファンが言う。
「ラ・ボエム」
プッチーニのイタリア・オペラの話じゃなくて、
長谷川耕造氏が、経営するレストラングループの話。
「ラ・ボエム」、「ゼスト」、「モンスーン・カフェ」・・・。
長谷川氏は、
日本人が好きなの洋食ビッグ・スリーは、
スパゲッティ・・・・・・・「ラ・ボエム」
ハンバーグ・・・・・・・「ゼスト」
カレー・・・・・・・「サン・スーシ」
そう考えて出店していったらしいが・・・。
カレーの「サン・スーシ」は成功したとは言えないみたい。
しかし、それ以外の各店舗は、見事に繁盛している。
長谷川氏は、立派な経営者だ。
トルファンは、「ラ・ボエム 代官山店」の
オープニングのメンバーの1人らしい。
と言っても、社員じゃなくて、バイト。
夜8時から翌朝5時半まで、遅番だったそうだ。
私とトルファンが出会う前の話・・・、古くてゴメンなさい。
1人暮らしのトルファンにとって、「ラ・ボエム」での
まかないは、とっても大切なものだったらしい。(笑)
その中で、今でも強烈な思い出なのが、
「 ローストチキンのスパゲッティ 」
トルファンは、もう一度食べたくなったらしい。
美味しい物を妻に作って貰いたいなら、
妻に美味しい物を食べさせなければならない。
だから、トルファンは私を「ラ・ボエム」に連れて行った。
でも、
「ローストチキンのスパゲッティ」はメニューに無かった !!
お店のスタッフは当時と入れ替わっている。
トルファンは、昔の仲間の名前を出して、
今も系列店にいるか、スタッフに聴いた。
たった1人、K氏が残っていた。彼は役員になっていた。
後で連絡して、もし昔のレシピを覚えていたら、
教えてもらおう・・・。
その日、お目当ての料理を注文できず、別の料理を食べながら、
トルファンはK氏の思い出話を聞かせてくれた。
K氏は、南九州の田舎で育った男性らしい。
子供の時、遊んでいて、チョコボールが落ちているのを見つけ、
拾い集めて家に持ち帰り、お母さんに
「 かぁちゃん、チョコボール、いっぱい拾ってきた ! 」 と言ったら、
思いっきり、ひっぱたかれて、
「 バカァ !! それは、ヤギのフンだよ !! 」と・・・。
( 本当らしい )
自然に囲まれた素敵な環境で育った人らしい。
K氏は、当時のレシピは覚えていなかった。
仕方無く、トルファンが暗中模索しているけど・・・、
トルファンは料理の才能がない。
食材が無駄になるばかり・・・。
自分で作って、同じ台詞を繰り返す。
「・・・、違う。どこか違う・・・」
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