夢なき者に成功なし ~三十路の独学奮闘記~

夢なき者に成功なし ~三十路の独学奮闘記~

香創星


 ・伝統や古典を重んじる

 ・学ぶことが好きで吸収力も強い

 ・深い愛情を周囲の人に注ぐ

 ・人間関係のコントロールが抜群







 「知性」「伝統」「古典」「慈愛」を意味する星で、理屈屋といったイメージです。



 「火竹星」と同じく「知恵」という本質を持っていますが、その内容はまったく正反対といっていいでしょう。「火竹星」は未知の世界にみずから飛び込んで新しい知識を吸収しようという体験的な知恵であるのに対して、「香創星」は脈々と伝えられてきた先人たちの知恵を受け継ぎ、それを正確に子孫に残していこうとするものです。



 そのため、内容よりも形式にとらわれる傾向が強く、さらに、その内容を身をもって体験するというより、頭の中だけで理解しようとしますから、理屈のための理屈になりがちで、単なる理屈王で終わる恐れもあります。



 思春期から結婚適齢期にかけての時期に「香創星」に支配されると、男性なら年上の女性と、女性なら年下の男性との縁が強くなります。



 この点は「火竹星」と同じですが、とくに、女性は母性本能がより強く出るときだけに、年下の男性と一緒になりたいという気持ちが高まり、実際そうしたほうが無難です。



 三十代から四十代にかけて、この星に支配されると、身内の問題に深く入り込みすぎ、自分のことより親戚などの面倒を見ることに懸命になることもあります。しかし、それが、いいほうにばかり出るとは限りません。簡単に保証人を引き受けたばかりに、思ってもみなかった借金の肩代わりをするハメにおちいったり、また、親戚や兄弟同士の骨肉の争いに巻き込まれたりして、自分自身の人生がメチャクチャになることもあるのです。



 いずれにしても、この「香創星」に支配される十年間は、前だけを見るのではなく、常に過去を反省しながら、二歩進んで一歩下がるといった生活態度を心がけるようにしたいものです。そうすれば、波風の少ない平穏な生活を送ることができることでしょう。





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